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緑産 函館でセミナー開催 木質ボイラー活用法紹介

緑産 函館でセミナー開催 木質ボイラー活用法紹介
緑産=小菅勝治社長、神奈川県相模原市中央区田名3334=は1月24日、北海道函館市にある函館市民会館で「木質地域資源利用と熱利用セミナー」を開催した。自治体や林業関係者が出席した中、Herz社木質バイオマスボイラーの特長などを紹介した上で、木質バイオマスボイラーの基礎知識や、当別町の地産地消の取り組み事例の発表などが行われた。
2025年のゼロカーボン実現にむけた具体策の一つとして、再生可能エネルギーである木質バイオマスを熱利用することで、地球温暖化の防止や森林の整備・保全、燃料費削減など、地域の活性化に大きな役割が期待されている。そこで同社では要望に応じてセミナーを開催。Herz社木質バイオマスボイラーの普及を通して得た知見を提供し、木質バイオマス利用の促進を進めている。
 藤井満取締役プロジェクト営業部長は挨拶の中で「今、木は木質バイオマスとして気候変動に端を発する温暖化防止の手段として脚光を浴びつつある。また、近年の石油価格の高騰を受け、安定した燃料の確保も今後は課題になると思う。しかし、木質バイオマスボイラーも問題がないわけではない。その一つが導入時のイニシャルコストの高さであり、販売する我々も真摯に考えていかなければと思う。そうしたことを踏まえ、このセミナーが皆様の参考になれば」などと述べた。
 セミナー内容は木質バイオマスボイラーの基礎知識から開始。日本では出力規模としては500~5000㎡規模に対応した中型が最も多く導入され、熱利用が効率のよい利用法であることなどを説明。その上で同社が扱うHerz社木質バイオマスボイラーは世界のバイオマスボイラー製造でトップシェアを誇るオーストリアで3本の指に入るシェアを誇り、国内では薪・ペレット・チップの燃料に応じて、10~1500kWまで幅広いラインアップを誇り、ボイラー効率も全て90%以上で、焼却灰が堆積しにくい縦型煙管、燃えにくい木質燃料もキレイに燃焼させる階段式火格子の採用といったポイントを説明。道内では12施設14基が暖房・給湯設備として活用され、導入後の重油使用量とCO2の年あたりの削減効果を紹介し、通年で利用するほど投資効果が高いことも述べた。
 地域資源を利用した木質バイオマス利用では、道内地域別資源量からみた市場規模ならびに木質バイオマスエネルギーに転換するCO2削減量や燃料チップ製造施設の採算性などを紹介。
 市町村の取り組みでは北海道当別町の吉野裕宜参与がWebで町の再生可能エネルギー活用の取り組みを紹介。チップ製造拠点を整備し、町内の小中学校にHerz社木質バイオマスボイラーを導入。チップ製造に河川の支障木に着目し、効率的な利用法について検証してきたデータなどを説明した。
 終了後には屋外に展示したHerz社木質バイオマスボイラーの実機を見学。同社が取り扱っているチッピングマシンで製造した木質チップのサンプルも展示し、関心を呼んでいた。

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