農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 基本法の見直し検討進む 

基本法の見直し検討進む 

基本法の見直し検討進む 
現在、全国で食料・農業・農村基本法に関する意見交換会が開かれている。29日の定例会見でどのような意見があったか問われた野村農相。「今、取りまとめをしているが、主な意見としては3つに分類できると思っている。1つ目は、適正な価格形成に向けた食料システム全体での仕組みの構築や、食育等を通じた国民の理解醸成、特に適正な価格形成に対するご意見。これは特に農業団体や、農家の皆さん方からの声が多かったと報告を受けている。2つ目は物流の効率化などによる食品アクセスの改善についてのご意見。3つ目が人口減少下における農地・農業インフラの維持などが必要ではないかといった意見をいただいたと報告を受けている」と説明。
 これらの結果を受け、審議会として最終答申を取りまとめる予定だと明らかにした。そのうえで「この答申を踏まえ、基本法の検証・見直しを進めていく。引き続き、施策の具体化の検討を進めていく」とした。
 なお、自民党においても農業基本政策分科会、農地政策分科会、食料産業政策分科会の3つの分科会が立ち上げられており、与党内でも基本法の見直しに対する検討が進められている。

関連記事

JA全農とANA、米穀の航空輸送を実証試験|物流2024年問題への対応と新モーダルシフト推進

【農業の鮮度保持革命】日栄インテックの「スーパークーリングシステム」が高評価|冷蔵・保存の最先端技術

【農業の鮮度保持革命】日栄インテックの「スーパークーリングシステム」が高評価|冷蔵・保存の最先端技術

【展示会レポート】インフラ整備の省力化に貢献!ササキコーポレーションの『車載式ブームマスターZ』が話題に

【展示会レポート】インフラ整備の省力化に貢献!ササキコーポレーションの『車載式ブームマスターZ』が話題に

クボタ、営農支援システム「KSAS」に生成AI搭載のチャット機能を正式追加|スマート農業の利便性がさらに向上

クボタ、営農支援システム「KSAS」に生成AI搭載のチャット機能を正式追加|スマート農業の利便性がさらに向上