規格や使用事例等 BS協議会が講演会開催

日本バイオスティミュラント協議会は9月16・17日、今年度で4回目となる講演会を開催、600名以上がオンラインで聴講した。バイオスティミュラント(以下BS)は「植物のストレス耐性を高める技術」として、農水省が今年5月に策定した「みどり戦略」に盛り込まれた。16日の講演で、技術調査委員長の鈴木基史氏は、世界や日本におけるBSの動向や規格について報告。EUでは新肥料法としてBSが定義されたが、日本では、農薬や肥料、土壌改良剤のように、法律における運用が決まっていない。このため、協議会では、BSの自主基準を作成し、安全性や品質を担保するため、具体的な議論を進めている。