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林業

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2024/04/23

持続可能な森林管理へ 農林中金が7案件の助成決める 

農林中央金庫(農林中金)は、このほど「公益信託農林中金森林再生基金」(通称:農中森力(もりぢから)基金)の第10回助成案件を決めた。今回の助成では15件の応募から7案件、合計1億6400万円の助成が決まった。助成対象と事業名は次の通り。 ▽苫小牧広域森林組合(北海道)=ICTを活用した被災森林復興~スマート林業Atsumaモデルの構築~▽遠野地方森林組合(岩手)=松くい虫被害地の森林機能の再生―「...

持続可能な森林管理へ 農林中金が7案件の助成決める 
2024/04/02

福井で林業機械展 10月20・21日、勝山市で

林業機械化協会(島田泰助会長)は今年の森林・林業・環境機械展示実演会について、10月20日㈰・21日㈪の2日間、福井県勝山市のスキージャム勝山で開催することを明らかにした。同展示会は福井県と林業機械化協会との共催で第47回全国育樹祭の記念行事の一つと位置づけられている。過去5回の平均出展社は71社、目標来場人数は1万人。 現在、主催者である林業機械化協会では、出展社を募集している。出展申込期限は4...

福井で林業機械展 10月20・21日、勝山市で
2024/03/26

松本システム 無人で伐倒・搬出 「シン・ラプトル」受注開始

松本システムエンジニアリング=松本良三社長、福岡県糟屋郡篠栗町和田5―2―25=は、4月からラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトル」の受注を開始する。傾斜した林地でも伐倒から搬出まで行える小型で軽量の無人作業車。林業における労働災害が多い伐採・搬出作業で人手を介さず行えるため、開発時から関心を集めていた同機が、ついに製品化を果たす。 下り傾斜45度、上り傾斜30度までの立木を伐倒が可能 林業現場では...

松本システム 無人で伐倒・搬出 「シン・ラプトル」受注開始
2024/03/26

目指せ林業プロ 我が社のホープ 皆から頼られる存在に 佐久森林組合の森泉卓也さん

いかにもガッチリした体型の森泉(もりずみ)卓也さん(27歳)。聞くと高校時代にレスリングで国体やインターハイに出場したとのこと。そんな経歴の持ち主の彼が苦手にするのが寒さ。ここ長野県佐久地域は冬場にはしばしばマイナス10℃以下まで気温が下がって鼻が痛くなり、呼吸するとむせる世界に。「重ね着して耐えるしかないです」と笑った。 地元の北佐久農業高校を卒業後に、佐久森林組合=山岸喜昭代表理事、長野県小諸...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 皆から頼られる存在に 佐久森林組合の森泉卓也さん
2024/02/27

目指せ林業プロ 我が社のホープ 父の背中を追いかけて 須藤木材の須藤晃太さん

チェンソーで何本か伐倒してもらった。立派なスギに手際よく受け口などを入れ、狙った方向へ倒していく。「技術があがった実感があり、仕事する上で楽しみが増えてきました」と話す須藤晃太さん(27歳)が今回の主人公。祖父から続く3代目の林業マンで、高崎市を中心とした西毛地区で素材生産業を営む家業の須藤木材=群馬県高崎市箕郷町富岡1607―3=に入社して6年目。父でもある須藤宗一社長(57歳)の背中を追って、...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 父の背中を追いかけて 須藤木材の須藤晃太さん
2024/02/06

諸岡 現場で自動運転フォワーダ実演

製品化へ一歩前進 省人化と生産性向上へ期待 諸岡=諸岡正美代表取締役CEO、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は1月26日、茨城県常陸太田市内の国有林現場で森林総研などと共に開発を進めている「自動運転フォワーダ」の現場デモンストレーション・説明会を行った。全長約1.6㎞、高低差50mの作業道を木材を積み込み走行。諸岡社長自らも体感して有人と遜色ない作業が行えることを披露した。 諸岡社長も自ら体感 ...

諸岡  現場で自動運転フォワーダ実演
2024/01/23

活気と団結力で飛躍 諸岡協力会の賀詞交歓会

あいさつする諸岡代表取締役CEO 令和6年諸岡協力会賀詞交歓会が1月12日午後、千葉県柏市にあるザ・クレストホテル柏で開催された。需要の大きいキャリアダンプを中心に、新分野も積極的に掘り起こし躍進を続ける諸岡を支える諸岡協力会の賀詞交換会は、昨年に引き続き懇親会も行われた。中畑聰史会長はじめ会員企業のほか、諸岡正美代表取締役CEOと幹部や社員など約200名が出席する中で、新春らしい活気と団結力が感...

活気と団結力で飛躍 諸岡協力会の賀詞交歓会
2023/12/26

イワフジ工業 AI活用の架線集材 和歌山県で現地見学会開催

(写真説明)ワンオペで安全作業できることを披露 イワフジ工業=有吉実社長、岩手県奥州市=は、中井林業(中井稔社長、和歌山県田辺市)と共同で「AI」を使用した新たな架線集材システムの開発に取り組んでおり、昨年12月13日に和歌山県で現地見学会を開催した。森林組合や素材生産業者等75名が見守る中、キャビン内からワンオペで集材作業を披露。安全で効率的な作業実現に向けて期待が高まった。 今回行ったのは、林...

イワフジ工業 AI活用の架線集材 和歌山県で現地見学会開催
2023/12/19

目指せ林業プロ 我が社のホープ “木を育てる”に魅力 わたらせ森林組合の福田和希さん

趣味の登山から木を育てる林業に興味を持ちこの世界に飛び込んだのが、わたらせ森林組合=群馬県みどり市東町花輪237=で8年目を迎えた福田和希さん(34歳)だ。前職の頃から週末に単独行で山登りを楽しんでいたという福田さん。ある時、木曽の御嶽山に泊まりで登りに行った際に、日本三大美林で名高い木曽ヒノキに携わる人と話したのが転機になった。「木曽の人たちが山を大事にしていること、御嶽山神社の周りに生えている...

目指せ林業プロ 我が社のホープ “木を育てる”に魅力 わたらせ森林組合の福田和希さん
2023/11/28

栃木県スマート林業研修会 松本システムがシン・ラプトル等披露

栃木県は、11月15日、栃木県森林組合連合会(江連比出市代表理事会長)及び松本システムエンジニアリング(松本良三社長)の協力を得て、塩谷町内の森林で「スマート林業研修会」を開催した。当日は、松本システムエンジニアリング製のラジコン伐倒機「シン・ラプトル」、フェラーバンチャザウルスDX、植栽機「テリジノロボ」の3機種が現場で実演。県内の林業関係者のほか、関東森林管理局、林野庁など約100人が参集し、...

栃木県スマート林業研修会 松本システムがシン・ラプトル等披露
2023/11/07

新宮商行、ポンセ最新機械を展示

世界クラスの作業能力 新機能「アクティブクレーン」 新宮商行=坂口栄治郎社長、林業機械部:小樽市銭函2―32―1=は、茨城林業機械展で国内でも関心を高めているポンセ社のハーベスタ、フォワーダの中から中~大型モデルの最新鋭林業機を展示。キャビンの快適さの体験と共に、オペレータ作業の負担を軽減する「アクティブクレーン」など、ポンセマシンによる作業の効率化や作業環境の向上を発信する。 世界屈指の林業機械...

新宮商行、ポンセ最新機械を展示
2023/11/07

カルイ 林業に最適な機種 最上位機種のKDC―2500B

林業現場から注目集める「KDC―2500B」 カルイ=山形県山形市鋳物町46―1=の樹木粉砕機DraComシリーズの中でも特に「KDC―2500B」が林業現場で高い注目を集めている。 「KDC―2500B」は、同社の自走式樹木粉砕機の最大機種。エンジンにホンダiGX800(国産)STRガバナーを採用したことで、25‌PS‌の樹木粉砕機で最大処理粉砕可能径Φ200㎜を実現。同社ではDraComシリー...

カルイ 林業に最適な機種 最上位機種のKDC―2500B
2023/11/07

最大35㎏の運搬能力 ドローンワークシステムの物資運搬用ドローンに注目

苗木等の運搬はドローンの時代に 各地の苗木や鹿よけネットなどの資材運搬作業で、安定した飛行と操作性で評価を集めているのがドローンワークシステム=手島朋広社長、福島県いわき市常磐関船町1―10―14=の物資運搬用ドローン「EAGLEシリーズ」。運搬可能量15㎏の「EAGLE15」、と同35㎏の「EAGLE35」をラインアップ。共に安心の国産、しかも福島県産ロボット認定機だ。 独自のフライトコントロー...

最大35㎏の運搬能力 ドローンワークシステムの物資運搬用ドローンに注目
2023/11/07

松本システム フェラーバンチャザウルスDX、林機展で実演

抜群の切れ味、切断径増大 「トリケラ」に新機能追加 毎回林業展で次世代を睨んだ試作機を展示実演する松本システムエンジニアリング(松本良三社長)の今回の目玉機の一つが新登場した強化型「フェラーバンチャザウルスDX」。切れ味が鋭く進化した作業を実演する。また、新機能が加わった0・25クラスのハイブリッドハーベスタ「トリケラ」も稼働。この他、再造林アタッチメントも実働展示する。 ウルトラザウルスロボに格...

松本システム フェラーバンチャザウルスDX、林機展で実演
2023/10/24

山仕事に魅せられて 大子町森林組合の菊池さんと椎名さん

目指せ林業プロ 我が社のホープ -30- 〝山仕事がしたい!〟と、この世界に入ってきた菊池駿太さん(24歳)と椎名琴絵さん(23歳)。聞けば同じ高校の林業科出身で、高校2年生時の高性能林業機械の体験実習がきっかけで、大子町森林組合=吉成俊光代表理事組合長、茨城県久慈郡大子町大字川山897=に入組したとか。同席した石井崇博業務課長によれば二人ともセンスの良さを買われて異例の速さで造林班から素材生産班...

山仕事に魅せられて 大子町森林組合の菊池さんと椎名さん
2023/10/17

高性能林業機械導入を促進 スギ人工林2割減 花粉症対策伐採面積は年7万haへ

政府は11日、花粉症に関する関係閣僚会議を開催、「花粉症対策初期集中対応パッケージ」をまとめた。発生源対策として、今年度中に重点的にスギの伐採・植替え等を実施する区域を設定。伐採面積を現行の年間約5万‌haから10年後までに約7万‌haまで増加。スギ人工林2割削減を目指す。そのため、労働力の減少が見込まれるなか、高性能林業機械の導入を促進するとともに、農業等他産業との連携を進めることで過去10年と...

高性能林業機械導入を促進 スギ人工林2割減 花粉症対策伐採面積は年7万haへ
2023/10/03

CLT建築1000件超に 関係省庁連絡会議 大阪・関西万博で活用も

「CLT活用促進に関する関係省庁連絡会議(第14回)」が9月28日、東京都千代田区の首相官邸で開催された。 会議では始めに、CLTの活用状況について報告があった。それによると、CLTを活用した建築物の竣工件数は、令和5年度に累計で1096件と1000件を超える見込み。また、最近の動向として、首都圏以外や学校施設での活用事例などが示された。更に、2025年大阪・関西万博の日本館も、CLTを活用して建...

CLT建築1000件超に 関係省庁連絡会議 大阪・関西万博で活用も
2023/09/26

目指せ林業プロ 我が社のホープー 「家族との時間増えた」 栃毛木材工業の永野祐人さん

目次 林業歴4年目を迎えた永野祐人さん 自分が作った道で後輩達がより良い感じで作業できれば嬉しい "オールラウンダー"に 林業歴4年目の永野祐人さん 今回訪ねたのは、栃毛木材工業=関口弘社長、栃木県鹿沼市下永野777=で働く林業歴4年目を迎えた永野祐人さん(30歳)。当日は大雨にも関わらず、笑顔で応えてくれた。学生時代は部活動でバレーボール部のエースとして活躍していたという永野さん。エースとして仲...

目指せ林業プロ 我が社のホープー 「家族との時間増えた」 栃毛木材工業の永野祐人さん
2023/09/26

森林総研が10月11日、一橋大学で公開講演会

森林総研は10月11日、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で2023年度公開講演会「持続可能な豊かな森を築く―資源を提供してくれる森を築くために今必要な事―」を開催する。近年、造林未済地として残される山が急激に増えている。その原因として、造林保育の経費、素材生産・流通の経費など一辺倒では解決できない多数の問題を含んでいる。今回の講演会では、これらの問題に対峙すべく始まった最新の研究を紹介する。 具体...

森林総研が10月11日、一橋大学で公開講演会
2023/09/12

林野庁が森ハブ・プラットフォーム開設 

林野庁は9月4日、「森ハブ・プラットフォ―ム」を開設、参加企業・団体の募集を開始した。 林野庁は、令和元年に策定した「林業イノベーション現場実装推進プログラム」を着実に推進するため、令和3年度に林業イノベーションセンター(森ハブ)を設置し、様々な取組を進めてきた。 今回、その成果を踏まえ、これまで林業に携わってきた事業者等と新たな技術や視点と森林・林業分野への高い関心を有する異分野の事業者等が集ま...

林野庁が森ハブ・プラットフォーム開設 
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