【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美
会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏が、大会のシンボル、大屋根リングを案内した。「いま世界は分断が激しくなっている。そんな時代に全世界の8割にあたる約160カ国がこの小さな1つの場所に集まって半年間を過ごし、共に未来を考える、その意義は途轍もなく大きい。リングには〝多様でありながら1つ〟という理念が込められていて、リングの中に世界各国のパビリオンが全て配置されている。リングは各パビリオンを訪れるメインストリートであり、雨や日差しを遮る機能も有している。植栽が施されたリングの上からは会場全体や瀬戸内海、関西の街並みを見渡すことができる」と話した。
また「ヌキ工法など日本の伝統技術をベースに最新の建築技術を組み合わせた世界最大級の木造構築物」とも。
また「ヌキ工法など日本の伝統技術をベースに最新の建築技術を組み合わせた世界最大級の木造構築物」とも。