5月が発生最も多い 作業事故の要因分析中間報告

農水省は1月27日、農林水産業・食品産業の現場の新たな作業安全対策に関する有識者会議(第4回)を開催した。会議の中で農水省事業として実施している作業事故の要因分析等に係る調査事業の中間報告が示された。分析は農業については、平成29年から令和元年を対象に農作業事故報告書から計527件(死亡343件、傷害184件)を、林業では平成29年から令和元年を対象に林業労働災害発生報告書から死亡事故128件と令和元年度の国有林請負事業災害報告書の死亡・傷害計111件を用いた。
農業についての分析では、月別でみると、5月が最も発生数が多く、ついで4月。また死亡事故341件のうち、年齢不詳の2件を除く303件が60歳以上となっており、約9割を占めている。
農業についての分析では、月別でみると、5月が最も発生数が多く、ついで4月。また死亡事故341件のうち、年齢不詳の2件を除く303件が60歳以上となっており、約9割を占めている。