農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 福井で林業機械展 80社・団体が出展 課題解決への提案ズラリ

福井で林業機械展 80社・団体が出展 課題解決への提案ズラリ

福井で林業機械展 80社・団体が出展 課題解決への提案ズラリ

昨年茨城で開催された展示会のようす

第47回全国育樹祭記念行事として「2024森林・林業・環境機械展示実演会」(林機展)が10月20日㈰・21日㈪の2日間、福井県勝山市のスキージャム勝山で開かれる。主催は福井県及び林業機械化協会(島田泰助会長)。会場では、80社・団体により最先端の高性能林業機械や各種在来型林業機械、安全対策装備など幅広い製品・技術が紹介される。

  わが国林業における課題の一つが安全性の向上であり、それに大きく貢献するのが、機械化だ。近年は遠隔化・自動化などの取組も進んでおり、さらなる安全性向上に期待が高まっている。また、持続可能な林業に向けては生産性、収益性の向上も不可欠であり、こうした点からも機械化は不可欠だ。
 そうしたなか、在来型機械から高性能林業機械、さらに環境保全や安全に資する機械・資材など幅広い種類の機械が一堂に会し、最新の技術・機械の情報を収集できる絶好の機会が、「2024森林・林業・環境機械展示実演会」だ。
 同展示実演会は、例年、育樹祭の記念行事として開催地の自治体との共催で開催されており、今年の開催地は福井県勝山市。令和6年度「緑と水の森林ファンド」事業の助成を受けて行われる。当日は80社・団体が出展し、ハーベスタやフォワーダなどの高性能林業機械を始め、チェンソー、刈払機等の林業機械、木材破砕機等の木質バイオマスの有効活用や環境保全に資する機械類、安全器具・機材など、林業に関わる様々な機械が展示・実演される(会場コマ割り図や会場案内は本紙14面)。
 開催両日とも、福井駅から無料のシャトルバスが運行されている。時間は福井駅東口シャトルバス発着場から会場行きが20日は7時50分から15時5分、21日は7時50分から13時35分。会場から福井駅東口シャトルバス発着場行きは20日が9時20分から17時、21日は9時20分から15時30分。いずれも15分間隔で所要時間は約70分(道路状況により運転間隔、所要時間は前後する)。会場には駐車場も確保しているが、台数に限りが有ることから、公共交通機関及びシャトルバスの利用を呼びかけている。
 なお、当日は家族向けのイベントとして「ふくい応援ポケモンカイリューとの写真撮影会」(11時~、14時~の2回。各回30組限定。各回開始30分前に整理券を配布)や恐竜がペイントされた機械を探して写真を撮る「恐竜探しラリー」なども行われる。林業関係者だけでなく、多くの人が来場することで林業に対する理解醸成や「将来の担い手」確保につながることも期待される。

関連記事

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」  完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

大阪・関西万博「未来の都市」 完成記念式典開催 クボタは未来の食と農テーマ

HS–2普及を推進 ヒューミック倶楽部で講演  ケーツーコミュニケーションズ

HS–2普及を推進 ヒューミック倶楽部で講演  ケーツーコミュニケーションズ