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クボタ、2026年1月に代表取締役社長交代|花田晋吾氏が新社長CEOに就任 農業機械事業部新設

クボタは2026年1月1日付で代表取締役社長に花田晋吾氏が就任し、北尾裕一氏は代表取締役会長に就任する。新経営体制では機械事業本部の廃止や機能別組織の新設、農業機械事業部の創設などを通じて、意思決定の迅速化と事業成長の加速を図る。

 クボタは、10月22日開催の取締役会で、代表取締役の異動を決めた(関連記事23面)。2026年1月1日付で、新たな代表取締役社長CEOに花田晋吾氏が就任、北尾裕一社長は代表取締役会長に就く。
 クボタでは2021年に10年後を見据えた長期ビジョンを策定し、食料・水・環境の領域において事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。今回の異動は、2026年が次の中期経営計画が始まるタイミングであることから、経営トップとして必要な資質・能力を持つ現・副社長の花田晋吾氏を社長およびCEOとして選任し、新たな経営体制で事業を推進していくことを目的としたもの。
 また、10月22日付で2026年1月1日付の新たな経営体制も発表された。機械事業本部が廃止され、各事業に社長が直接関わることで意思決定の円滑化を図る。
 また、全社を横断する機能別組織(企画統括、研究開発、製造、安全、コンプライアンス・品質保証、ICT、人事)を設置し、各機能別組織には社長(CEO)から権限を委譲されたチーフオフィサーを配置。各チーフオフィサーは、全社経営の視点から国内外の事業を横断的に支援するための施策を責任を持って遂行するとともに、意思決定のスピードアップを図る。
 また、トラクタ事業・作業機事業・インプルメント事業の製品企画や開発機能などを統合し、農業分野における事業戦略を管轄する「農業機械事業部」を新設。併せて、農業機械事業について、海外拠点を含む製造・販売のオペレーションを管轄する「機械グローバルオペレーション本部」、サービス・品質保証を管轄する「機械グローバルカスタマーファースト本部」をそれぞれ新設し、農業ソリューションのさらなる強化をめざす。なお、両本部は、建設機械・エンジン事業などとも連携して、同機能の強化をめざす。

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