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高い捕獲実績期待 足くくり罠などの捕獲具 三生

高い捕獲実績期待 足くくり罠などの捕獲具 三生
動物用捕獲用品開発製造メーカーの三生=和田三生社長、佐賀県鳥栖市轟木町942=の捕獲具は、「安全・安心・耐久性」に優れた先進のテクノロジーで高い捕獲実績を残している。
 なかでも注目は、「足くくり罠」「小動物捕獲機」だ。「足くくり罠のスーパーマグナム(特許取得済)」は平地だけでなく傾斜地でも設置でき、Wカッシャ―方式を採用している。くくるスピードが早く、走る足もくくることが出来る。板バネの上に3~5㎝の土を載せるため、対象動物が危険を察知することなく引っかかるように出来ている。
 さらに重さ調整機能も付いており、小動物では作動しないため、確実に目的獣を捕獲出来る。
 「小動物捕獲機(特許取得済)」には、開閉型と密閉型がある。捕獲率は同じだが、開閉型には両側面窓をスライドさせて窓の開閉出来る機能があるので、捕獲獣の確認が簡単に出来る。また落とし扉と連動して窓を閉められるので、開閉型・密閉型問わず、罠にかかった捕獲獣を仲間に見せないように設計されているのが大きな特徴だ。
 和田社長は「これまで何十年もかけて動物の実態を調査してきた。約3割強の個体は簡単に引っかかるが、7割弱の個体はそう簡単に捕獲出来ない。それらを捕獲するには器具を仕掛けるときに、設置前後の自然環境と同じように設置し、どこに仕掛けられているのか動物に悟られないようにすることが重要だ」と言う。また、和田社長は自身の長年の捕獲実績や高度な捕獲技術の向上を伝えるため、野生鳥獣捕獲技術研修センター「三生塾」を開設しており、日々技術指導も行っている。

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