被害対策人材を育成 鳥獣被害優良活動表彰
農水省は、1月28日、令和3年度の「鳥獣対策優良活動表彰」の受賞者を決めた。同表彰は優良事例を広く紹介することで、効果的な鳥獣対策の推進を図るもので、鳥獣被害防止の取組については平成21年度から、平成28年度からジビエの利活用について実施している。今年度の受賞者は次の通り。敬称略。 ▽農林水産大臣賞(被害防止部門(個人))=和田三生(佐賀県) ▽同(捕獲鳥獣利活用部門(団体))=NPO法人森の息吹...
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農水省は、1月28日、令和3年度の「鳥獣対策優良活動表彰」の受賞者を決めた。同表彰は優良事例を広く紹介することで、効果的な鳥獣対策の推進を図るもので、鳥獣被害防止の取組については平成21年度から、平成28年度からジビエの利活用について実施している。今年度の受賞者は次の通り。敬称略。 ▽農林水産大臣賞(被害防止部門(個人))=和田三生(佐賀県) ▽同(捕獲鳥獣利活用部門(団体))=NPO法人森の息吹...
テザック=大阪市天王寺区東高津町=は、電気柵部材のポールとクリップの拡販に力を入れている。ポールは一般的な支柱に比べ細く軽量で、クリップはつまむだけ。ワンタッチで取付け外しが簡単。設置と管理、運搬の省力化をアピール。 ポールは長さ75㎝、直径0.8㎝で、手で楽に抜き差しできる。色はイノシシが識別できない赤色を採用。イノシシの場合、鼻の高さに合わせて地面から20㎝と40㎝の高さに柵線を設置する必要が...
全国に12拠点を展開する鳥害対策専門コンサルタントのフジナガ=藤永雅也社長、兵庫県尼崎市道意町6―28―7=が、農業分野にも力を入れている。年間5000件以上の実績を強みに、鳥類の生態を知り尽くしたプロが最適な鳥害対策を提案する。畜舎・選果場・農機具倉庫などでのふん被害と衛生面での課題解決などで需要を見込む。 農水省の統計によると、鳥類による農作物被害金額は31億4100万円(令和元年度)。イノシ...
農村に深刻な影響を及ぼしている鳥獣被害。平成24年度をピークに減少してきたものの、令和元年度の農作物被害は158億円で、依然として高い水準で推移している。また、鳥獣の捕獲を担う狩猟者についても高齢化が進み、鳥獣による被害防止を効果的に進めていく必要がある。こうしたなか、衆院農林水産委員会で6月2日、議員立法により鳥獣害特措法案の特別措置に関する法律の一部改正法案が提案され、全会一致により可決・成立...
効果的な野生鳥獣対策を推進するため、農水省は各地域における鳥獣害防止については平成21年度から、捕獲した鳥獣の食肉(ジビエ)の利活用に取組については平成28年度から、地域への貢献が顕著であると認められる個人や団体を表彰する「鳥獣対策優良活動表彰」を実施している。このほど令和2年度における農林水産大臣賞と、農村振興局長賞の受賞者が決定し、「第8回全国鳥獣被害対策サミット」で取組事例について報告された...
全国に12拠点を展開する鳥害対策のフジナガ=兵庫県尼崎市道意町6―28―7=で、果樹園や畜舎、選果場などでの鳥害対策について問い合わせが増えている。同社の施工対象は商業施設や工場、事業所などが中心だったが、今後は鳥害対策のノウハウを農業分野でも活用する。
農水省は1月27日、令和2年度「鳥獣対策優良表彰」の受賞者を決めた。 農水省は野生鳥獣による農林水産業への被害が全国的に深刻な状況のなかで各地域における鳥獣対策を推進している。そうしたなかで、鳥獣被害防止の取組については、平成21年度から、捕獲した鳥獣の食肉(ジビエ)の利活用の取組については平成28年度から、表彰を行うことで優良事例を広く紹介し、効果的な鳥獣対策を推進している。
BASFジャパン(石田博基社長、「以下BASF」)とDMM Agri Innovation(岡崎翼社長、以下「DMMアグリ」)は1月19日、農作物を鳥や動物の被害から守るためにDMMアグリが提供する「電気柵」とBASFの非選択型除草剤「バスタ液剤」の販売協力を開始することを発表した。
凸版印刷とALSOK福島は、自治体の鳥獣被害対策支援サービスとして、福島県大熊町で実証実験を行っている。 凸版印刷が提供するZETAを活用した罠センサー・罠の遠隔リアルタイム監視システムをALSOK福島が提供する罠の設置・見廻り・有害鳥獣の捕獲業務までワンストップで受託する鳥獣被害対策事業を導入し、より効率的な罠の見廻りから、捕獲処分作業の実現を検証するもの。
日亜鋼業=兵庫県尼崎市=は、既設の獣害対策用ワイヤーメッシュ柵の下部を補強する「アンダープロテクトフェンス」の販売を開始した。柵の下部を地面に対しL字型にすることで地面と柵の隙間を埋める補強資材で、イノシシの掘り返しによる侵入を防ぐ。 一般的にワイヤーメッシュ柵は、地面に凹凸があると柵の下部をイノシシが掘り返してくぐり抜けたり、わずかな隙間から侵入してしまったりすることがある。アンダープロテクトフ...
電子部品専門商社のシンデン・ハイテックス=鈴木淳社長、東京都中央区入船3―7―2=が、新しい鳥害対策機器の製品開発に取り組んでいる。独自の電子機器に超指向性スピーカーを組み込んだ機器で、周囲への騒音を軽減しながら鳥が嫌がる音を不規則に発し、最大100m先まで鮮明な音を届ける。効果を実証し、来年春夏をめどに製品化を目指す。 機器に付いているカメラが鳥の姿を捉えると作動。搭載する超指向性スピーカーは音...
境界守本舗(広島県福山市)が、野生動物の天敵、ハチを利用した害獣忌避対策システム「境界守」を考案。害獣ごとに個別の対策が必要だったこれまでの忌避対策と異なり、イノシシやサル、ネズミまでほぼ全ての害獣に抜群の効果がある。 野生動物は、ハチに刺される痛みと危険性を本能的に知っている。「境界守」は、塩化ビニル製の配管に開けた穴を通して、ハチが飛び交う羽音や体臭を拡散、ハチが営巣している仮想生息環境を作る...
バードストッパー=杉本英知社長、大阪市住之江区東加賀屋2―7―16=がこのほど、大阪ウイントン(大阪市)と共同で、害鳥駆除レーザー装置「バードストッパー・レーザー」を開発した。 同機は、視力のよい鳥が嫌がる強い光を発することで忌避するもので、商業施設の駐車場や、電車ホーム上の鉄骨、農業分野などでの需要を見込んでいる。 農水省の統計によると、全国の野生鳥獣による農作物被害(平成29年度)は47万40...