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行政

【令和7年度】野菜流通カット協議会が通常総会を開催|設立10周年記念式典を計画、加工・業務用野菜の産地育成に注力

2025/05/13

野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)は5月8日、東京都千代田区のKKRホテル東京で令和7年度通常総会を開催した。総会では、協議会設立10周年記念式典開催を盛り込んだ令和7年度事業計画など、5つの議題について審議し全て承認。木村会長は、「加工・業務用野菜の産地育成が課題。セミナーの開催などで情報を発信していく」と述べた。 総会の冒頭では木村会長が挨拶に立ち、「当協議会においては、加工・業務用野菜の産...

【令和7年度】野菜流通カット協議会が通常総会を開催|設立10周年記念式典を計画、加工・業務用野菜の産地育成に注力

令和12年度の果樹生産数量目標は256万トンに設定|果樹農業振興基本方針で明らかに

2025/04/15

令和12年度の果樹の生産数量目標が256万tに設定された。先ごろ答申された新たな果樹農業振興基本方針案で明らかにされたもの(関連記事6面)。現状(令和5年、以下同)244万7000tから11万3000t生産を増やす。 そのため、生産面積の減少は現状19万4000haから19万2000haと2000ha減に抑える一方、単収は現状1258㎏から1334㎏にまで伸ばす。単収の向上に向けては省力樹形の導入...

今年の夏も熱中症に要警戒

2025/04/01

全国で急激に暖かくなった。気象庁によると、今年の夏も暑くなる見込みが示されている。そうしたなかで改めて注意を促したいのが熱中症対策だ。厚労省では、「全事業者」を対象として、熱中症対策を義務付けする方向で労働安全衛生規則の改正案が答申されており、6月から施行される見込みだ。農水省によると、令和5年の農作業中の死亡事故のうち、37人が熱中症によるもの。近年増加傾向で推移しており、熱中症の被害をいかに減...

【最新情報】農水省「麦・米の需給見通し」と「米粉の新用途促進」について

2025/04/01

農水省は3月26日、食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催、「麦の需給に関する見通し」のほか、「米穀の新用途への利用の促進に関する基本方針」、「米の基本指針」の変更について、それぞれ答申を行った。 「麦の需給量に関する見通し」では、令和7年度の食糧用小麦の総需要量を直近3カ年の平均である552万tとしたほか、国内産生産量は、97万t、流通量(前年産と当年産の食糧用小麦のうち、当年度内に市場に流通...

農水省が「食料・農業・農村基本計画」答申案を決定!食料安全保障と農業構造改革を推進

2025/04/01

農水省は3月27日、食料・農業・農村政策審議会と同企画部会の合同会議を開催、食料・農業・農村基本計画について、答申案をまとめ、江藤農相に手交した。5年ぶりに改正された今回の基本計画は、はじめて食料自給率以外にも生産コスト低減などで具体的な目標値を設定。その進捗を毎年検証することにより、目標達成を目指す。それにより、基本計画開始後の初動5年で農業構造の大転換を推し進めることとしている。なお、今後、基...

農水省が「食料・農業・農村基本計画」答申案を決定!食料安全保障と農業構造改革を推進

【2024年最新】職場の熱中症対策が義務化!労働安全衛生規則改正のポイント

2025/03/18

厚労省は3月12日、第175回労働政策審議会安全衛生分科会を開催し、労働安全衛生規則の一部を改正する省令案について議論。職場における熱中症対策として、事業者に対して「早期発見のための体制整備」「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」「関係作業者への周知」を罰則付きで義務付ける改正案を原案通り答申した。同省令案は、4月上旬公布、6月1日施行を目指し今後、作業が進められていく。 厚労省によると熱...

農研機構農業機械研究部門、令和6年度研究報告会を開催 – 新たな安全性検査制度と最新農業機械の開発動向を発表 

2025/03/11

農研機構農業機械研究部門(農機研、長﨑裕司所長)は3月6日、埼玉県さいたま市の同部門はなの木ホール及びオンラインで令和6年度研究報告会を開催。各研究部門の概要報告を行ったほか、トピックスとして、令和7年度からスタートする新たな安全性検査制度や開発中の両正条田植機について報告した。当日は、会場、オンライン合せて270人が参加した。 報告会でははじめに長﨑所長が「農業・食品分野のSociety5・0の...

農研機構農業機械研究部門、令和6年度研究報告会を開催 – 新たな安全性検査制度と最新農業機械の開発動向を発表 

次世代環境配慮型施設園芸の実証事業を福岡市で開始

2025/03/11

農研機構、Carbon Xtract、九州電力、双日九州が連携し、脱炭素化を推進 農研機構はCarbon Xtract、九州電力、双日九州と化石燃料の利用を最小限に抑えた次世代の環境配慮型施設園芸の確立に向けた実証事業を福岡市の「チャレンジ農園プログラム」で提供される福岡市保有の今津リフレッシュ農園で開始した。 施設園芸の脱炭素化に向けては、化石燃料の使用で排出されるCO2の削減が喫緊の課題。こう...

業界動向

クボタが挑む営農型太陽光発電 農業振興と脱炭素 発電と営農で放棄地再生

2025/05/13

2012年に再生エネルギーを固定価格で買い取るFIT制度が始まり、翌年には農水省が農地転用上の見解を示し、営農型太陽光発電が制度上可能となった。当初は36円/‌kWhが20年間保証され、生産者の副収入となったが、年々売電価格は下落し、現在新規参入で採算を確保することは難しい。温暖化が進展する中、再エネ普及にとっては逆風の形。その状況下、クボタは、新たに営農型太陽光発電の取り組みを開始した。なぜ今、...

クボタが挑む営農型太陽光発電 農業振興と脱炭素 発電と営農で放棄地再生

ハスクバーナ・ゼノアが気仙地方森林組合へチェンソー・チェンオイルを寄贈

2025/05/13

ハスクバーナ・ゼノア=パウリーン・ニルソン代表取締役、埼玉県川越市南台1―9=は、2025年2月に岩手県大船渡市で発生した林野火災の一日も早い復興支援をと、甚大な被害を受けた気仙地方森林組合に対し、プロフェッショナル向けのチェンソーおよび生分解性のチェンオイルを寄贈した。 今回寄贈したのはチェンソー9台(560XPG MarkⅡ5台、550XPG MarkⅡ2台、572XPG2台)、チェンオイル2...

ハスクバーナ・ゼノアが気仙地方森林組合へチェンソー・チェンオイルを寄贈

ササキコーポレーション「超耕速アクティブロータリー」実演レポート|導入事例も紹介

2025/05/13

近年の農業現場では、資材費の高騰や人手不足などの課題が山積している。こうした中でササキコーポレーションの「超耕速アクティブロータリー」が注目を集めている。今回は〝じれったい耕うんを早く綺麗に進めたい〟栃木県市貝町赤羽地区の横田雅司さん(58歳)が田植え前の4月25日に体感。あまりの速さに「居眠りする暇がない!」と笑みがこぼれた。 ササキコーポレーション=佐々木一仁社長、青森県十和田市大字三本木字里...

ササキコーポレーション「超耕速アクティブロータリー」実演レポート|導入事例も紹介

斎藤農機製作所の高性能草刈機|畦畔・法面の草刈り作業を効率化

2025/05/13

斎藤農機製作所=齋藤博紀社長、山形県酒田市両羽町332=は、草刈り需要が本格化するこれからの季節に向け、畦畔草刈機シリーズおよび法面草刈機の提案を強化している。畦畔草刈機は、高速作業速度の0・78‌m/sで、畦の平面から法面までを一度にスムーズに刈り取る。法面草刈機シリーズは、最低刈高さ20㎜で、急斜面でも安定した草刈りが行える。 畦畔草刈機は、フリー刃タイプの「SGCM750―FC」やバーナイフ...

JATAFFが電動農機導入補助金対象機種の募集を開始

2025/05/13

農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)は、環境省事業の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(運輸部門の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業のうち、農業機械の電動化促進事業)」について、対象となる電動農機の募集を開始した。 同事業は多様な現場における電動農機による作業のモデルケースを形成するとともに、今後の電動農機の普及拡大に必要な知見を得ることを目的としたもの。JATAFFが補...

【最新】備蓄米の第3回入札結果を発表|99.97%が落札、平均価格は2万1,926円【2025年4月実施】

2025/05/13

備蓄米の売渡について、第3回の入札が4月23~25日に行われ、その結果がまとまった。6事業者が参加し販売提示数量10万191tの99・97%にあたる10万164tが落札された。落札価格(落札された販売区分の加重平均で容器包装込みの玄米60㎏あたり)は税込み2万1926円。なお、第1回から3回の落札価格の平均は税込み2万2477円。 一方、備蓄米の販売数量は3月17日から4月13日までの速報値で国か...

スマート農業技術活用促進法の施行から半年、生産方式革新・開発供給計画の認定が加速

2025/05/13

スマート農業技術活用促進法が昨年10月に施行されて半年以上が経過、同法を根拠とした制度である生産方式革新実施計画、開発供給実施計画の認定が着実に増えている。4月30日時点で生産方式革新実施計画は計27件、開発供給実施計画については、17件が認定を受けており、これらを足がかりに更なるスマート農業技術の普及が期待される。なお、開発供給実施計画については、17件のうち、キャベツ自動収穫機など9件が4月2...

AGRI EXPO新潟 ㉖年2月朱鷺メッセで初開催 

2025/04/22

農業の課題解決と発展促進を目的に「AGRI EXPO新潟2026」が2026年2月25~27日まで、新潟市内の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで初開催される。 主催のTSO Internationalによると、スマート農業支援、6次化、SDGs対策支援などの生産性向上から、働き方対策支援の製品・サービスを持つ企業など300社が出展予定。農畜産関係の生産者から加工業者まで1万2000名が来場予定...

特集

高温障害対策の最新トレンド!省力化&持続可能な農業資材を徹底解説

2025/03/17

気候変動が進む中、作物の高温障害対策はますます重要性を増している。資材メーカーも、高温障害の軽減に役立つ製品を開発し、各種展示会などで積極的にPRしている。一方で、農業現場では人手不足が深刻化しており、特に夏場の繁忙期には高温対策に多くの時間や労力を割くことが難しいという声も聞かれる。そこで、本特集では「高温障害対策に役立つ注目製品」をテーマに、できるだけ省力的に作物の高温環境に対応できる資材や、...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

2024/12/17

目次 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり 作物の収量ギャップ抑える 日本BS協議会・和田哲夫氏に聞く 自然界からの贈り物 上手な使い方と考え方 ハイポネックス アミノ酸・海藻・菌根菌 様々な活用方法を提案 日本で原料販売加速 ボレガード独自の高機能フミン酸 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり バイオスティミュラント(BS)と呼ばれる新しい資材カテゴリーは、近年、農業資材の展示会...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

秋田県農業機械化ショー 課題解決技術一堂に 鹿角市で最新農機・資材がズラリ

2024/10/29

秋田県種苗交換会、そして、協賛行事の一つである、秋田県農業機械化ショーがまもなく始まる。種苗交換会は今年で147回、農機ショーは76回を数え、秋田県農業を支えてきた重要なイベントだ。今年の農機ショーは11月1日㈮~5日㈫、鹿角市の「花輪スキー場第1・第2駐車場」で開催される。主催は秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)。 写真撮影には八幡平地域経営公社(阿部聖代表、鹿角市八幡平前川原24)にご協力い...

秋田県農業機械化ショー 課題解決技術一堂に 鹿角市で最新農機・資材がズラリ

農薬・肥料

高温対策BS資材 OAT アグリオが「炎天マスター」上市

2025/05/13

OATアグリオ(東京都千代田区神田小川町)は、高温ストレス対策専用のバイオスティミュラント資材「炎天マスター」を、5月12日から全国で発売開始した。 「炎天マスター」は、独自に見出した高温ストレス耐性を高める成分を配合しており、HSF(高温ストレスを感じると発現量が増加し高温に備える指令を伝える)遺伝子の発現を増加させ、ROS(ストレスを感じると量が増えて植物を傷つける物質)を除去する効果が確認さ...

高温対策BS資材 OAT アグリオが「炎天マスター」上市

【新製品情報】バイエル クロップサイエンス、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」の販売を開始|海藻由来で作物の成長とストレス耐性をサポート

2025/04/08

バイエルクロップサイエンスは4月3日、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」を商系ルートでの販売を開始した。本製品は、北大西洋の過酷な環境下で育つ海藻「アスコフィラム・ノドサム」から独自技術で抽出した有用成分を48%含有。作物のストレス耐性向上や、根の発達、光合成の促進、栄養吸収効率の改善などが期待される。 処理方法は「灌注」や「散布」があり、散布する場合は100~200㎖となるよう...

【新製品情報】バイエル クロップサイエンス、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」の販売を開始|海藻由来で作物の成長とストレス耐性をサポート

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

2025/02/11

農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターは、水稲栽培における難防除雑草「ナガエツルノゲイトウ」に対して、除草剤を用いた防除技術を開発した。 ナガエツルノゲイトウが発生している現地圃場において、移植栽培期間中に、本種に効果のあるピラクロニル剤およびフロルピラウキシフェンベンジルを活用した3通りの防除体系を適用したところ、雑草害の軽減が実証された。さらに、この技術を2年間継続する...

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

林業

【出展者募集】みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会

2025/03/18

高性能林業機械の最新技術が集結!全国育樹祭記念行事として開催 林業機械化協会(島田泰助会長)は、3月13日から「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」の出展者募集を始めた。締め切りは4月11日㈮まで。 同展示実演会は、ハーベスタ、フォワーダ等の高性能林業機械をはじめ、チェーンソー、刈払機等の小型林業機械、木材破砕機等の森林バイオマスの有効利用のための機械、環境保全や安全に資する機械、機具、...

【目指せ林業プロ 我が社のホープ】若き後継者が挑戦 鎌田林業土木の鎌田一輝さん

2025/02/25

林業は誰かがやらなければいけない仕事—。この言葉を胸に刻み、家業を継ぎつつ林業の価値向上を目指して取り組んでいる鎌田一輝さん(26歳)。教員免許を取得し、教師の道を歩むつもりだったが、祖父が創業した鎌田林業土木=宮城県加美郡加美町字北町二番30―37=に入社。林業の道を歩み始めた。 昭和36年に祖父の鎌田一郎氏が個人事業主として創業した同社。昭和56年の法人化を機に国有林の請負事業を主に林業へ本格...

【目指せ林業プロ 我が社のホープ】若き後継者が挑戦 鎌田林業土木の鎌田一輝さん

松本システムエンジニアリングのフェラーバンチャザウルスロボ:林業作業を革新する高性能機械 

2025/02/11

「1台5役」の万能機能を持つフェラーバンチャザウルスロボ 松本システムエンジニアリング(松本良三社長)のフェラーバンチャザウルスロボが林内作業で活躍している。近年ではチェンソーのような切れ味を実現したDXシリーズが登場。路網作りや伐倒にフル稼働している。さらに、昨年発売したアタッチメント「ザウルスレーキ」との組み合わせで地拵えまで行えるようになり、更に便利な高性能林業機械になった。 伐倒、集材、整...

松本システムエンジニアリングのフェラーバンチャザウルスロボ:林業作業を革新する高性能機械 

統計

【2024年最新版】作業機の生産・出荷・輸出入実績まとめ|日農工調査

2025/04/15

日本農業機械工業会(増田長盛会長)作業機部会は4月10日、令和6年1―12月の「作業機の生産・出荷・輸出入実績(日農工実績)」をまとめた。作業機全体の国内向出荷実績は対前年比2・1%減の498億円となった。このうち、乗用トラクタ用は436億円。機種別では砕土、整地用が同1・1%増の116億円と伸びた。 日農工がまとめた作業機の生産・出荷・輸出入実績(令和5年1―12月分)の概要は左表の通り。国内向...

2024年日本の農業機械輸出入実績|トラクタは1930億円  75‌kW超130‌kW以下10%増

2025/02/11

トラクター輸出が減少傾向も 75‌kW超130‌kW以下は10%増 日本農業機械工業会(増田長盛会長)は1月31日、令和6年通期の農業機械輸出入実績をまとめた。 輸出額は対前年比2%減の2849億5557万円となった。このうち、農業用トラクタは合計が同3・3%減の1930億4935万円。馬力帯別では、18‌kW以下は同57・4%増の168億31万円、75‌kW超130‌kW以下が同10・8%増の3...

6年産米1等比率は76% 6年12月末時点農産物検査

2025/02/11

農水省はこのほど、令和6年産米の農産物検査結果(速報値、令和6年12月31日現在)を公表した。 検査数量は水稲うるち玄米で375万9500tとなり、11月30日現在と比較し15万1500tの増加、対前年同期比では1・6%少なくなっている。 1等比率は75・9%で前年同期と比べ14・6ポイントの増加となったものの、前々年との比較では2・7ポイント下回っている。 1等比率を都道府県別にみると、90%以...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

2025/01/28

農水省はこのほど令和6年産米の相対取引価格・数量(令和6年12月)をまとめた。 12月単月の全銘柄平均で玄米60㎏あたり(以下同)2万4665円と前月比で704円(3%)の増加。また、前年同月との比較では9275円(60%)の増加だった。また、出回りからの年産平均価格は2万3715円で対前年産比8400円の増加。出荷業者と卸売業者の間の取引としては比較可能な平成2年以降で過去最高となった。 出回り...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

トピックス

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美

2025/04/15

会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏が、大会のシンボル、大屋根リングを案内した。「いま世界は分断が激しくなっている。そんな時代に全世界の8割にあたる約160カ国がこの小さな1つの場所に集まって半年間を過ごし、共に未来を考える、その意義は途轍もなく大きい。リングには〝多様でありながら1つ〟という理念が込められていて、リングの中に世界各国のパビリオンが全て配置されている。リングは各パビリオンを訪れる...

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美

茨城県ひたちなか市「しんあい農園」— 生分解性マルチシートで効率化と環境配慮を実現

2025/03/25

べにはるかの栽培と持続可能な農業への取り組み 茨城県ひたちなか市の「しんあい農園」では、加工用さつまいも(品種:べにはるか)を約5.5haで栽培し、フルタイムの従業員2名と約10名のパート従業員が支えています。 「重労働を減らし、女性でも作業しやすい環境を整えたい」と語るのは、澤畑明宏代表(40)。そこで導入したのが、大倉工業(本社:香川県丸亀市)が開発した生分解性マルチシート「エコロームFC」で...

茨城県ひたちなか市「しんあい農園」— 生分解性マルチシートで効率化と環境配慮を実現

【コクゾウムシ対策】米の品質を守る「TOR-ZO(トル・ゾ)」が大人気!効果抜群の捕虫システムとは?

2025/03/11

米の品質を守ることは、安全な食生活を維持する上で欠かせない要素。そのような中で上根精機工業=上根崇社長、名古屋市中川区澄池町15―21=のコクゾウムシ対策商品の「TOR―ZO(トル・ゾ)が、シンプルな構造と確実な捕獲性能で多くの家庭や業務用環境で支持を集めている。 米びつや米袋の中に侵入するコクゾウムシに置くだけで効果を発揮する単純明快な製品。場所を選ばないコンパクト設計で、独自の誘虫剤に面白いよ...

【コクゾウムシ対策】米の品質を守る「TOR-ZO(トル・ゾ)」が大人気!効果抜群の捕虫システムとは?

【第26回全国果樹技術・経営コンクール】受賞者発表!農林水産大臣賞に輝いた果樹農家の革新事例も紹介

2025/02/11

全国果樹技術・経営コンクール実行委員会(村上秀德委員長(中央果実協会理事長))はこのほど、第26回全国果樹技術・経営コンクールの受賞者を決めた。 「全国果樹技術・経営コンクール」は果樹農業の発展や果樹農家の経営改善に資することを目的に平成11年からスタート。全国からの参加応募に対し都道府県段階の第一次選考を経て全国段階で開催された審査会(審査会座長:元農研機構理事兼果樹研究所長・福元將志氏)及び現...