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岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

岩手県全国農業機械実演展示会の時期がやってきた。今年で78回目となる。例年通り滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月21日㈭~23日㈯の3日間にわたり開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。農業を巡る情勢はますます厳しさを増している。チャレンジ農業で新時代を拓くための「ヒント」を本展示会で探したい。 

 


米価上昇でわが国農業はようやく一息つけた感はある。しかし、依然として担い手不足に伴う農作業の省力化・効率化、益々厳しくなる夏季の高温をはじめとした気候変動への対応、環境負荷の低い持続可能な農業の実現など、農業を巡る課題はより重くかつ緊急性を増している。
 こうしたなかで、それらの課題解決の一助となりうる、機械・資材・技術が一堂に会するのが「岩手県全国農業機械実演展示会」だ。
 農機需要の多様化に対応し、全国農機メーカー・ディーラーの最新農業機械を実演展示し、農畜産物の低コスト生産技術や最新技術を広く情報発信し、農業経営の向上及び地域農業の発展に寄与することを目的として開かれる同展示会。今年は、8月21日㈭~23日㈯の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター〝ツガワ未来館アピオ〟で開催される。今年で78回目を数え、全国から多くの来場者が訪れる大イベントだ。今回のタイトルは「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」。主催は岩手県農業機械協会。後援は、岩手県、全農岩手県本部、岩手県農業機械商業協同組合など。協賛は、全国農業機械商業協同組合連合会、農業機械・プラント機器・資材メーカーなど110社。開場時間はいずれも9時~15時で入場無料。
 当日は、全国のメーカー・ディーラーの機械が一堂に会した「総合農業機械展」(大型農業機械展、協賛農業機械展)のほか、中古農業機械抽選会・展示即売会が行われる(出展社のコマ割りは4面)。また、会場では新製品デモ実演会、ほ場実演会など実際に農機が動く姿を確認できる機会も設けられている。新製品デモでは、第1屋外展示場で鈴木農機、ISEKI Japan東北カンパニー、みちのくクボタ、やまびこジャパンが実施。また、第2屋外展示場のほ場実演会では協会会員のISEKI Japan東北カンパニー、岩手農蚕、北岩手菱農(一部で山一本店)、みちのくクボタ、やまびこジャパン、ヤンマーアグリジャパン、和同産業が最新のトラクタ、管理・作業機、ドローンなど、実作業による実演を行う。
 一方、中古農業機械抽選会は21日㈭9時30分投票開始、11時30分開票、抽選を実施。抽選後は展示即売会となり展示会最終日の23日15時まで購入することができる。出展機械は開催期間中(抽選会・展示販売会)、出展販売店のほか、近くの岩手県農業機械協会加盟販売店及びJAから購入可能。詳細は受付スタッフに問い合わせを。
 このほか、第1屋外展示場特設会場では、畜産研究所参観デ―や農作業安全コーナーを設置。このうち、農作業安全コーナーでは、農作業安全資材等の展示のほか、農作業安全相談などが行われる予定だ。特に農業機械の活躍する秋を前に改めて農作業安全について知識を深め、安全な作業に取り組んでほしい。更に協賛出店コーナーでは農作業関連用品の販売も行われる。
 また、2日目となる22日には、同時開催として、アピオ会議場で岩手県主催の「スマート農業技術交流会」も開かれる。

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