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坂本農相、出来るだけ多く田植を 能登半島地震

坂本農相、出来るだけ多く田植を 能登半島地震
坂本農相=写真=は、4月13日、石川県を訪れ、白米千枚田をはじめとする被災地を視察したほか、現地の農業者などと意見交換を実施した。
 16日の定例会見で視察の成果を問われた坂本農相は「現場を視察した際、仮設ポンプが非常に効力を発揮していた。今後、営農再開に向けて、引き続き、仮設ポンプなども活用しながら、早急に農地や水路などの応急復旧を図るとともに、育苗の調整等の支援を加速し、今春、できるだけ多くの農地で田植えができるよう支援する。今後の課題としては、奥能登管内は非常に地形的に狭隘なところが多くあったので、地域の皆様や農業法人の皆様と話し合い、どういうスケジュールで復興させていくのか、被災自治体と連携し対応していく」とした。
 世界農業遺産の白米千枚田については、「復旧・復興の象徴と同時に、農業の歴史、文化を象徴するものでもある。今年は4haのうち40a程度しか作付できないとのことだが、来年には全棚田で作付できるようにしたい」と決意を述べた。

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