肥料の安定確保訴え 23年の議長国は日本に G7農相会合
G7農業大臣会合が5月13・14日ドイツのシュトゥットガルトで開かれ、わが国からは武部新・副大臣が参加した。
会合では、各国大臣がロシアによる侵略を非難するとともに、ウクライナへの支援を惜しまないこと、同時に、持続可能な食料システムに向けた努力を強化すべきとの認識を共有した。武部副大臣からは、これに加えて、ウクライナの食料生産・流通の復興、肥料の世界的な需給の安定確保等に向け取り組む必要性を訴えた。
会合にはウクライナの農業大臣も出席し、G7各国による支援に感謝するとともに、農業を取り巻くウクライナの現状を報告した。
会合を受け、現在の課題に対してG7が協働して取り組むべきことをまとめた、G7農業大臣コミュニケ(「危機時における持続可能な食料システムに向けた道筋」)が採択された。コミュニケでは、「農業分野の研究及びイノベーションに対する官民投資増加の必要性を認識する」ことなどが盛り込まれている。
このほか、武部副大臣はドイツ、カナダ、ウクライナ、イギリス、EU、アメリカの各担当大臣等と会談を行い、カナダのビボー農業・農産食料大臣には肥料原料の継続的な安定供給を依頼した。
なお、2023年のG7は日本が議長国となる。
会合では、各国大臣がロシアによる侵略を非難するとともに、ウクライナへの支援を惜しまないこと、同時に、持続可能な食料システムに向けた努力を強化すべきとの認識を共有した。武部副大臣からは、これに加えて、ウクライナの食料生産・流通の復興、肥料の世界的な需給の安定確保等に向け取り組む必要性を訴えた。
会合にはウクライナの農業大臣も出席し、G7各国による支援に感謝するとともに、農業を取り巻くウクライナの現状を報告した。
会合を受け、現在の課題に対してG7が協働して取り組むべきことをまとめた、G7農業大臣コミュニケ(「危機時における持続可能な食料システムに向けた道筋」)が採択された。コミュニケでは、「農業分野の研究及びイノベーションに対する官民投資増加の必要性を認識する」ことなどが盛り込まれている。
このほか、武部副大臣はドイツ、カナダ、ウクライナ、イギリス、EU、アメリカの各担当大臣等と会談を行い、カナダのビボー農業・農産食料大臣には肥料原料の継続的な安定供給を依頼した。
なお、2023年のG7は日本が議長国となる。