山本製作所、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を発表|穀物搬送の効率化と多用途対応を実現

山形県天童市に本社を構える山本製作所(代表取締役:山本丈実)は、2025年10月1日、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を正式発表した。ラインアップは以下の6型式で構成されている。
- BHL-8(標準タイプ/籾・麦用)
- BHL-8C(コンパクトタイプ/籾・麦用)
- BHL-8W(ワイドタイプ/籾・麦用)
- BHL-8D(標準タイプ/籾・麦・大豆・そば用)
- BHL-8DC(コンパクトタイプ/同)
- BHL-8DW(ワイドタイプ/同) [yamamoto-ss.co.jp]
BHL-8(D)シリーズの主な特長
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選べるホッパ幅と搬送容量
ホッパ幅はコンパクト(1600mm)、標準(2600mm)、ワイド(2800mm)の3タイプから選択可能。オプションの増枠取付により、容量アップも容易である。ワイドタイプは4tダンプにも対応し、張込作業の効率が向上する。 -
柔軟な設置構成
昇降機とホッパ位置の組み合わせにより、張込・排出方向を4パターンから選択可能。設置場所や作業環境に応じた柔軟な対応が可能である。 -
キャスター付きで移動が容易
作業用途に応じてホッパを移動できるため、現場での機動性が高い。 -
高い汎用性と搬送安定性
搬送バランス調整シャッタを標準装備し、籾・麦・大豆・そばなど多様な穀物を安定して搬送できる。 -
穀物のこぼれ防止設計
ホッパ開閉張込板に部品を追加することで、張込時の穀物こぼれを防止し、作業効率と安全性を向上させている。 -
自動制御による搬送速度調整
排出量をセンサで感知し、相手機械に合わせて搬送速度を自動制御。穀物の損傷を低減し、モーター過熱時には保護機能が作動する。 -
簡単な清掃と品種切替
スクリュー部の残留物清掃はレバー1本で操作可能。品種替えもスムーズに行える設計となっている。