芝地管理機械資材展 6年ぶりの開催へ 10月9・10日 万博記念公園で最新機械等を紹介

新型コロナ禍を受け開催中止が続いていた芝地用管理機械・資材総合展示会が6年ぶりに帰って来る。万博記念公園内上の広場、下の広場を会場に10月9日㈬・10日㈭の2日間の日程で開かれる。一般財団法人関西グリーン研究所(森将人所長)と一般社団法人関西ゴルフ連盟による共催だ。最新の機械、資材、技術が一堂に集まり、情報収集の絶好の機会となる。
芝に対する注目度は着実に高まっている。ゴルフ場はもちろんのこと、校庭や屋上の緑化、各種公園、そしてサッカー場等のスポーツターフなど、活躍の場が広がっている。また、近年は「グリーンインフラ」や「都市の緑化」などといった視点からも活躍の場を広げている。
一方、近年過酷さを増す暑さやグリーンキーパーをはじめとした芝管理の担い手の不足など芝管理を巡る情勢は厳しさを増している。そうした中だからこそ、より重要となってくるのが、各種の機械・資材・技術であり、それらの最新の情報を得られる機会となるのが10月9・10日の2日間、吹田市の万博記念公園内の上の広場及び下の広場で開催される「第41回芝地用管理機械・資材総合展示会」だ(関連記事3~5面)。
これまで芝関連の展示会については、関東(全国ゴルフ場関連事業協会主催)と大阪(関西グリーン研究所主催)がそれぞれ隔年で開催してきたが、新型コロナ禍で中止を余儀なくされ、関東については、昨年4年ぶりに開催。そして今回、満を持して6年ぶりに大阪での開催となった。
今回は、計45社が出展(共同ブース出展も含む)、芝刈機などの管理機はもちろんのこと、各種肥料や農薬、種子に至るまで芝管理に関する様々な資機材がズラリと勢揃いする。
会場へのアクセスは公共交通機関利用の場合、大阪モノレール・万博記念公園駅の利用または阪急京都線茨木市駅、JR京都線茨木駅、地下鉄御堂筋線千里中央駅から路線バス万博記念公園駅下車。乗用車利用の場合は、「日本庭園前駐車場」が会場に最も近い。
なお、入場については、「入園整理券」を持参のうえ、「日本庭園前ゲート」また「中央入口」前の引換所で「入園券」と引き換え入場(「入園整理券」については関西グリーン研究所(電話0797―72―4474)まで。入園整理券がない場合、入園料(260円)は来場者個人の負担となる)。