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ミニ耕うん機オンライン実演会 耕うん深さを確保 コンパクトな車軸タイプ ヤンマーアグリジャパン

ヤンマーアグリジャパン(小野寺誠社長)は8月2日、「ミニ耕うん機オンライン実演会」を開催した。「オンラインEXPO2022 SUMMER」の限定イベントとして実施したもの。「家庭菜園を楽しもう!」と題して、ミニ耕うん機「YK301QTシリーズ」「同650MR(Z仕様)」「同400CR(ZLE仕様)」「同300FP」の実演をオンラインで行った。

 オンライン実演会は、「家庭菜園における土づくりのポイント」からスタート。耕うん作業は土が硬かったり、畑が広かったりすると重労働になるが、ミニ耕うん機があれば、簡単でラクにふかふかの土をつくることができると説明した。
 続いて、2022年7月発売の車軸耕うんタイプ、3馬力の「YK301QT―D」の紹介。車軸タイプの魅力は耕うん深さにあり、爪がしっかりと土に食い込み攪拌する。また、従来機より3㎏軽量化しており、女性でも取り回しやすい。エンジンをかけて主クラッチレバーを握るだけで耕うん開始。「簡易フリフリ抵抗棒」により、ラクに旋回ができる。ピンの位置を変更すれば、従来のように固定式も可能。
 更に、ヤンマー独自機構の「握るとバック」を採用。ギアチェンジする必要がなく、右手のレバーを握ると後進に切り替わり、力を入れることなく簡単にバックできる。
このほか、移動双尾輪により、安定したスムーズな移動走行が可能。ハンドルを折り畳めば、乗用車への積み込みや、倉庫への収納もスムーズにできるしている。
 次は、6馬力の「650MR(Z仕様)」。最大の特長は「ALL―IN―ONE」で、耕うん、うね立て、移動の3つのモードの切り替えが、尾輪アームで手を汚さず、簡単に操作できる。また、ハンドルの高さは4段階に調節可能。旋回時にハンドルを下まで下げると、ラクに旋回できる。
また、一軸正逆転ロータリーにより、硬いほ場での飛び出しを軽減。全体がスタイリッシュなフルカバーで覆われており、安心して作業できる。適用アタッチメントが豊富で、セル仕様もラインアップしている。
 続いて、軽量コンパクトながら、セル仕様もラインアップしている「YK400CR(ZLE仕様)」。耕うん、うね立て、移動の3つのモードが手を汚さず、尾輪アームで簡単に切り替えできる「ALL―IN―ONE」を装備している。
 また、一軸正逆転ロータリーで、硬いほ場でもしっかり耕うん。セルスタータ式で、キースイッチを回して簡単にエンジンの始動・停止ができる。
「YK―MR」を極力コンパクト軽量に特化したモデルだが、4.2馬力でしっかり耕うん。ハンドルはフラットループハンドルで、正面、左右どこからでも握りやすい。
 最後は、初心者にも安心のフロントロータリータイプ、3馬力の「YK300FP」。ロータリーがタイヤより前にあるので、足元がスッキリ。安心して作業できる。また、耕うん始めに爪が土の硬い部分に当たり、機体が前に飛び出そうとすると、タイヤを地面に押し付ける力がグリップ力を高め、飛び出しを軽減する。
 また、旋回レバーを切り替え、直進作業も小回り旋回も簡単。各種アタッチメント装着に便利な「跳ね上げヒッチ仕様」も用意。ハンドルを押し下げれば、ワンタッチでアタッチメントが上がり、ラクに旋回できる。

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