オーレックが〝草ストロー〟導入 使用後は動物園で活用
〝草と共に生きる〟をブランドコンセプトに掲げるオーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町日吉548―22=のブランド発信拠点「OREC green lab福岡」(福岡市中央区)は3月1日から、カフェのアイスドリンクで提供しているプラスチック製ストローに代わり、完全自然由来の〝草ストロー〟を導入する。使用後は洗浄消毒し、福岡市動物園に進呈。ペンギンの寝床として今冬から活用される。同社はSDGsの実現を目指し、循環型社会の取り組みに力を入れる。
草ストローは、合同会社HAYAMIが販売する無添加・無農薬・保存料不使用の完全自然由来の製品。原料の草はベトナムで栽培・製造されており、現地の雇用創出にもつながっている。使用後のストローは店内で回収し、熱湯で消毒・乾燥後、ペンギンの巣材として再活用される。
近年、海洋プラスチック問題を背景に、プラから紙製品への代替など資源の有効活用が求められている。
2022年4月から「プラスチック資源循環法」が施行され、プラゴミに対する関心は高まっている。同拠点でも持続可能な社会に向けた取り組みを模索する中で、第一歩として、オーレックと親和性の高い〝草〟ストローを導入することになった。
2月1日からの試験導入では、「紙ストローより良い」「口の周りにまとわりつかず、時間が経ってもしならない」と好評だった。プラ製ストローを廃止するだけでなく、さらにゴミ削減を目指して二次活用方法を模索する中で、福岡市動物園のペンギン獣舎で巣材として活用することが決まった。ストローが一定数集まり次第、随時提供していく。
同拠点は2019年にオープン。オーレックの草刈機を使用して育った無農薬米のドリンクや無農薬で育った農作物を集めたマルシェなど、環境にも身体にも優しい商品を提供している。
草ストローは、合同会社HAYAMIが販売する無添加・無農薬・保存料不使用の完全自然由来の製品。原料の草はベトナムで栽培・製造されており、現地の雇用創出にもつながっている。使用後のストローは店内で回収し、熱湯で消毒・乾燥後、ペンギンの巣材として再活用される。
近年、海洋プラスチック問題を背景に、プラから紙製品への代替など資源の有効活用が求められている。
2022年4月から「プラスチック資源循環法」が施行され、プラゴミに対する関心は高まっている。同拠点でも持続可能な社会に向けた取り組みを模索する中で、第一歩として、オーレックと親和性の高い〝草〟ストローを導入することになった。
2月1日からの試験導入では、「紙ストローより良い」「口の周りにまとわりつかず、時間が経ってもしならない」と好評だった。プラ製ストローを廃止するだけでなく、さらにゴミ削減を目指して二次活用方法を模索する中で、福岡市動物園のペンギン獣舎で巣材として活用することが決まった。ストローが一定数集まり次第、随時提供していく。
同拠点は2019年にオープン。オーレックの草刈機を使用して育った無農薬米のドリンクや無農薬で育った農作物を集めたマルシェなど、環境にも身体にも優しい商品を提供している。