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ヤンマーアグリ、海外販売ネットワーク強化へ|グローバルパートナーズミーティング開催

ヤンマーアグリ、海外販売ネットワーク強化へ|グローバルパートナーズミーティング開催

 ヤンマーアグリは14日、ヤンマー東京ビルで海外の代理店や販売店などが一堂に会する「ヤンマーアグリグローバル重要パートナーズミーティング」を開催。17カ国から120名が参加し、営業統括方針、商品企画部方針、CS統括部方針についてそれぞれ説明が行われた。
 オープニング映像では、ヤンマーグループのビジネスや価値観「HANASAKA」を紹介。
 開会のあいさつで、ヤンマーHDの山本多絵子取締役(CMO)・マーケティング部長は、日ごろの活動に感謝を示したうえで次のように述べた。
 「マーケティングは製品中心から顧客中心へ転換し、農家の声を重視しています。地域間でデータや成功事例を共有するグローバルネットワークを構築し、ヤンマーの目的である『持続可能な未来』を世界に発信します。デジタル施策とブランド活動を強化し、顧客との繋がりを深めると共に、皆様と協力し各市場でヤンマーブランドを具現化します。新技術やアイデアを融合し、ワクワクするソリューションを共に創出していきましょう」。続いて、ヤンマーアグリの所司社長がアグリ事業方針を説明した。「ヤンマーグループのネットワークは全世界でグローバルにビジネスを展開している。ヤンマーは海外拠点に現地法人と、パートナーディーラー、ディストリビューターの皆様をあわせたネットワークで世界各地でアグリビジネスを展開させて頂いている。パートナーの皆様との協力関係のもと、ヤンマーアグリは売上を順調に伸ばしています。目標は2030年までに海外売上を現在の2倍にすることです。グローバルの需要状況を見ると、日本、中国、インド、ブラジルは好調ですが、穀物価格や追加関税の影響で米国、トルコ、欧州は厳しいです。さらなるパートナーシップが不可欠だと理解しています。ヤンマーとともに目指すべき指針に沿って、ゴールに向かって推進できればと思いますので、引き続き協業をよろしくお願い致します」。
 午後は、表彰式のほか、バングラデシュやエクアドルからの成功事例の紹介などが行われた。
 また、ランチタイムは「お米と楽しむ」をテーマにした2階のレストラン「アステリスコ」にて行われ、ヤンマー東京ビルの視察も行われた。

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