令和7年は需要増、令和8年は慎重姿勢 農業機械業界の最新見通し 日農工地方大会
日本農業機械工業会(増田長盛会長)は11月19日、広島市のANAクラウンプラザホテル広島で地方大会を開催した。大会では、各部会がまとめた令和7年・令和8年の農業機械需要見通しを決議した。
米価上昇を背景に、令和7年の需要見通しは概ね前年実績を上回るとされ、特に乾燥機・精米機の需要は前年比116%と最も高い伸び率を示した。一方、令和8年については不透明な要素が多く、慎重な判断が目立った。
今回の地方大会では、スマート農業や省力化に対応する最新農業機械の普及に向けた議論も行われ、農業機械メーカーや関係者にとって今後の市場動向を見極める重要な場となった。





