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4年木質バイオマス エネルギー 木材チップ1105万t利用間伐等は9.8%増

農水省は8月30日、令和4年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果を公表した。
 エネルギーとして利用した木質バイオマスのうち、木材チップの量は対前年比3・3%増の1105万8554絶乾tとなった。経年でみると、5年前の平成29年872万6491絶乾tだったものが、30年930万4316絶乾t、令和元年942万3386絶乾t、2年1041万6745絶乾t、3年1070万7868絶乾tとなっている。
 令和4年の結果を由来別でみると、間伐材・林地残材は同9・8%増の451万8511絶乾t。これを都道府県別に見ると、最も多いのは北海道で同2・2%増の50万2504絶乾t。次いで宮崎が同1・5%減の28万3975絶乾t、青森が同4・8%減の27万7248絶乾t、大分が同11・5%増の25万2278絶乾t、鹿児島が同3・5%増の23万3621絶乾tなど。
 このほかの由来別は、製材等残材は同3・3%減の173万1619絶乾t、建設資材廃棄物(解体、廃材)が同1・7%減の394万1095絶乾t。輸入チップ・輸入丸太を用いて国内で製造が同5・8%増の42万9183絶乾t。これら以外の木材(剪定枝等)は同13・3%増の43万8146絶乾tだった。

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