全国689カ所で実証 脱炭素の見える化 売上向上等の効果も

農水省は5日、フードサプライチェーンにおける脱炭素化の実践とその可視化の在り方検討会で見える化実証事業の結果の報告などを行った。
実証事業については、令和4年度からコメ、トマト、キュウリで温室効果ガスを削減して生産された農産物として、ラベルによって削減率を星の数で表示し、販売する実証を開始。令和5年度には、これら3品目に加え、キャベツなどの野菜、リンゴなどの果樹、茶など計23品目に対象を広げ実施。今年1月時点で累計689カ所91人・団体が実証に参加した。実証参加者のうち、生産者からは「これまで環境配慮に取り組んだ生産を行ってきたので、わかりやすく伝えることができ自信に繋がった」。販売者・小売事業者からは「ラベルを張ってから売上が前年比113%になった。顧客からもこうした取組があると安心して買い物できるとの声を頂いた」「価格が1~2割高めでも環境に良いとわかると買ってもらえることがあった」などの声があった。
事業の成果も踏まえ今年度中にラベルデザインの刷新やガイドラインの策定などを行い本格的な運用をスタートさせる。
実証事業については、令和4年度からコメ、トマト、キュウリで温室効果ガスを削減して生産された農産物として、ラベルによって削減率を星の数で表示し、販売する実証を開始。令和5年度には、これら3品目に加え、キャベツなどの野菜、リンゴなどの果樹、茶など計23品目に対象を広げ実施。今年1月時点で累計689カ所91人・団体が実証に参加した。実証参加者のうち、生産者からは「これまで環境配慮に取り組んだ生産を行ってきたので、わかりやすく伝えることができ自信に繋がった」。販売者・小売事業者からは「ラベルを張ってから売上が前年比113%になった。顧客からもこうした取組があると安心して買い物できるとの声を頂いた」「価格が1~2割高めでも環境に良いとわかると買ってもらえることがあった」などの声があった。
事業の成果も踏まえ今年度中にラベルデザインの刷新やガイドラインの策定などを行い本格的な運用をスタートさせる。