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サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

松本社長(右)と上月経済産業副大臣

 

 令和6年度知財功労賞表彰式(主催:経済産業省・特許庁)が4月18日、東京都港区の赤坂インターシティコンファレンスで行われ、業界からはサタケ(松本和久社長)が知財活用企業(商標)の経済産業大臣表彰を受賞した。
 同社が受賞した賞は、知的財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等を表彰するもの。
 サタケは、コーポレートブランド、事業ブランド、商品ブランドの3つの体系で、商標を活用したブランド戦略を展開。コーポレートブランド「SATAKE」は、他社との差別化を目的に81カ国で商標登録され、「世界中お米のあるところに〝サタケ〟がある」ことを印象付けた。更に、積極的な海外進出に加え、法人経営体の増加等の環境変化に応じて事業を展開。高耐久ブランド「SAXES(サクセス)」や、東南アジアの中規模精米プラント向け精米設備「REACH」など、顧客層や対象地域に応じた事業ブランドを商標登録し、きめ細かなブランド戦略を推進している。
 また、卸業者と協力し、自社の無洗米製造設備で加工した無洗米の包装袋に商標「あらうまい」を記載するなど、包装袋を宣伝媒体として活用するブランド戦略も実施。更に、日本酒において理想的とされていた扁平米・原形精米を可能とする新型醸造精米機を開発。この精米方法に係る精米機、技術、米、日本酒の総称を「真吟」と命名し、関連する登録商標を酒蔵等に無償使用許諾することで、日本酒の消費拡大と業界の活性化に貢献している。
 更に、知財部門は新商品開発の初期段階から会議体に参画するとともに、営業・広報部門と連携して商標出願を推進している。
 これらが高く評価され、今回の受賞に至った。
 松本社長は「今回の受賞は、特に、2代、佐竹利彦社長が特許、知的財産に対して真剣に取組んできた結果。また、従業員が頑張ってきたことも評価された。今回の表彰に感謝するとともに、ここで立ち止まってはいけないと思っているので、今まで以上に精進していく。様々な部門が協力しながら、世の中のために、まずは日本、その先には世界と、グローバルに米を中心とする穀物の付加価値を上げていくことで、食文化の向上に貢献していきたい」と述べた。

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