シカ・イノシシ捕獲目標を見直し 令和10年度までに半減
環境省及び農水省はこのほど、シカ・イノシシについて、捕獲目標の見直しを行った。これまでの目標はニホンジカ(本州以南)・イノシシともに令和5年度までに平成23年基準から生息数半減(ニホンジカ116万頭、イノシシ60万頭)を目指す、としてきた。一方、それぞれ現時点(令和3年度)の生息数はニホンジカ222万頭、イノシシ72万頭となっており、イノシシについては、順調に減少しているものの、シカについては期限内の目標達成が厳しい情勢だ。
こうした状況から環境省、農水省は捕獲目標の見直しを実施、「シカは令和10年度までに生息頭数の平成23年度水準からの半減、イノシシは平成23年度水準の半減を早期に達成し、その後も被害軽減に向け捕獲圧を維持する」と設定した。
この目標のため、県境をまたぐ捕獲、シカ(特に雌ジカ)捕獲の強化や高い技術力を有する認定鳥獣捕獲等事業者の育成の推進、県域レベルでの狩猟者団体の組織体制の強化などに取組む。
こうした状況から環境省、農水省は捕獲目標の見直しを実施、「シカは令和10年度までに生息頭数の平成23年度水準からの半減、イノシシは平成23年度水準の半減を早期に達成し、その後も被害軽減に向け捕獲圧を維持する」と設定した。
この目標のため、県境をまたぐ捕獲、シカ(特に雌ジカ)捕獲の強化や高い技術力を有する認定鳥獣捕獲等事業者の育成の推進、県域レベルでの狩猟者団体の組織体制の強化などに取組む。