オーレックが〝草ストロー〟導入 使用後は動物園で活用
〝草と共に生きる〟をブランドコンセプトに掲げるオーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町日吉548―22=のブランド発信拠点「OREC green lab福岡」(福岡市中央区)は3月1日から、カフェのアイスドリンクで提供しているプラスチック製ストローに代わり、完全自然由来の〝草ストロー〟を導入する。使用後は洗浄消毒し、福岡市動物園に進呈。ペンギンの寝床として今冬から活用される。同社はSDGsの実...
〝草と共に生きる〟をブランドコンセプトに掲げるオーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町日吉548―22=のブランド発信拠点「OREC green lab福岡」(福岡市中央区)は3月1日から、カフェのアイスドリンクで提供しているプラスチック製ストローに代わり、完全自然由来の〝草ストロー〟を導入する。使用後は洗浄消毒し、福岡市動物園に進呈。ペンギンの寝床として今冬から活用される。同社はSDGsの実...
SDGsへの意識の高まりとともにプラスチック削減の動きが活発化している。2020年にプラスチック製のレジ袋が有料化されたほか、今年4月にはスプーンやストローなどのプラスチック製品の有料化が行われる見通しだ。こうした動きは海洋プラスチックごみによる様々な影響がその一因となっている。わが国農業においても、マルチを始めとした園芸用廃プラスチックや被覆肥料の被覆がらなど、プラスチック削減に向けて「自分ごと...
農薬工業会は10月19日、「SDGs(持続的な開発目標)」に関するオンライン講演会を開催した。 初めに農林水産省消費・安全局農産安全管理課農薬対策室の山原洋佑課長補佐が「農林水産業とSDGs」について講演。みどりの食料システム戦略の概要などを説明した。このなかで、化学農薬低減に向けた取組みとして、スマート防除技術体系の活用やIPM体系の確立・普及とともに、新規農薬等の開発により2050年までに化学...
国連食料システムサミットが9月23・24日(ニューヨーク現地時間。以下同)にオンラインで開催された。 同サミットは2030年までのSDGs達成に向けた「行動の10年」の一環として、食料システム(食料の生産、流通といった一連の過程を一体的に捉えたもの。今回初めて使われた)を改革するための行動を導くための方途を議論し、関係者の連携・協力を促進することが目的。主催者であるグテーレス国連事務総長のほか、ア...
諸岡=諸岡正美社長CEO、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、自社の企業活動の指針にSDGsを取り入れている。「社内の啓蒙を始めたのが3年ほど前で、SDGsを推し進めることで自社変革の原動力としたい」と諸岡社長。自社の企業活動の中でどのようにSDGsを実践し、それがどのような効果をもたらしてるかなどをインタビューした。 ――取り組みを始めた経緯は何ですか。「諸岡では、「持続可能な社会」実現のため...
農業は雑草と虫との戦いだといわれる。公益財団法人日本植物調節剤研究協会(以下、植調協会)は半世期以上にわたり除草剤を始めとする植物調節剤の開発利用促進の研究を重ね、農業の近代化を科学の観点から支えてきた。農業従事者の高齢化や地球温暖化など農業をとりまく環境は常に変化し、農薬取締法改正や規制緩和の流れもあり、きめ細かな対応が求められる。 昨年6月同協会の理事長に就任した大谷敏郎氏に、植調協会の果たす...
農業食料工学会(近藤直会長)は3月2日、オンラインで農業機械部会セミナーを開催した。今回のテーマは「農業機械化を通じたSDGsへの貢献」。 講演では、農水省国際地域課の新藤光明・国際交渉官が「本邦農業機械メーカーの海外事業展開への期待~農林水産業における環境問題・スマート農業の海外展開~」と題し、現在検討が進められている「みどりの食料システム戦略」の検討方向などについて紹介したほか、スマート農業推...