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果樹で検討会 空散で融雪剤散布 雪害に強い産地づくり樹体周辺の除雪等

果樹で検討会 空散で融雪剤散布 雪害に強い産地づくり樹体周辺の除雪等
農水省東北農政局は、今年4月に東北6県及び研究機関の協力を得て「雪害に強い果樹産地づくり検討会」を設置。このほど取りまとめを行った。また、あわせて「雪害に強い果樹産地づくりに向けた技術的対策カタログ」も作成した。
 同検討会は東北地方を中心に2年連続で樹体の損傷や果樹棚の損壊など大雪による果樹被害が発生したことを踏まえて設置されたもの。検討会では特に被害が大きかったりんご及び日本なしの栽培方法と、栽培に不可欠な苗木の供給力について、現状や課題についての説明をもとに議論し、今後の取組の方向性をまとめた。
 りんごの雪害に強い栽培方法の導入促進については、雪害の防止や軽減に向けて、降雪前には、粗剪定の確実な実施、枝の固定や吊り下げ、支柱の設置等の技術的対策を行うこと、降雪後には融雪剤の散布、樹体周辺の早期除雪等の技術的対策を行うことについて周知・指導を重点的に行う。また、雪害を受けた園地の対応として、樹体の損傷度合い等を踏まえ、伐採するか、補修・復旧するかの生産者の判断に資するよう専門家による現地指導や助言などを行うことを検討する。
 日本なしの雪害に強い栽培方法の導入促進については、りんごにおける技術が適用可能な場合もあることから、技術対策カタログを参考とする。また、被害が大きかった秋田県ではV字ジョイント栽培導入の機運が高まっていることから、秋田県試験場を中心に農研機構らの協力を得て耐雪性等を確認するための実証試験を行う。

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