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最大刈幅1100㎜実現 新仕様「ラビットモアー」オーレック

オーレック(今村健二社長)は、雑草草刈機では初となる〝タイミングベルト〟を用いたツインブレードの搭載で、刈残し、飛散を軽減する「ラビットモアーRMT110」を6月から発売する。同機は、従来のシングルナイフより作業能率が15%向上。これまでの製品と同等の車体幅にかかわらず、ラビットモアーシリーズ最大の、刈幅1100㎜を実現した。
 オーレック=福岡県八女郡広川町日吉548―22=が、新仕様の雑草草刈機「ラビットモアーRMT110」を市場に投入する。
 特長は、雑草草刈機では初となる、タイミングベルトを用いたブレードを搭載、これによりブレードが内向きに回転することで、刈草の飛散を軽減する。また、従来のシングルナイフより作業効率が15%向上し、今までよりも高効率で草刈り作業が可能。
 さらに、これまでの製品と同等の車体幅にもかかわらず、シリーズ最大の刈幅1100㎜を実現し、コンパクトな車体で小回りのきく設計となっている。
 ポイントは①2枚のブレードが内回転することで、草や小石を車体後方に排出し、飛散を軽減、安全性が向上②ギヤでなくタイミングベルトを用いることで、2枚のブレードを干渉させずに重ね合わせられ、ブレード間の草の刈り残しがゼロ。
 ③刈り草を車体後方にまばらに排出する設計のため、刈り草の集積が片方に偏りやすい、シングルナイフ仕様に比べ、集積した草に住み着きやすい害虫対策にもなる④タイヤよりナイフカバーを幅広く設計しているため、幹のまわりまでスムーズに草刈りできる。柿などの地面から斜めに生えた木に寄りやすく、キワ刈りに最適⑤ツインブレード仕様のため、草刈り時の負荷が軽減され18‌Psの低馬力かつ車速を上げてもシングルナイフ以上の刈り取り性能を発揮⑥刈り幅が1100㎜と従来機の最大975㎜より広くなり、列間2mの草刈りを1往復で刈り取る。
 機体寸法は全長1895×全幅1200×全高870各㎜。総重量は310㎏。

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