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農水省 木材チップ1150万t R5年木質バイオマス林地残材等は8%増

農水省 木材チップ1150万t R5年木質バイオマス林地残材等は8%増
農水省は8月28日、「令和5年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果」を公表した。
 それによると、令和5年にエネルギーとして利用した木質バイオマスのうち、木材チップの量は前年比4%増の1149万7906絶乾t。このうち、「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップは同9%増の492万4398絶乾t、「製材等残材」に由来する木材チップは同0・2%増の173万4806絶乾t、「建設資材廃棄物(解体材、廃材)」に由来する木材チップは同0・7%減の391万3336絶乾tとなった。
 また、間伐財・林地残材等に由来するものの推移をみると、平成28年191万7839絶乾t、29年263万4592絶乾t、30年274万4774絶乾t、令和元年302万9178絶乾t、2年391万289絶乾t、3年411万3674絶乾t、4年451万8511絶乾tとなっている。
 一方、令和5年の間伐材・林地残材等由来の利用状況を都道府県別にみると、最も多いのは北海道で同23・3%増の61万9349絶乾t。次いで、宮崎が同17・4%増の33万3334絶乾t、青森が同3・6%増の28万7133絶乾t、大分が同3・6%増の26万1461絶乾t、福島が同27・4%増の23万2329絶乾t、岐阜が同42・4%増の23万18絶乾t、山形が同1・3%増の22万7207絶乾tなど。

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