農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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行政

農研機構農業機械研究部門、令和6年度研究報告会を開催 – 新たな安全性検査制度と最新農業機械の開発動向を発表 

2025/03/11

農研機構農業機械研究部門(農機研、長﨑裕司所長)は3月6日、埼玉県さいたま市の同部門はなの木ホール及びオンラインで令和6年度研究報告会を開催。各研究部門の概要報告を行ったほか、トピックスとして、令和7年度からスタートする新たな安全性検査制度や開発中の両正条田植機について報告した。当日は、会場、オンライン合せて270人が参加した。 報告会でははじめに長﨑所長が「農業・食品分野のSociety5・0の...

農研機構農業機械研究部門、令和6年度研究報告会を開催 – 新たな安全性検査制度と最新農業機械の開発動向を発表 

次世代環境配慮型施設園芸の実証事業を福岡市で開始

2025/03/11

農研機構、Carbon Xtract、九州電力、双日九州が連携し、脱炭素化を推進 農研機構はCarbon Xtract、九州電力、双日九州と化石燃料の利用を最小限に抑えた次世代の環境配慮型施設園芸の確立に向けた実証事業を福岡市の「チャレンジ農園プログラム」で提供される福岡市保有の今津リフレッシュ農園で開始した。 施設園芸の脱炭素化に向けては、化石燃料の使用で排出されるCO2の削減が喫緊の課題。こう...

農水省が「第2回みどり技術ネットワーク全国会議」を開催|最新農業技術を紹介し700人超が参加

2025/03/11

みどり戦略に貢献する技術 可変施肥田植機等 ネットワーク全国会議で共有 農水省は3月6日、東京都千代田区の同省会議室とオンラインで、「第2回みどり技術ネットワーク全国会議」を開催した。同会議は、みどりの食料システム戦略の実現に向け、現場への普及が期待される技術を取りまとめた「技術カタログ」について、技術の更なる普及、改良を目指し、掲載技術の紹介や、技術開発者や技術を実際に使っている農業者等とのパネ...

農水省が「第2回みどり技術ネットワーク全国会議」を開催|最新農業技術を紹介し700人超が参加

農水省が茶業振興の基本方針骨子案を発表:国内外の需要に対応する戦略

2025/02/18

2025年2月10日、農林水産省は「茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針有識者検討会」を開催し、今後の茶業振興に向けた基本方針の骨子案を発表した。この基本方針は、国内の茶業における消費減少や生産者の高齢化、海外需要の増加など、さまざまな課題に対応するための戦略を示している。 茶業の現状と課題 近年、日本国内でのお茶の消費は生活様式の変化により減少傾向にある。これに伴い、茶価の低迷が続いており、...

農水省が茶業振興の基本方針骨子案を発表:国内外の需要に対応する戦略

スマート農業技術活用促進法による支援策と令和7年度の予算計画

2025/02/18

スマート農業技術活用促進法による支援策と令和7年度の予算計画 スマート農業技術活用促進法に基づき、さまざまな支援策が進められている。2025年2月13日現在、開発供給実施計画が5件、生産方式革新実施計画は7件の認定が行われ、着実に成果を上げている。また、スマート農業技術の普及を加速するため、**スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)**の設置・運営に関して、令和7年度予算概算で1億250...

スマート農業技術活用促進法による支援策と令和7年度の予算計画

ドローン飛行許可申請手続きの簡素化と迅速化:国交省

2025/02/18

ドローン飛行許可申請手続きの簡素化と迅速化:国交省の新たな取り組み 100g以上の無人航空機を「特定飛行」で飛行させる際、事前に飛行許可申請が必要である。しかし、申請手続きの短縮化が求められている。国土交通省(国交省)は、ドローン事業の促進を目的に、カテゴリーⅡ飛行(第三者の上空を飛行しない)に関する許可審査の要領を改正し、申請手続きの簡素化と審査の迅速化を実施した。 ドローン飛行許可申請の新しい...

ドローン飛行許可申請手続きの簡素化と迅速化:国交省

農水省、令和7年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・社会実装促進事業」の公募:土壌くん蒸剤深層施用等

2025/02/11

農水省では、令和7年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・社会実装促進事業(委託プロジェクト研究)」の公募を行っており、先ごろ公募説明会が行われた。 同事業は令和7年度予算において計上されたもので総額は17億4900万円。前年度からの継続も含め、複数の課題があり、今回公募されているのは、大別して、環境負荷低減対策研究(環境低負荷型の化学農薬施用技術)と気候変動適応研究(農林業、畜産業、養殖業)...

農林水産物・食品の輸出が12年連続で過去最高を更新|令和6年の輸出額が1.5兆円突破

2025/02/11

農林水産物・食品の輸出が12年連続で過去最高を更新したことがわかった。財務省の貿易統計をもとにした農水省の取りまとめによる。令和6年の農林水産物・食品の輸出額は合計で対前年比3・7%増の1兆5073億円ではじめて1・5兆円を超えた。依然として中国等による輸入規制など逆風はあったものの、米や緑茶など、農林産物が伸びをけん引し、増加傾向を維持した。ただ、政府では、2025年2兆円の目標を掲げているが、...

業界動向

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

2025/03/18

「2025大阪・関西万博」まで1カ月を切った。4月13日から10月13日まで、大阪市此花区の人工島・夢洲において〝いのち輝く未来社会のデザイン〟をテーマに160を超える国・地域・国際機関が最新技術や独自の文化を紹介する。それと共に、良き未来を実現するアイデアや技術、体験が集結する。3月10日にはパビリオンの1つ『未来の都市』の完成記念式典が行われ、全容がメディアに公開された。 万博会場には多様なパ...

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

2025/03/18

「2025大阪・関西万博」まで1カ月を切った。4月13日から10月13日まで、大阪市此花区の人工島・夢洲において〝いのち輝く未来社会のデザイン〟をテーマに160を超える国・地域・国際機関が最新技術や独自の文化を紹介する。それと共に、良き未来を実現するアイデアや技術、体験が集結する。3月10日にはパビリオンの1つ『未来の都市』の完成記念式典が行われ、全容がメディアに公開された。 万博会場には多様なパ...

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

2025/03/18

「2025大阪・関西万博」まで1カ月を切った。4月13日から10月13日まで、大阪市此花区の人工島・夢洲において〝いのち輝く未来社会のデザイン〟をテーマに160を超える国・地域・国際機関が最新技術や独自の文化を紹介する。それと共に、良き未来を実現するアイデアや技術、体験が集結する。3月10日にはパビリオンの1つ『未来の都市』の完成記念式典が行われ、全容がメディアに公開された。 万博会場には多様なパ...

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

HS–2普及を推進 ヒューミック倶楽部で講演  ケーツーコミュニケーションズ

2025/03/13

ケーツーコミュニケーションズ=東京都千代田区内神田1―13―1=が普及を進めるバイオスティミュラント資材「HS―2プロ」を利用する生産者と、研究者をはじめ専門家との協働、技術情報の共有、研究、普及を目的とした「ヒューミック倶楽部」の「第5回総会」が、2月26日午後に都内で開催された。 フミン酸・フルボ酸を同時に抽出した水溶液「HS―2プロ」は、有効利用できずに廃棄された間伐材を4年かけて完熟堆肥化...

HS–2普及を推進 ヒューミック倶楽部で講演  ケーツーコミュニケーションズ

エナジーウィズ、次世代電池「ニッケル亜鉛電池(Ni-Zn)」を紹介 

2025/03/11

自動車用品展示会「EMCフェア」に出展 エナジーウィズ=吉田 誠人社長、東京都千代田区=は、自動車用品の展示会「EMCフェア」(主催:エンパイヤ自動車)に出展。開発を進めているニッケル亜鉛電池「Ni―Zn」を紹介した。 ニッケル亜鉛電池は、リチウムイオン電池に比べて安価でありながら、エネルギー密度が高く、発火リスクが低いという特長を持つ。今回の展示ではモックアップ品や説明資料を通じて、来場者に対し...

エナジーウィズ、次世代電池「ニッケル亜鉛電池(Ni-Zn)」を紹介 

ヤンマーアグリ、最新自動運転野菜移植機「PW200Rシリーズ」発売!

2025/03/11

ヤンマーアグリ=所司ケマル社長、岡山県岡山市=は、ICT技術を活用し、直進の自動化による農作業の高効率化・高精度化を実現する乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」を4月1日に発売する。同社では農業現場の人手不足の課題解決に向け、自動運転農機「SMARTPILOT(スマートパイロット)」シリーズのラインアップを強化している。 乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」は、乗用型の野菜移植機に...

ヤンマーアグリ、最新自動運転野菜移植機「PW200Rシリーズ」発売!

エム・エス・ケー農業機械が「MFM農業機械フェア」開催  700名が来場!西日本支社主催の農業機械展示会

2025/03/11

エム・エス・ケー農業機械=髙畑年伸社長、北海道恵庭市戸磯193―8=は2月16日・17日、熊本県家畜市場(熊本県菊池郡大津町室1541)で西日本支社(伊地知博支社長)主催による「MFM農業機械フェア」を開催。九州各地から約700名の来場者が訪れ、最新機器を熱心に見学する姿が多く見られた。 MFトラクタをはじめ、クーン・クラース・ノビリ・トスカーノ・マスキオ・ストルティといったオリジナル作業機や協賛...

エム・エス・ケー農業機械が「MFM農業機械フェア」開催   700名が来場!西日本支社主催の農業機械展示会

オーレック 魔改造の夜で感動 課題解決力で難題に挑戦

2025/03/11

オーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町=は、2月27日、NHK総合で放送された「魔改造の夜」に出演し、『改造したトイレットペーパーホルダーでトイレットペーパーを遠くまで引き飛ばす』という競技にチャレンジした。2月11日にも同番組に出演し『2mの脚立を25m走らせる』競技で激闘を演じ、今回2度目の登場。 同番組は各界のエンジニアたちがユニークな発想と日々培ったテクニックを駆使し、日用品などに驚...

オーレック 魔改造の夜で感動 課題解決力で難題に挑戦

特集

高温障害対策の最新トレンド!省力化&持続可能な農業資材を徹底解説

2025/03/17

気候変動が進む中、作物の高温障害対策はますます重要性を増している。資材メーカーも、高温障害の軽減に役立つ製品を開発し、各種展示会などで積極的にPRしている。一方で、農業現場では人手不足が深刻化しており、特に夏場の繁忙期には高温対策に多くの時間や労力を割くことが難しいという声も聞かれる。そこで、本特集では「高温障害対策に役立つ注目製品」をテーマに、できるだけ省力的に作物の高温環境に対応できる資材や、...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

2024/12/17

目次 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり 作物の収量ギャップ抑える 日本BS協議会・和田哲夫氏に聞く 自然界からの贈り物 上手な使い方と考え方 ハイポネックス アミノ酸・海藻・菌根菌 様々な活用方法を提案 日本で原料販売加速 ボレガード独自の高機能フミン酸 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり バイオスティミュラント(BS)と呼ばれる新しい資材カテゴリーは、近年、農業資材の展示会...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

秋田県農業機械化ショー 課題解決技術一堂に 鹿角市で最新農機・資材がズラリ

2024/10/29

秋田県種苗交換会、そして、協賛行事の一つである、秋田県農業機械化ショーがまもなく始まる。種苗交換会は今年で147回、農機ショーは76回を数え、秋田県農業を支えてきた重要なイベントだ。今年の農機ショーは11月1日㈮~5日㈫、鹿角市の「花輪スキー場第1・第2駐車場」で開催される。主催は秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)。 写真撮影には八幡平地域経営公社(阿部聖代表、鹿角市八幡平前川原24)にご協力い...

秋田県農業機械化ショー 課題解決技術一堂に 鹿角市で最新農機・資材がズラリ

農薬・肥料

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

2025/02/11

農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターは、水稲栽培における難防除雑草「ナガエツルノゲイトウ」に対して、除草剤を用いた防除技術を開発した。 ナガエツルノゲイトウが発生している現地圃場において、移植栽培期間中に、本種に効果のあるピラクロニル剤およびフロルピラウキシフェンベンジルを活用した3通りの防除体系を適用したところ、雑草害の軽減が実証された。さらに、この技術を2年間継続する...

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

大森茂氏受章祝賀会 業界が自分事として称えた

2024/12/03

昨年秋の叙勲で、全国農薬協同組合(以下、全農薬)理事長、岡山農薬卸商組合理事長、山陽薬品取締役会長、元全国農薬安全指導者協議会会長の大森茂氏が旭日小綬章を受章した。11月20日、都内で受章を祝う会(発起人代表:栗原秀樹氏)が開催され、業界から100名余りが参加した。 大森氏は昭和28年3月7日生れ。50年慶応義塾大学工学部管理工学科卒業後、三共(現・第一三共)入社。医薬品製造部門でGMP(医薬品の...

大森茂氏受章祝賀会 業界が自分事として称えた

日本農薬 第2四半期業績説明 新規製品開発とAI拡充

2024/12/03

日本農薬は28日、2025年3月期第2四半期決算説明会を開催し、岩田社長が説明を行った。売上高は前年同期比3.8%減の391億円、営業利益は12・5%減の10億円となった。このうち、農薬事業の売上高は同4.3%減の362億6900万円、営業利益は同0.9%増の9億8400万円だった。3月期の見通しは、売上高1.4%増の1045億円、営業利益は8.9%増の81億円とした。 国内農薬販売では、水稲用殺...

日本農薬 第2四半期業績説明 新規製品開発とAI拡充

林業

【目指せ林業プロ 我が社のホープ】若き後継者が挑戦 鎌田林業土木の鎌田一輝さん

2025/02/25

林業は誰かがやらなければいけない仕事—。この言葉を胸に刻み、家業を継ぎつつ林業の価値向上を目指して取り組んでいる鎌田一輝さん(26歳)。教員免許を取得し、教師の道を歩むつもりだったが、祖父が創業した鎌田林業土木=宮城県加美郡加美町字北町二番30―37=に入社。林業の道を歩み始めた。 昭和36年に祖父の鎌田一郎氏が個人事業主として創業した同社。昭和56年の法人化を機に国有林の請負事業を主に林業へ本格...

【目指せ林業プロ 我が社のホープ】若き後継者が挑戦 鎌田林業土木の鎌田一輝さん

松本システムエンジニアリングのフェラーバンチャザウルスロボ:林業作業を革新する高性能機械 

2025/02/11

「1台5役」の万能機能を持つフェラーバンチャザウルスロボ 松本システムエンジニアリング(松本良三社長)のフェラーバンチャザウルスロボが林内作業で活躍している。近年ではチェンソーのような切れ味を実現したDXシリーズが登場。路網作りや伐倒にフル稼働している。さらに、昨年発売したアタッチメント「ザウルスレーキ」との組み合わせで地拵えまで行えるようになり、更に便利な高性能林業機械になった。 伐倒、集材、整...

松本システムエンジニアリングのフェラーバンチャザウルスロボ:林業作業を革新する高性能機械 

リタプラス、3月21日に林業・環境機械展示会&メンテナンス研修会を開催 – KESLAの新型ハーベスタも登場

2025/02/11

林業機械の販売修理などを手掛けるリタプラス=藤川靖治社長、大分県日田市大山町西大山3836―1=は、3月21日・22日に昨年オープンしたサービスセンターで「林業・環境機械展示会&メンテナンス研修会」を開催する。当日は最新の林業・環境機械の展示実演。中でも注目はKESLAハーベスタ新型2モデルだ。 高い耐久性に高精度な伐倒・造材機能を備え、世界中で活用されているKESLAハーベスタヘッド。2023年...

リタプラス、3月21日に林業・環境機械展示会&メンテナンス研修会を開催 – KESLAの新型ハーベスタも登場

統計

2024年日本の農業機械輸出入実績|トラクタは1930億円  75‌kW超130‌kW以下10%増

2025/02/11

トラクター輸出が減少傾向も 75‌kW超130‌kW以下は10%増 日本農業機械工業会(増田長盛会長)は1月31日、令和6年通期の農業機械輸出入実績をまとめた。 輸出額は対前年比2%減の2849億5557万円となった。このうち、農業用トラクタは合計が同3・3%減の1930億4935万円。馬力帯別では、18‌kW以下は同57・4%増の168億31万円、75‌kW超130‌kW以下が同10・8%増の3...

6年産米1等比率は76% 6年12月末時点農産物検査

2025/02/11

農水省はこのほど、令和6年産米の農産物検査結果(速報値、令和6年12月31日現在)を公表した。 検査数量は水稲うるち玄米で375万9500tとなり、11月30日現在と比較し15万1500tの増加、対前年同期比では1・6%少なくなっている。 1等比率は75・9%で前年同期と比べ14・6ポイントの増加となったものの、前々年との比較では2・7ポイント下回っている。 1等比率を都道府県別にみると、90%以...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

2025/01/28

農水省はこのほど令和6年産米の相対取引価格・数量(令和6年12月)をまとめた。 12月単月の全銘柄平均で玄米60㎏あたり(以下同)2万4665円と前月比で704円(3%)の増加。また、前年同月との比較では9275円(60%)の増加だった。また、出回りからの年産平均価格は2万3715円で対前年産比8400円の増加。出荷業者と卸売業者の間の取引としては比較可能な平成2年以降で過去最高となった。 出回り...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

令和6年産 小麦収穫量は102万t 多雨・高温影響し収量減

2024/12/03

農水省は11月26日、令和6年産麦類(子実用)の作付面積及び収穫量を公表した。 小麦(子実用)の作付面積は前年並みの23万1600haとなった。 一方、10aあたり収量は対前年産比6%下回る442㎏となった。これは、主に九州で2月から4月まで多雨傾向で推移したことから室外や病害の被害がみられたことに加え、4月以降の日照不足や高温により登熟が不良だったため。 なお、10aあたり平均収量対比は97%だ...

トピックス

【コクゾウムシ対策】米の品質を守る「TOR-ZO(トル・ゾ)」が大人気!効果抜群の捕虫システムとは?

2025/03/11

米の品質を守ることは、安全な食生活を維持する上で欠かせない要素。そのような中で上根精機工業=上根崇社長、名古屋市中川区澄池町15―21=のコクゾウムシ対策商品の「TOR―ZO(トル・ゾ)が、シンプルな構造と確実な捕獲性能で多くの家庭や業務用環境で支持を集めている。 米びつや米袋の中に侵入するコクゾウムシに置くだけで効果を発揮する単純明快な製品。場所を選ばないコンパクト設計で、独自の誘虫剤に面白いよ...

【コクゾウムシ対策】米の品質を守る「TOR-ZO(トル・ゾ)」が大人気!効果抜群の捕虫システムとは?

【第26回全国果樹技術・経営コンクール】受賞者発表!農林水産大臣賞に輝いた果樹農家の革新事例も紹介

2025/02/11

全国果樹技術・経営コンクール実行委員会(村上秀德委員長(中央果実協会理事長))はこのほど、第26回全国果樹技術・経営コンクールの受賞者を決めた。 「全国果樹技術・経営コンクール」は果樹農業の発展や果樹農家の経営改善に資することを目的に平成11年からスタート。全国からの参加応募に対し都道府県段階の第一次選考を経て全国段階で開催された審査会(審査会座長:元農研機構理事兼果樹研究所長・福元將志氏)及び現...

水田政策 「骨」をしっかり 2月11日号社説

2025/02/11

わが国の米づくり、そして水田をどのように舵をとっていくか。農水省の令和9年度からの方向性が決まった(関連記事1面)。あくまで「方向性」であり今後の議論の行方によって変わる可能性があるが、多くの関係者から懸念の声が上がっていた水田活用の直接支払交付金における「5年の水張り」を求めないとするなど軌道修正を図った点は評価できる。 一方、懸念事項としては飼料用米の扱いを挙げたい。これまで多くを輸入に頼って...

新春特別インタビュー 渡邊毅事務次官に聞く

2025/01/28

持続性の確保目指す 全生産者がスマ農活用する社会へ 昨年は、四半世紀ぶりに食料・農業・農村基本法の改正が行われ、新たな時代の農政に一歩踏み出した。一方、農業を巡っては厳しい情勢に置かれている。否応なく進む担い手の減少・高齢化、高止まりを続ける生産資材等の価格とそれを十分に反映しきれてない農産物価格など。転換期にある今はまさにこうした課題を解決し、反転攻勢をしかける絶好の機会だ。今回、新春特別インタ...

新春特別インタビュー 渡邊毅事務次官に聞く