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行政

農業女子プロジェクト推進会議開催 第13期方針を検討

2025/11/25

農業女子プロジェクト(事務局:農林水産省)は11月14日、第14回推進会議を開催し、第12期の活動を振り返るとともに、第13期に向けた取組方針を検討した。会場には14人の農業女子(プレメンバー含む)をはじめ、パートナー企業、はぐくみ隊、サポーターズなど多数が参加し、オンラインを含め200人超が出席した。 会議冒頭、根本幸典農林水産副大臣が挨拶。「持続可能な農業の実現には、女性を含め誰もが尊重され、...

農業女子プロジェクト推進会議開催 第13期方針を検討

鈴木憲和氏が農林水産大臣に就任|米政策・スマート農業・中山間地支援に注力

2025/10/28

2025年10月21日、高市内閣が発足し、同日付で閣僚人事が実施された。新たな農林水産大臣には、元農水官僚で自民党衆議院議員の鈴木憲和氏が選出された.鈴木氏は東京大学法学部卒業後、農林水産省に入省。消費・安全局などを経て政界入りし、以降4期連続で当選。農林水産副大臣や党内の農政関連ポストを歴任してきた。 【就任会見の要点】 食料安全保障の確立と安定供給を農水省の使命と位置づけ、「農は国の基なり」を...

鈴木憲和氏が農林水産大臣に就任|米政策・スマート農業・中山間地支援に注力

農水省、農業支援サービスを強化|令和8年度予算で9億8000万円を計上

2025/10/07

農林水産省は、農作業の受託、農業機械のレンタル・シェアリング、人材派遣、データ分析などを行う「農業支援サービス」を、持続可能な農業の実現に向けた重要な基盤と位置づけている。これらのサービスは、農業の省力化・効率化を推進するうえで不可欠な存在であり、同省はその支援体制を強化している。 令和8年度の予算概算要求では、「スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート事業」として、前年度当初予算を大き...

農水省、「作況指数」を廃止へ―新指標「作況単収指数」を導入予定

2025/10/07

農水省、「作況指数」を廃止へ―新指標「作況単収指数」を導入予定 2025年7月、農林水産省(農水省)が総務省に申請した「作況指数の廃止」について、総務省統計委員会で正式に議論が行われた。 委員会では廃止を「妥当」と判断し、代替指標として新たに「作況単収指数」を公表する案についても検討のうえ了承する旨を答申。今後、総務省内での正式な決定手続きが進められる見通しだ。 「作況指数」廃止の理由 農水省によ...

水稲の高温耐性品種、作付面積が10年で2.5倍に拡大―農水省「令和6年地球温暖化影響調査レポート」より

2025/10/07

農林水産省が公表した「令和6年地球温暖化影響調査レポート」によると、水稲の高温耐性品種の作付面積がこの10年間で約2.5倍に増加したことが明らかになった。 令和6年産では、高温耐性品種の作付面積が20万6,000ヘクタールに達し、主食用米全体の16.4%を占めるまでに拡大している。 こうした背景には、地球温暖化の進行による気温上昇と、それに伴う水稲の高温障害リスクの増大がある。高温耐性品種の普及は...

新土地改良長期計画 大区画圃場6万ha スマ農に適した基盤整備

2025/09/23

政府は9月12日、令和7年度から11年度までの5カ年の「土地改良長期計画」を閣議決定した。 新たな計画では、4つの政策課題を設定、それぞれに政策目標を設定した。具体的には次の通り。政策課題、政策目標の順。 ①生産性向上等に向けた生産基盤の強化=「農地の集積・集約化及びスマート農業の推進に向けた基盤整備による生産コストの低減」「国内の需要等を踏まえた生産の拡大」②農業用水の安定供給及び良好な排水条件...

農水省8年度概算 直播普及へ3億円 節水型乾直等技術開発も

2025/09/16

農水省は先ごろ明らかになった令和8年度予算で乾田直播など米の生産コスト低減による生産性の向上の支援強化を決めた。今回新たに計上した「米穀等安定生産・需要開拓総合対策事業」39億5700万円のうち、米穀等生産力強化促進事業19億3500万円のなかで水稲直播栽培導入促進事業を設定。3億円を計上している。事業では播種機や鎮圧機等の専用機器の導入に必要な経費を支援するほか、試験的に播種作業を外部委託等する...

農水省、政府備蓄米の販売期限を延長|随意契約米の引渡し後1カ月に変更

2025/08/26

農水省は8月20日、随意契約で売り渡された政府備蓄米について、販売期限を「引渡し後1カ月」へと延長することを決めた。売渡当初は、新米の出回りを考慮し、8月31日までの販売を求めていたが、引き渡し期限の8月20日付でも10万tが引き渡されていないことから今回の延長を決めたもの。引渡し後1カ月となってはいるが、今後新米流通も始まり、引き渡しの完了は見通せない状況にあることから、備蓄米販売が長期にわたる...

業界動向

新春特別インタビュー 渡邊毅事務次官に聞く

2026/01/06

農業を“儲かる産業”に サービス事業体の存在が重要 昨年4月に食料・農業・農村基本計画が閣議決定され、基本法の理念の実現に向けて、新たな農政が動き出した。一方、一昨年から続く米を巡る混乱、否応なく進む担い手の減少・高齢化、高止まりを続ける生産資材等の価格とそれを十分に反映しきれていない農産物価格など対応すべき課題は山積している。今回、新春特別インタビューとして、農林水産省の渡邊毅事務次官に山積する...

新春特別インタビュー 渡邊毅事務次官に聞く

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 三菱マヒンドラ農機CEO取締役社長 齋藤徹氏に聞く

2026/01/06

農家目線の機械提供 本業守りながら多角化を ――2025年の概況。「国内は、主食用米の高値が農機業界を元気にしている。2024年の秋頃から需要が戻ってきた。それまで、農家は低米価のため、効率を上げられる機械が欲しいと思っても我慢、更新が必要になっていても我慢、というようにしてきたのだろうが、いまはその反動とも言っていいほどの購買意欲の力強さを感じている。特に年末までは旺盛な注文が続くのではないかと...

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 三菱マヒンドラ農機CEO取締役社長 齋藤徹氏に聞く

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 井関農機 代表取締役社長 冨安司郎氏に聞く

2026/01/06

ZEROから見直す 創業的変革をリードする ――創立101年、新たなステージに新年の抱負を。「お客さまをはじめ、全てのステークホルダーの皆さまのご愛顧とご支援に改めて心より御礼申し上げます。当社は、創業者・井関邦三郎の『農家を過酷な労働から解放したい』という熱い想いから始まり、その想いを連綿と受け継ぎ、農業の生産性向上や住みよい村や街の実現への一翼を担ってきた。いま、農業や景観整備事業は、食や人々...

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 井関農機 代表取締役社長 冨安司郎氏に聞く

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 ヤンマーアグリ代表取締役社長 所司ケマル氏に聞く

2026/01/06

海外売上30年に2倍 国内はスマート・大型化 ――2025年の概況。まず、国内について。「国内は、米価高騰によって機械投資意欲が高まり、商品の購買だけでなく整備売上も増加した。一方で、加速度的に進む農業従事者減少への対応は急務で、スマート農業がキーとなっている。ヤンマーでは直進アシスト機能をトラクターでは全YTシリーズに装備、コンバイン、田植機、乗用移植機にも仕様設定しており、オート機能(ロボット...

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」 ヤンマーアグリ代表取締役社長 所司ケマル氏に聞く

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」  クボタ常務執行役員農業機械事業部長 鈴木聡司氏にきく

2026/01/06

グローバルで伸ばす 農業機械事業部スタート ――2025年の概況。「グローバルに見れば、政治・経済の不透明感が続く中での事業運営となった。北米市場は関税の影響や市場変動による減販があったが、関税交渉結果を踏まえた駆け込み需要を獲得したほか、畜産業の好調を背景に70〜160馬力帯トラクタの販売が伸長し、シェア拡大した。また、小売金融プログラムの見直しや運転資金管理の強化により収益性が改善した。欧州は...

2026新春インタビュー「激動の時代の舵をどう取るか」    クボタ常務執行役員農業機械事業部長 鈴木聡司氏にきく

低馬力トラで使用可  直播専用機DSRシリーズ アイデーイーシー

2025/12/16

アイデーイーシー=照井幸広社長、北海道勇払郡安平町早来北町64―10=がコメの直播専用機DSRシリーズを2026年1月より本格発売する。乾田直播仕様のRSD052M1Dと湛水直播仕様のRSD052M1Wをラインアップ。2024年より湛水直播仕様でテストを行い好結果。同社動画サイトでも紹介(QRコード参照)して、既に各地から問い合わせが入っている。 特長は実績ある精度の高いAPVのエアー式播種機を装...

低馬力トラで使用可  直播専用機DSRシリーズ アイデーイーシー

国際農機 樹木の高さに均一散布 牽引型果樹園スプレイヤー

2025/12/16

国際農機=小池利幸社長、北海道札幌市手稲区曙2条4―4―15=が、ポーランドの老舗スプレーヤメーカー・クルコヤック社製のトラクタ牽引型高密植栽培向け果樹園スプレイヤー「レインボウ(RAINBOW)」の発売に向けて準備を進めている。これまで日本国内では導入例のない製品で、特にリンゴやブドウなどの高密度栽培を行う果樹園において、効率的な防除を実現すると大きな期待が寄せられている。 レインボウの最大の特...

国際農機 樹木の高さに均一散布 牽引型果樹園スプレイヤー

農業普及活動高度化大会で優良8事例を表彰

2025/12/16

全国農業改良普及職員協議会と全国農業改良普及支援協会は11月20日、東京都中央区のAP日本橋で、「第13回農業普及活動高度化全国研究大会」を開催した(本紙既報)。 同大会では、今日的な農政課題の推進において、顕著な成果を上げた事例発表を審査し、農林水産大臣賞等の表彰を行っている。受賞機関は次の通り。賞、受賞機関名、発表課題名の順。 ▽農林水産大臣賞=兵庫県豊岡農業改良普及センター「有機ニンジンを核...

農業普及活動高度化大会で優良8事例を表彰

特集

電動農機で脱炭素へ|環境省補助金で購入費の3分の2を支援、申込は12月19日まで」

2025/11/18

温室効果ガス削減は農業分野でも急務である。環境省は「運輸部門の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業」を令和6年度から開始し、今年度から新たに「農業機械の電動化促進事業」を追加した。認定機種の購入費用の3分の2を補助する制度で、申込期限は令和7年度12月19日までだ。目次 対象24機種追加され34機種 井関農機アイガモロボIGAM2 ⅠSEKIアグリ乗用芝刈機ZT4200E―S オギハラ ...

電動農機で脱炭素へ|環境省補助金で購入費の3分の2を支援、申込は12月19日まで」

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

2025/08/19

岩手県全国農業機械実演展示会の時期がやってきた。今年で78回目となる。例年通り滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月21日㈭~23日㈯の3日間にわたり開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。農業を巡る情勢はますます厳しさを増している。チャレンジ農業で新時代を拓くための「ヒント」を本展示会で探したい。 米価上昇でわが国農業はようやく一息つけた感はある。しかし、依然として担い手不...

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

高温障害対策の最新トレンド!省力化&持続可能な農業資材を徹底解説

2025/03/17

気候変動が進む中、作物の高温障害対策はますます重要性を増している。資材メーカーも、高温障害の軽減に役立つ製品を開発し、各種展示会などで積極的にPRしている。一方で、農業現場では人手不足が深刻化しており、特に夏場の繁忙期には高温対策に多くの時間や労力を割くことが難しいという声も聞かれる。そこで、本特集では「高温障害対策に役立つ注目製品」をテーマに、できるだけ省力的に作物の高温環境に対応できる資材や、...

農薬・肥料

日産化学、INNOVAへ出資 バイオロジカル事業を加速

2025/12/09

日産化学=八木晋介社長、本社:東京都中央区=は、バイオロジカル事業の早期拡大を目的として、ブラジルのIHARABRAS社(本社:サンパウロ州ソロカバ市、以下、IHARA)が筆頭株主であるInnova Agrotecnologia社(本社:ブラジルパラナ州フォスドイグアス市、以下INNOVA)へ12月1日(ブラジル現地時間)付で出資した。 INNOVAは、ブラジル国内でバイオ農薬およびバイオ資材の製...

農業ドローン防除の最新動向と展望 スカイコンシェルジュ片岡氏が講演

2025/11/04

10月20日に開催された(一社)農林水産航空・農業支援サービス協会設立式典で、スカイコンシェルジュ㈱の片岡諒弥氏が無人航空機(ドローン・無人ヘリ)を活用した請負防除の現状と今後の展望について講演した。農業現場の効率化と安全性向上を目指し、同社が取り組む最新事例や今後の課題について述べた。【3社連携で設立、全国規模の事業展開】スカイコンシェルジュは、栃木スカイテック、東海スカイテック(親会社:東海物...

日産化学とBASF、日本の水稲向けに「プレシオアクティブ」含む新殺虫剤の戦略的提携を発表

2025/10/21

日産化学(八木晋介社長、本社:東京都中央区)とBASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、BASFの革新的な有効成分「Prexio(プレシオ)Active」を含む殺虫剤を日本の水稲生産者向けに開発・販売するため、戦略的提携を発表した。 PrexioActiveは、ウンカ類やツマグロヨコバイなどの吸汁性害虫、イネミズゾウムシやイネドロオイムシ、ニカメイガ、イネツトムシなどの咀嚼性害虫を含...

林業

林野庁が森林・林業基本計画の変更に向け議論― 再造林推進・集積・多様な森林づくりなど5つの重点課題を審議 ―

2025/12/16

林野庁は12月10日、省内の会議室で林政審議会を開催し、森林・林業基本計画の変更に向けた議論を行った。基本計画に関する審議会は川下、川中をテーマにしたものに次ぐ3回目となり、個別の議論は今回で最後。 当日は、はじめに小坂善太郎・林野庁長官が挨拶。「伐って、使って、植えて、育てるためにはきちんと再造林しなければならない。再造林とは再投資であり、林業全体がきちんと儲からなければならないということ。そう...

東急建設が「シン・ラプトルⅡ」導入 急傾斜地を遠隔伐倒 安全な施業実現決め手に

2025/12/09

松本システムエンジニアリング=松本良三社長、福岡県糟屋郡篠栗町和田5―2―25=のラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトルⅡ」が、東急建設(東京都渋谷区)がスマート林業の実証を開始した東京都あきる野市の現場に導入された。伐倒作業における労災リスクの根絶と急峻な斜面での少人数・高効率施業実現が決め手となり12月3日に納入。本格的に稼働する。

東急建設が「シン・ラプトルⅡ」導入 急傾斜地を遠隔伐倒 安全な施業実現決め手に

第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取開催 チェンソー技術日本一を決める大会

2025/11/04

チェンソー技術の日本一を競う「第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」が10月18日・19日、鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場で開催された。林業アスリートたちは、日本一の称号と来年スロベニアで開催される世界大会への切符を目指し、精緻で力強い技術を披露。その中で、JLCチーム・ハスクバーナの選手たちが躍動、見事4名のメダリストが誕生した。 スロベニアで開催される世界伐木チャンピオンシップ(WLC)に出...

第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取開催 チェンソー技術日本一を決める大会

統計

水稲の高温耐性品種、作付面積が10年で2.5倍に拡大―農水省「令和6年地球温暖化影響調査レポート」より

2025/10/07

農林水産省が公表した「令和6年地球温暖化影響調査レポート」によると、水稲の高温耐性品種の作付面積がこの10年間で約2.5倍に増加したことが明らかになった。 令和6年産では、高温耐性品種の作付面積が20万6,000ヘクタールに達し、主食用米全体の16.4%を占めるまでに拡大している。 こうした背景には、地球温暖化の進行による気温上昇と、それに伴う水稲の高温障害リスクの増大がある。高温耐性品種の普及は...

5県で100%越える 令和6年 耕地利用率全国の田畑計では90%

2025/09/16

農水省は9月9日、令和6年農作物作付(栽培)延べ面積及び耕地利用率を公表した。 田畑計の作付(栽培)延べ面積は、対前年比5万1000ha(1%)減の386万1000haとなった。この結果、田畑計の耕地利用率は90・4%で同0・6ポイントの低下となった。

R5花木等 芝は前年並み4518‌ha 出荷額は65億9600万円に

2025/08/26

農水省はこのほど令和5年産花木等生産状況調査結果(主産県)をまとめた。 花木類は作付面積が2180ha、出荷量は2780万本、出荷額は137億1600万円となった。 品目別でみると、作付面積最大はツツジで150ha。出荷量は354万本、出荷額は10億1000万円だった。次いで面積が広かったのはヒバ類(アスナロ、シノブヒバ等)で145ha。出荷量は298万本、出荷額は14億4100万円で出荷額はヒバ...

一番茶荒茶生産量2万t 令和 7年産鹿児島が初のトップ

2025/08/26

農水省は8月19日、令和7年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)を公表した。 主産県の摘採面積は前年比1200ha(5%)減の2万2300haとなった。また、10aあたり生葉収量は同32㎏(6%)下回る461㎏だった。これは主に静岡において、4月上旬から5月上旬にかけ、最低気温が低い日があり、芽の伸長が抑制されたため。 この結果、主産県の生葉収穫量は同1万3100t(11%)減の...

トピックス

令和の米騒動 需要の増加が要因 インバウンド需要などで

2026/01/06

令和6年8月以降続く、価格の上昇を中心とした米を巡る混乱。「令和の米騒動」とも呼ばれているこの混乱がなぜ起きたのか。食料安全保障の強化を進めるうえでは、その要因を分析、対策をたてることが必要だ。政府が設置した「米の安定供給等実現関係閣僚会議」で示された資料等からみてみたい。 今回、価格が上昇した大きな要因は農水省の需給の見誤りによるところが大きい。 農水省はこれまで、翌年産の需要見通しと、生産量の...

令和の米騒動 需要の増加が要因 インバウンド需要などで

再生二期作に一工夫 オルガミンで草丈不足解消

2025/12/16

高水準で米価が推移する今だからこそ、将来の価格変動や経営リスクを視野に入れ、高品質化や収量最大化に挑む農家が増えている。愛知県西尾市で水田40‌haを経営する羽佐田トラクターの羽佐田辰也氏は、1作目の収穫後に株を再生させる「再生二期作」に挑戦。最大の難関である〝草丈不足〟の克服に天然アミノ酸葉面散布肥料『オルガミン』を活用。化成肥料を使わないほ場より草丈の成長を促し、所有する自脱型コンバインで収穫...

再生二期作に一工夫 オルガミンで草丈不足解消

水稲の収量安定と品質向上に貢献するバイオスティミュラント資材「エヌキャッチ」と「ヒートインパクト」 

2025/12/02

水稲生産において、収量の安定化と品質向上は重要な課題である。近年は化学肥料の価格高騰や環境負荷低減の要請に加え、気候変動による高温障害や干ばつなど、栽培環境はますます厳しくなっている。こうした状況で注目されているのが、作物の潜在能力を引き出すバイオスティミュラント資材である。本稿では、ファイトクロームが運営する「環境ストレス研究会」の実証で明らかになった「エヌキャッチ」と「ヒートインパクト」の効果...

水稲の収量安定と品質向上に貢献するバイオスティミュラント資材「エヌキャッチ」と「ヒートインパクト」 

奈良初のワイナリー「木谷ワイン」──自然栽培とキャニコム『フルーティまさお』が支えるナチュラルワイン造り

2025/10/28

醸造所がなかった奈良県に初めてワイナリーを設立したのが『木谷ワイン』。代表の木谷一登(きたにかずと)さんは「生まれ育った奈良の風土をワインという形に表現したい」という夢に挑み、ブドウ栽培から醸造まで手がけ、量より質を追求。園地で草生栽培を実践し、キャニコムの『フルーティまさお』が力になっていた。ワインづくりや園地管理について聞いた。 「楽しくないこと」は極力やらないようにする。お話を聞く中で窺えた...

奈良初のワイナリー「木谷ワイン」──自然栽培とキャニコム『フルーティまさお』が支えるナチュラルワイン造り