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改良・新モデルを発売 バッテリー雑草粉砕機 アイデック

アイデック(伊東潤弥社長)は、大容量58Vバッテリーと高出力800Wモータを搭載した、バッテリー雑草粉砕機「うね草取りまー」を改良、ニューモデルを6月上旬から発売を予定している。新モデルは、本体カバーの内側に可動式インナーラバー機構を採用。これにより、作業中の土の付着や石詰まりの大幅な軽減を実現。粉砕性能も一段と向上した。

 アイデック=兵庫県加西市栗田182=は、大容量バッテリーと高出力モータを搭載した、バッテリー雑草粉砕機「うね草取りまー」を2020年より市場に投入。以降、多くの農家層で草削りツールとして愛用され高い評価を得ている。
 本機は、従来の機械やツールが使用しづらい場所で、最適な草削りが可能なところが特長。雑草を細かく粉砕するので、集草の手間がいらず、効率的な除草が行える。また粉砕しつつ生長点から雑草を削り取るため、雑草抑制効果が高く、年間での草むしり回数を大幅に削減できる。地面を滑らせるように使用でき、操作性も抜群で、加えてバッテリーセットは騒音を気にすることなく、熱中症のリスクが低くなる涼しい早朝から作業できる。
 今回、改良した新モデルのポイントは、〝うね草取りまー〟の良さを継承しつつ、さらに性能を強化しているところ。本体カバーの内側に可動式インナーラバーを採用。これにより、作業中の土の付着や石詰まりを大幅に軽減でき、粉砕性能も向上。車輪付きで、地面を転がせて使用できるため、重量を気にせず楽に作業できる。
 車輪は取付け位置を二段階に調整可能。さらに車輪そのものを取り外して使用することもできるため、現場によって削り高さを調整でき、様々な用途に活用できる。
 同社では、このほかメーン商品の回転ハサミ「スーパーカルマ―」や水田除草ローター「水草取りまー」等のアタッチメントをラインアップ。

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