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そば等で引き上げ 5年度からのゲタ対策単価 

そば等で引き上げ 5年度からのゲタ対策単価 
農水省は、このほど食料・農業・農村政策審議会食糧部会経営所得安定対策小委員会に畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)数量単価の改定案を提出、了承された。
 ゲタ対策は、平成19年からスタートし、3年ごとに単価を改定している。今回の改定は令和5年から3カ年のもの。
 今回示された交付単価案では、小麦については現行6710円を免税事業者向けは6340円、課税事業者向けが5930円とそれぞれ370円、780円の引き下げ。また、大豆は、現行9930円に対し、免税事業者向け9840円、課税事業者向け9430円とそれぞれ90円、500円の引き下げ。このほか、二条大麦、六条大麦、はだか麦、てん菜で引き下げとなった。また、なたねは現行単価8000円に対し免税事業者向けは8130円と引き上げになった一方、課税事業者向けは7710円と引き下げになった。
 一方で引き上げになったのはでん粉用ばれいしょとそば。でん粉用ばれいしょは現行1万3560円が免税事業者向け1万5180円、課税事業者向けが1万4280円。そばは現行1万3170円を免税事業者向け1万7550円、課税事業者向け1万6720円とした。
 なお、交付単価は今後食糧部会に報告し了承を受けたうえで正式に決定される予定。

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