農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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行政

価格形成 法制化視野に 「合理的な費用」考慮 コスト調査し指標作成も

2024/04/16

農水省は、農産物の適正な価格形成について昨年8月に協議会を立ち上げ議論をスタート。これまで協議会3回、2つのワーキンググループでそれぞれ3回議論を実施。そのうえで先ごろ開催された第4回の協議会で、課題や論点などが整理された。「『合理的な費用』が『考慮』される仕組みについて、構成員間で認識は共有できた」(新事業・食品産業部)としており、今後、仕組みづくりに向けてコストデータの収集及びコスト指標の作成...

価格形成 法制化視野に 「合理的な費用」考慮 コスト調査し指標作成も

国内生産拡大求める 飼料用米シンポ基本法改正へ提言

2024/04/02

日本飼料用米振興協会(海老澤恵子理事長)は3月25日、東京都文京区の東京大学弥生講堂で「第10回飼料用米普及のためのシンポジウム2024」を開催した。 シンポジウムは、始めに海老澤会長が挨拶。「国際社会での分断や対立の激化、地球規模での気候変動の中で、わが国の食料安全保障の脆弱さに不安を抱かざるを得ない。今こそ、日本の食料自給率向上の取組を一層強めること、そのための飼料用米の安定供給こそが求められ...

国内生産拡大求める 飼料用米シンポ基本法改正へ提言

令和6年度予算決まる 農林関係2兆2686億円 食料安保には395億円計上

2024/04/02

3月28日、令和6年度予算が参議院本会議で可決、成立した。一般会計の総額は112兆5717億円と過去最大を更新した昨年に比べ減少した。なお、これには能登半島地震を受け予備費として計上した(1月16日閣議決定)5000億円を含む。 このうち農林水産関係は前年並みの2兆2686億円となった。農業関係は対前年比67億円増の1兆7645億円となった一方、林野関係は同56億円減の3142億円となっている。当...

令和6年度予算決まる 農林関係2兆2686億円 食料安保には395億円計上

クボタ 水素燃料電池トラクタ 開発中の試作機公表 国内ほ場での実証段階へ

2024/04/02

クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=は3月28日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け開発を進めている、水素燃料電池トラクタ(以下、FCトラクタ)の試作機を公表した。試作機の最大出力は60馬力のディーゼルエンジン搭載トラクタと同等水準。燃料は圧縮水素。燃料電池は固体高分子型。用途は一般農作業全般。 クボタでは、2021年公表の「環境ビジョン」で掲げた2050年...

クボタ 水素燃料電池トラクタ 開発中の試作機公表 国内ほ場での実証段階へ

作業機出荷508億円 乗用トラ用446億円 施肥用は10%増52億円に

2024/04/02

日本農業機械工業会(木股昌俊会長)作業機部会は3月27日、令和5年1―12月の「作業機の生産・出荷・輸出入実績(日農工実績)」をまとめた。国内向出荷実績は対前年比0・2%減の508億4278万円となった。そうしたなか伸びたものとして、マニアスプレッダやライムソア、有機肥料散布機など施肥用の作業機が伸び同9・8%増の51億7431万円となった。 日農工がまとめた作業機の生産・出荷・輸出入実績(令和5...

作業機出荷508億円 乗用トラ用446億円 施肥用は10%増52億円に

令和4年 都城4年連続トップ 市町村別産出額米は新潟、野菜は鉾田

2024/03/26

農水省は、このほど令和4年市町村別農業産出額(推計)を取りまとめた。宮崎県都城市が911・3億円で4年連続で1位となった。前年から9・8億円の増加となる。部門別では1位の豚が対前年比1・4億円増の283・1億円、2位の肉用牛が同4・8億円増の220・2億円など畜産の伸びがけん引した。 2位は、愛知県田原市。前年から51・5億円増の900・4億円。うち花きが350・5億円、野菜が325億円など。 3...

令和4年 都城4年連続トップ 市町村別産出額米は新潟、野菜は鉾田

外部との連携推進 デジタル活用で事務簡素化

2024/03/26

わが国の農業・農村における多面的機能を支えている日本型直接支払。多面的機能支払交付金、中山間地域等直接支払交付金、環境保全型農業直接支払交付金の3種類に大別されそれぞれの視点で支援が行われている。このうち、多面的機能支払は令和7年度から新たな「第三期対策」となることから令和6年度中に第二期対策の施策評価が進められている。 3月15日には、今年度2回目となる第三者委員会が開催。令和4年度の取組状況に...

外部との連携推進 デジタル活用で事務簡素化

自給率の重要性変わらず

2024/03/26

現在、国会で食料・農業・農村基本法に関する審議が進められている。論点の一つが、食料自給率だ。現行基本法においては、食料自給率は数少ない数値が定められた目標だった。これが現在検討中の新たな基本法では、「その他の食料安保に関する事項」としていくつかある目標の一つとなる見込みだ。 3月15日の定例会見で、これについて問われた坂本農相=写真=は、「昨今、食料安全保障をめぐるリスクが増大しており、このような...

自給率の重要性変わらず

業界動向

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA

2024/04/16

タイショー=茨城県水戸市元吉田町=が農研機構の緊プロ事業(2014年~2016年)で上田農機=長野県東御市滋野乙=と共に開発した畝立同時施肥機「GRANVISTA」の実証結果が今年2月、都内で開催された全国農業システム化研究会で佐賀県農業試験研究センターから報告された(ブロッコリで昨年9月実施、別掲)。元肥、追肥2回を1工程で行うことにより作業時間を削減、かつ化学肥料を削減しながらも増収、高品質を...

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA

フジイ 油圧駆動の4WD 果樹園向け新型乗用草刈機

2024/04/16

フジイコーポレーション=藤井大介社長、新潟県燕市小池285=の新型4WD乗用草刈機が関心を集めている。〝軟弱地や傾斜地の果樹園、緑地管理〟を主な用途に開発。油圧駆動式にしたことで同社2WDモデルと同等の低い車高に下げられるため、安定した走行を実現。「傾斜地でも快適に作業できるこんな草刈機が欲しかった」と評判も上々だ。 果樹園は傾斜のある場所に立地することも珍しくないため、強い足回りが求められつつ、...

フジイ 油圧駆動の4WD 果樹園向け新型乗用草刈機

ブルモアーRC発売 パワフルラジコン草刈機

2024/04/16

オーレック=今村健二社長、福岡県八女郡=は、4月から「ブルモアーRC(RCH800)」を発売した(本年は台数限定)。ハンマーナイフ構造と高出力エンジンを採用したラジコン草刈機で高効率な作業を実現。遠隔操作により、作業者は安全な場所から休耕田や耕作放棄地の草刈り作業が可能。またダウンカットを採用し石飛などの飛散軽減も期待できる。 近年、少子高齢化の中、農村部での人口減少が進展し、管理の行き届かない休...

ブルモアーRC発売 パワフルラジコン草刈機

遠赤外線乾燥機『RCシリーズ』 25~55石の7型式 本年6月発売開始予定

2024/04/16

大島農機=大島浩一社長、新潟県上越市寺町3―10―17=は、ボリュームゾ―ンである中型の循環型遠赤外線乾燥機の新型『RCシリーズ』を発売する。従来機NX550/同500/同450/同400/同350/同300/同250の7型式をモデルチェンジした新型機は、RC55/同50/同45/同40/同35/同30/同25の7型式。発売開始予定は本年6月。 RCシリーズは25~55石。『RC』の〝R〟は「ロイ...

遠赤外線乾燥機『RCシリーズ』 25~55石の7型式 本年6月発売開始予定

静岡製機 農産物低温貯蔵庫「さいこ」GBX 従来機比40%の省エネ 過酷な条件下でも美味しさ守る

2024/04/16

静岡製機(鈴木直二郎社長)では、農産物低温貯蔵庫『さいこ』GBXシリーズの受注が好調だ。「近年の多雨と猛暑も好調の一因ではないか」と同社。GBXは「従来機比40%もの省エネ」のインパクトが大きいが、良食味を維持する「周囲温度35℃であっても2~20℃の温度設定が可能」の高性能も気象条件の過酷さが増す今、消費者から支持されているようだ。 お米は、梅雨時から夏場になると、呼吸が活発になり、大切な食味が...

今村健人氏が常務に オーレック

2024/04/16

オーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町=グループは、3月28日の定期株主総会並びに取締役会において、今村健人取締役をグループ3社の常務取締役に選任した。就任は4月1日。【主な経歴】1988年4月8日生まれ、36歳。最終学歴は国立山口大学大学院技術経営研究科。 東京理科大学理工学部機械工学科卒業後、2013年オーレック入社。福岡営業所、貿易部を経て2019年より経営戦略部門、2023年取締役経...

今村健人氏が常務に オーレック

福岡九州クボタ 春のICT実演会を開催 新時代の農業を提案 営農課題解決に貢献する

2024/04/16

福岡九州クボタ=久保雄司社長、福岡市南区野間=は4月4・5日、福岡県朝倉市のキリンビール福岡工場〝キリン花園〟において、「2024年春ICT実演会」を開催した。新しい農業を探る担い手農家を対象に、直進アシスト、自動操舵、アグリロボ、KSAS連携機器類などを提案。ICT農機など、新時代農業の情報を提供した。来場者は約500名。 〝ICT農機はクボタ、ICT農機を買うなら福岡九州クボタ〟をコンセプトに...

福岡九州クボタ 春のICT実演会を開催  新時代の農業を提案 営農課題解決に貢献する

クボタ 大規模畑作農業のスマート化 北海道十勝で実証 システム間でデータ連携

2024/04/16

クボタ(北尾裕一社長)は、地域の農業生産者や十勝管内の農協、十勝農業協同組合連合会(以下、「十勝農協連」)をはじめとする社外パートナーと連携し、同社と十勝農協連の営農支援システム間のデータ連携とその活用によるユーザーの利便性向上等に関する2カ年の実証実験を行っている。 自動操舵ガイダンスシステム(以下、自動操舵ガイダンス)を搭載する農業機械の走行履歴の位置情報の取り込みやデータ活用方法の検討などを...

クボタ  大規模畑作農業のスマート化  北海道十勝で実証 システム間でデータ連携

特集

【イチゴの品質・収量の向上特集】 複合的環境制御で 次世代型生産技術を開発

2024/03/19

目次 イチゴは世界各国で食べられているが、生食での消費量はわが国が最も多いと言われている。品種も約300種と多く、個性的な新品種も続々と誕生。国産イチゴは海外でも人気が高く、輸出も増加傾向にある。一方で、生産現場では、担い手の高齢化や後継者不足などにより、作付面積や生産量の減少が課題。また、近年の原油価格高騰により、施設栽培における生産コストの上昇も問題となっている。このようななか、省力的に品質や...

【イチゴの品質・収量の向上特集】 複合的環境制御で 次世代型生産技術を開発

【林業特集】イノベーションで林業の現場を変える 

2024/02/27

森ハブPFを開設 新技術の現場導入を加速 林野庁と林業機械化協会は2月8・9日の2日間、東京都江東区の木材会館で「令和5年度林業イノベーション現場実装シンポジウム」を開催した(本紙一部既報)。両日共に用意した席が満席になるなど盛況だった。同庁では、「林業イノベーション現場実装プログラム」を着実に進めるため、令和3年に「林業イノベーションハブセンター(森ハブ)」を設置。シンポジウムの初日では、令和5...

【林業特集】イノベーションで林業の現場を変える 

【鳥獣被害特集】鳥獣被害から生活を守る 地域一体で効果的対策

2024/02/27

わが国の鳥獣被害は、農作物に限ってみても約156億円。経年で見ると、平成22年239億円あったものと比べると3割以上減少している。これは、様々な優れた対策資材の登場や地域一丸となった取組の広がりが大きな要因だ。しかし、156億円という被害は決して少なくない。加えて、被害による心理的な影響なども勘案すると、対策の強化は喫緊の課題だ。前述の通り優れた対策資材はある程度揃っている。これをいかに上手に活用...

【鳥獣被害特集】鳥獣被害から生活を守る 地域一体で効果的対策

農薬・肥料

日本甜菜製糖 ゲインウォーター 土に撒けば保水力等向上

2024/04/16

近年の記録的な猛暑は、ほ場における水分不足をもたらし、移植直後の作物の生育にとって厳しいものになっている。そのような中、特にレタス、キャベツ、白菜、ブロッコリー等全国の野菜作農家から高い評価を得ている資材がある。日本甜菜製糖・紙筒事業部=東京都港区三田3―12―14=の液状保水剤「ゲインウォーター」だ。 アクリル重合技術を駆使した液状の高分子保水材で、土に撒くと速やかに浸透し、土壌の保水力・保肥力...

日本甜菜製糖 ゲインウォーター 土に撒けば保水力等向上

省力的な雑草管理へ カネショウファームおおぎす

2024/04/09

アグロカネショウ(櫛引博敬社長)は3月27~29日、「日本雑草学会第63回宇都宮大会」に参加した。そこで、那須烏山市や宇都宮大学と産官学連携で取り組んでいる里山保全事業の一環として「カネショウファームおおぎす」というプロジェクトを紹介した。このプロジェクトでは、安全性の高い除草剤「カソロン」などを使い、大木須地区の効率的な雑草管理や景観整備に取り組んでいる。会場では、写真や動画でプロジェクトの活動...

省力的な雑草管理へ カネショウファームおおぎす

シンジェンタJ 果樹・野菜殺虫剤 ミネクトエクストラSC上市

2024/04/09

シンジェンタジャパン(小林久哉社長、東京都中央区)は、2023年2月22日に農薬登録を取得した新規果樹・畑作用殺虫剤「ミネクトエクストラSC」の販売を4月17日から開始する。 ミネクトエクストラSCは、ジアミド系殺虫成分シアントラニリプロール(IRACグループ:28)と、IGR系殺虫成分ルフェヌロン(IRACグループ:15)を組み合わせた果樹・畑作用殺虫剤。 作用機作が異なる2つの有効成分を組み合...

シンジェンタJ 果樹・野菜殺虫剤 ミネクトエクストラSC上市

林業

福井で林業機械展 10月20・21日、勝山市で

2024/04/02

林業機械化協会(島田泰助会長)は今年の森林・林業・環境機械展示実演会について、10月20日㈰・21日㈪の2日間、福井県勝山市のスキージャム勝山で開催することを明らかにした。同展示会は福井県と林業機械化協会との共催で第47回全国育樹祭の記念行事の一つと位置づけられている。過去5回の平均出展社は71社、目標来場人数は1万人。 現在、主催者である林業機械化協会では、出展社を募集している。出展申込期限は4...

福井で林業機械展 10月20・21日、勝山市で

松本システム 無人で伐倒・搬出 「シン・ラプトル」受注開始

2024/03/26

松本システムエンジニアリング=松本良三社長、福岡県糟屋郡篠栗町和田5―2―25=は、4月からラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトル」の受注を開始する。傾斜した林地でも伐倒から搬出まで行える小型で軽量の無人作業車。林業における労働災害が多い伐採・搬出作業で人手を介さず行えるため、開発時から関心を集めていた同機が、ついに製品化を果たす。 下り傾斜45度、上り傾斜30度までの立木を伐倒が可能 林業現場では...

松本システム 無人で伐倒・搬出 「シン・ラプトル」受注開始

目指せ林業プロ 我が社のホープ 皆から頼られる存在に 佐久森林組合の森泉卓也さん

2024/03/26

いかにもガッチリした体型の森泉(もりずみ)卓也さん(27歳)。聞くと高校時代にレスリングで国体やインターハイに出場したとのこと。そんな経歴の持ち主の彼が苦手にするのが寒さ。ここ長野県佐久地域は冬場にはしばしばマイナス10℃以下まで気温が下がって鼻が痛くなり、呼吸するとむせる世界に。「重ね着して耐えるしかないです」と笑った。 地元の北佐久農業高校を卒業後に、佐久森林組合=山岸喜昭代表理事、長野県小諸...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 皆から頼られる存在に 佐久森林組合の森泉卓也さん

統計

0.6%減の430万haに 全国の令和5年耕地面積 

2023/11/07

耕地面積は前年に比べ2万8000ha減少 前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha 農水省は10月31日、令和5年耕地面積(7月15日現在)を公表した。 それによると、全国の耕地面積(田畑計)は前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha。これは、荒廃農地からの再生等による増加があったものの、耕地の荒廃、転用等による減少があったため。 全国農業地域別にみると、前年に...

令和5年果樹・茶栽培面積りんごは3.6万ha

2023/10/31

一部地域・品目で増加 農水省は20日、令和5年果樹及び茶栽培面積(7月15日現在)を公表。 果樹のうち、みかんは対前年比800ha(2%)減の3万7300ha、りんごは同400ha(1%)減の3万5900ha、その他かんきつ類は同400ha(2%)減の2万3600ha。かきが同400ha(2%)減の1万7900ha、ぶどうは同100ha(1%)減の1万7600ha、くりが同600ha(4%)減の1...

令和5年果樹・茶栽培面積りんごは3.6万ha

1等比率は68・9%に  農産物検査千葉は93%、茨城77% 8月31日現在

2023/10/03

農水省は9月29日、令和5年産米の農産物検査結果(8月31日現在、速報値)を明らかにした。 検査数量は、水稲うるち玄米で24万6300t、水稲もち玄米は9600t、醸造用玄米は2400tなどとなっている。 また、1等比率は68・9%で前年同時期より0・9ポイント上昇した。なお、前々年産(令和3年産)は76・1%で7・2ポイント下回っている。2等比率は同0・5ポイント下回る27・1%、3等は同0・3...

令和4年産 畑作物10aあたり生産費 ばれいしょは10万円

2023/09/22

目次 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 原料用かんしょは同0・2%減の15万6370円 そばは、同3・7%増の3万7508円 てんさいは、全算入生産費が同5%増の11万3650円 さとうきびは同3・4%減の14万3965円。 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 農水省はこのほど、農業経営統計調査のうち、令和4年産原料用ばれいしょ、原料用かんしょ、そば、てん...

令和4年産 畑作物10aあたり生産費 ばれいしょは10万円

トピックス

ネポン ちょこっとリモコン どこでもカオンキを操作

2024/02/20

ネポン=福田晴久社長、東京都渋谷区渋谷1―4―2=は、1月31日、施設園芸用温風暖房機の新型ハウスカオンキHK30型シリーズ専用アプリケーション「ちょこっとリモコン」を正式にAppStoreならびにGoogle Playストアでリリースした。対応機種はiPhoneがiOS16、17搭載端末で、Android端末が13、14搭載端末となる。 ハウスカオンキと連携するとスマホから状況を確認できる 「ち...

ネポン ちょこっとリモコン どこでもカオンキを操作

春の水稲作業を楽にする タイガーカワシマの新型「苗箱洗浄機」など

2024/02/13

タイガーカワシマ=川島廣大社長、群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876=は、〝売れるコメ作り〟に役立つ便利な製品をラインアップしている。春作業に関しては脱芒機を皮切りに温湯処理機・催芽機・苗箱洗浄機などを販売。苗箱洗浄機や種籾脱水機では更に能率アップを遂げた新商品が登場した。今回はそうした春の水稲作業製品のポイントを紹介する。 【グレイダー付脱芒機「だつぼー君」】 1回通しで抜群の脱芒力と選別力を発揮...

春の水稲作業を楽にする タイガーカワシマの新型「苗箱洗浄機」など

「農研植物病院」設立 農研機構出資のベンチャー農産物輸出に貢献

2024/02/06

農研機構はこのほど、農研機構発ベンチャー企業「㈱農研植物病院」を設立した。 農研機構では、研究開発成果の社会実装を促進し農業・食品産業の競争力強化と収益力向上を進めるとともに、収益力向上の適正な対価の獲得により研究開発を持続的に行うシステムを構築するため、「農研機構発ベンチャー企業認定制度」を整備し、厳格な審査の下、農研機構が開発した研究成果を活用するベンチャー企業に対する出資や支援を実施。また、...

「農研植物病院」設立 農研機構出資のベンチャー農産物輸出に貢献

「給食」と「食と農」 農林記者会75周年シンポ

2024/01/30

講演する藤原准教授 弊紙も所属している農林水産省の記者会である「農林記者会」が75周年を迎えるにあたり、1月19日、東京都港区のマリーグラン赤坂で記念講演会が開かれ、農業、食品業界をはじめ様々な業界から100人超が参加した。 当日は、京都大学人文科学研究所の藤原辰史准教授が「給食から考える食と農の自治」をテーマに講演。藤原氏は、ヨーロッパにおける「飢え」の問題について、ドイツのヒトラー台頭を例に挙...

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