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サタケ・ヨーロッパ アイデックも注目集める

サタケ・ヨーロッパ アイデックも注目集める

サタケ=広島県東広島市=は、グループ会社のサタケ・ヨーロッパ(SEU)が欧州地域の代理店Westrup社(ウェストラップ社)と共同出展。「当社は光選別機NIRAMIを実機展示し、種子・穀物・雑穀などの業界に向けてアピールした。今年は過去最大の来場者数となったことから当社のブースにも多数お見えになり、商談では、ドイツ、フランス、デンマークなどから例年より多い15件程度の具体的な引き合いがあった」とサタケ・ヨーロッパ営業担当。アイデック=兵庫県加西市=は前回に引き続き刈払機アタッチ・スーパーカルマーPROの海外版「Power Rotary Scissors」と、スポット耕うん機の「Quick TILLER」を初披露。実演を始めると同社スタッフが人影に隠れて見えなくなるほどの人気ぶりを見せた。Power Rotary Scissorsについては石跳ねが少なく安全に作業できる草刈機アタッチメントとして現地でも好評のようで、世界中の刈払機メーカーの製品に対応できる汎用性の高さもアピールしていた。
 この他、企業出展以外では、農業法人トゥリーアンドノーフ(徳本修一代表取締役/鳥取県鳥取市)が、新設された「DLGアグリインフルエンサーアワード」で佳作を受賞した。
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 また、本紙記者は開会3日目に北海道農業機械工業会の竹中秀行専務理事一行と共にアグロテック・バレー・フォーラム(AVF)ブースを訪問した。同組織は2019年にニーダザクセン州(今展示会が開催されたハノーバーが州都)に所在する農業機械メーカーや大学、研究機関、自治体、農業者団体で構成している任意団体。世界的にも著名な企業からスタートアップ企業まで現在約50の企業が参加。農業を取り巻く共通課題解決に向けた研究を進めているという。
 説明によると、企業が主体となって活動しているのが同団体の大きな特長だといい、現在注力しているのがAIやロボット、センサー技術など共通課題の研究で、そうした新しい技術をテストするための環境設備の強化も大きな課題として上げた。ブースで同団体の概要や活動などについて説明を受けた後、GRIMME、IAV、CLAAS、Schumacher、Krone、CCIといった団体に参加している企業ブースを見学した。

           AVF参加企業の製品を見学する竹中専務一行

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