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農福連携を後押し 農水省、全中、日本農福連携協会と協定

農水省は4月19日、JA全中(中家徹会長)、日本農福連携協会(皆川芳嗣会長)と農福連携に関する包括連携協定を締結、省内の講堂で締結式を行った。
 わが国の農業を支える基幹的農業従事者は、年々高齢化が進行し、年齢構成では70歳以上の層がピークになるなど、農業分野での労働力の確保は喫緊の課題となっている。一方で、障害者等の働く意欲の高まり等を背景に、障害者等の働く場が確保され、活躍の場が社会全体に広がることが期待されている。
 農福連携は、これらの課題解決に向けて、農業と福祉が連携し、障害者等の農業分野での活躍を通じて、農業経営を発展させるとともに、障害者等の自信や生きがいを創出、社会参画を実現する重要な取組。
 農福連携の推進に当たっては、農福連携のメリットの発信や戦略的なプロモーションの展開による認知度の向上、農業者と障害者等のニーズをつなぐマッチングの仕組み等の構築や障害者等が働きやすい環境の整備・専門人材の育成等による取組の促進、関係団体等における優良な取組事例の横展開等の推進による取組の輪の拡大が必要となっている。
 このため締結されたのが今回の連携協定。協定では、農福連携の全国的な展開と定着、障害者等の就労促進、農福連携の質向上と対象領域の拡大などについて、連携・協力していく。

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