農作業安全検討会 7年度から新安全検査 SSの安全性再検討 補助事業では受検機が要件に
農水省は3月15日、第7回農作業安全検討会を開催、令和3年の中間とりまとめを受け行われた令和4年度の取組状況を報告した。安全性検査制度の見直しに向けては、令和7年度からの新基準の適用に向け、「安全装備検査基準」を集中的に議論。特にSSについては、安全性について根本的な見直しを図っており、現在各メーカー製作の試作機など用い議論している。更に補助事業において、農機を導入する際、安全性検査合格型式から選...
農水省は3月15日、第7回農作業安全検討会を開催、令和3年の中間とりまとめを受け行われた令和4年度の取組状況を報告した。安全性検査制度の見直しに向けては、令和7年度からの新基準の適用に向け、「安全装備検査基準」を集中的に議論。特にSSについては、安全性について根本的な見直しを図っており、現在各メーカー製作の試作機など用い議論している。更に補助事業において、農機を導入する際、安全性検査合格型式から選...
農水省は、2月13~16日、作業安全推進Weekと位置づけ、4日間にわたり各産業ごとに作業安全に関するセミナー・会議を開催した。13日には、農業分野で、「令和5年春の農作業安全確認運動推進会議」が、14日には林業・木材産業分野で「林業・木材産業作業安全推進ウェビナー」がそれぞれ開催された。前者においては春の運動テーマを「徹底しよう!農業機械の転落・転倒対策」と設定。農業者への声かけ運動や研修を通じ...
農水省は8月23日、令和4年秋の農作業安全確認運動推進会議を開催した。当日は令和4年農作業安全ポスターデザインコンテストの表彰式も行われ、農林水産大臣賞に新潟県の本間翠さんの作品が選ばれ表彰を受けた。会議では、農水省が9月1日から10月31日まで開催する秋の農作業安全確認運動の取組方針について説明。運動のテーマは引き続き「しめよう!シートベルト」とし、農業者への声かけ運動や研修を通じたシートベルト...
農水省は7月25日、オンラインで第6回農作業安全検討会を開催した。今回の検討会では、昨年5月の中間とりまとめをもとに進められている取組について、昨年12月の第5回検討会以降の状況を報告。農業機械の安全性能強化に向けては、乗用型トラクターのシートベルトリマインダーなどの基準化の検討を深めた。また、その議論の過程でSSについても抜本的な安全対策の強化が必要だと分かったことから新たに基準化すべき対策を議...
2月14日から18日まで農水省が作業安全推進Weekを開いた。初日の14日には全体会合として、「農林水産業・食品産業の作業安全シンポジウム」を実施。15日から毎日産業ごとにシンポジウム等が開かれ、農業については16日に春の農作業安全確認運動推進会議が、17日には林業・木材産業作業安全推進ウェビナーが開かれた。今年度の春の農作業安全確認運動のテーマは「しめよう!シートベルト」。会議では農機各社が自社...
農水省は1月18日、第5回農林水産業・食品産業の現場の新たな作業安全対策に関する有識者会議を開催した。会議では作業安全規範の現場実装などについて報告があり、クロスコンプライアンス(補助事業における要件化)については、農林水産業・食品産業合計で令和2年度は54事業88件から令和3年度は88事業151件にまで増加している。このほか、農水省の委託事業で行われている調査の中間報告などの情報共有が行われた。
農水省は9月8日、オンラインで第4回農作業安全検討会を開催した。当日は今年5月に行われた同検討会の中間とりまとめについて取組状況の報告が行われた。シートベルトリマインダーやシートスイッチについては、安全性検査基準検討部会乗用型トラクター分科会で具体的な安全装置の規格等について検討を行った。安全性検査については検討部会で検査基準等の明確化など4つの論点について、今後の方向性の対応案が示され、具体策に...
農水省は8月20日、省内の会議室及びオンラインで令和3年秋の農作業安全確認運動推進会議を開催、関係団体や農機メーカーなどと情報共有を行った。今年秋の農作業安全確認運動のテーマを「見直そう!農業機械作業の安全対策」とし、特にトラクタなど乗用機械でのシートベルト着用を強力に呼びかけることにした。また会議では、井関農機、クボタ、三菱マヒンドラ農機、ヤンマーアグリの農機4社がWebやSNSを活用した安全関...
農水省が先ごろ案として示した農作業安全検討会の中間とりまとめが正式にまとまった。農作業死亡事故は毎年300件前後発生しており、就業人口10万人あたりの死者数は増加傾向と他産業との差が拡大している。同検討会では、こうした危機感から農作業安全対策を更に積極的に展開していくため、このほどとりまとめを行ったもの。取りまとめでは、特に農作業環境の安全対策の強化にフォーカスをあて、各種安全装置の装備化の検討や...
農水省は4月27日、第3回農作業安全検討会を開催。農作業安全対策強化に向けた中間取りまとめ案を示した。中間とりまとめでは、依然として減少しない農作業事故に対し強い危機感を示したうえで、安全対策の強化に向けてシートベルト非着用時の警告装置やシートスイッチなど安全装置の装備化等の検討を始めるほか、安全性検査の受検率向上に向け、書類審査への移行や検査手数料の低減、検査合格機について保険料の割引の働きかけ...
農水省は2月16日から農林水産業・食品産業の作業安全Weekを開始、16日には農林水産業・食品産業の作業安全推進シンポジウム、17~18日には分野ごとに作業安全確認運動推進会議を実施した。また、16日には令和元年の農作業死亡事故件数が公表され対前年比7人増の281人となったことが明らかになった。前年を上回るのは10年ぶり。農水省では作業安全Weekを通じ「何よりも安全・人命を優先すること」を再認識...
農水省は1月27日、農林水産業・食品産業の現場の新たな作業安全対策に関する有識者会議(第4回)を開催した。会議の中で農水省事業として実施している作業事故の要因分析等に係る調査事業の中間報告が示された。分析は農業については、平成29年から令和元年を対象に農作業事故報告書から計527件(死亡343件、傷害184件)を、林業では平成29年から令和元年を対象に林業労働災害発生報告書から死亡事故128件と令...
農水省は農業だけでなく、林業、漁業、食品産業と自らの所管する分野全体で作業安全の推進に力を入れている。先ごろ農業について、作業安全の規範案が示され(本紙一部既報)、また14日には林業についても同様の規範案が示されるなど推進に向けた取組が進められている。そうしたなか、農水省は2月16~26日、「農林水産業・食品産業作業安全推進Week」を実施、期間中はオンラインで誰でも参加できるシンポジウム等を開催...