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地域連携で品質向上 麦作共励会3年ぶりに表彰式

地域連携で品質向上 麦作共励会3年ぶりに表彰式
全国米麦改良協会(渡辺好明会長)とJA全中(中家徹会長)は3月2日、都内のホテルで「令和4年度全国麦作共励会中央表彰式」を開催した。
 コロナ禍の影響から3年ぶりの開催となった式の冒頭、渡辺会長が挨拶。「近年、食料安全保障・自給率向上の面から示された小麦108万t、大麦・はだか麦23万tの生産努力目標に近づいているが、品質の不安定さや加工特性など様々な課題も残している。今回受賞される皆様は、リモートセンシングデータの活用やほ場管理システムの導入など、スマート農業を積極的に取り入れながら、創意工夫や卓越した生産技術で規模拡大、あるいは省力化等の努力によって品質及び生産性の向上に着実な成果を挙げている。これを契機に、なお一層精進され、わが国麦作の振興を先導してもらいたい」と述べた。
 また、審査委員長で農研機構理事の湯川智行氏は「各賞を受賞された方々は、地域連携等を通じて品質・収量の向上による経営改善、農地の維持や地域活性化等にも真摯に取組んできた」などと審査報告を行った。
 この後、農水大臣賞など10点の受賞者(本誌既報)への賞状授与が行われ来賓挨拶。野村農相の挨拶文を、農水省農産局長の平形雄策氏が代読し、「受賞された皆様は、先進的な営農技術やスマート技術の導入などの取組をはじめ、作付の団地化、農地の集積による作業の効率化、地元小学生の食育など、数々の素晴らしい取組をなされている」と語った。
 最後に、受賞者を代表して、農家の部農水大臣賞の齋藤昇次氏が「ご指導・ご支援いただいた数多くの方とともに努力をした結果。これを契機として、受賞者一同、更に努力を重ね、高品質麦の安定生産に邁進する」と謝辞を述べた。

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