ササキ 超耕速シリーズ勢揃い CK爪で高速作業を実現 能率上げ生産コスト削減へ
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作業時間を従来の約2分の1まで短縮させて生産コスト削減を図れるのがササキコーポレーション(佐々木一仁社長)の超耕速シリーズだ。代かき機「マックスハローエース」「アクティブロータリー」、畦塗り機「カドヌールエース」をラインアップ。担い手農家を中心に実演依頼が続いており、第76回岩手県全国農業機械実演展示会で、他機にはない特長をPRする。
ササキコーポレーション=青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1―259=の超耕速シリーズがなぜ生産コスト削減を実現させるのか。それは作業時間の短縮にこだわったから。代かき機「マックスハローエース」と「アクティブロータリー」はほ場条件によって最高速度毎時5.5㎞という従来作業の倍近いスピードを実現させ、あぜぬり機「カドヌールエース」に至っては最高速度毎時2.0㎞と驚きのスピードでの作業が可能に。耕地面積の増大で同時期に複数の作業を掛け持ちする忙しい生産者から作業回数の削減や作業スピードUPを図れることから関心を集めている。
会場で確認して欲しいのが超耕速シリーズに搭載しているササキ独自のCK爪。一般的な爪に比べて曲がりが大きく幅が広いため作用面積を稼ぐ特長的な形状が高速作業を可能にしている。
この爪を基にマックスハローエースでは、CK爪が 〝カットと叩きで砕土〟することで、大きな稲株を砕くと同時に代かき内部フトコロでの砕土性を格段に向上。更に反転性が優れ稲株・ワラなどスキ込み性も大幅に高めることで高速作業を実現。
この他、第1レベラー内部を深くすることでタイヤ跡を消す十分な土量を確保するなど、高速作業でもプロ農家が納得する仕上がりを実現する〝ササキだけ〟の機能を搭載している。
アクティブロータリーでも優れた砕土性を持つCK爪が作用面積を1.6倍、大きな曲げ角度でラップ量を拡大。爪の能力を最大限に発揮する独自の配列にすることで、馬力ロスの低減だけでなくカバー内部への土の付着や爪の摩耗を大幅に低減。稲株などの残渣物を確実にすき込むほか、重作業にも対応できるフローティングシールの採用といった、高い耐久性を兼ね備えている。
カドヌールエースも優れた砕土性を持つCK爪に加えて土上げ性能アップのために大型爪を搭載。爪が進行方向に回転する〝正転ロータリーカット〟にすることで幅広い土質や石の多いほ場といった悪条件でも作業を止めることなく、高能率で作業を行える構造となっている。
マックハローエースは適応馬力35~135PSで、作業幅は3.3~5.0m。アクティブロータリーは45~75PS、作業幅は190~240㎝。カドヌールエースは30~70PSで、あぜ高さ30・35㎝。適応トラクタ馬力や作業幅などに応じて各機種のモデルを充実させているほか公道走行対応モデルも発売。体感会を各地で開いて、高速作業を可能にする点を披露している。
例えば、一カ月間かかっていた代かき作業が、20日間、または15日間で終われるということになると、その分人件費、作業時間が短縮となり、稲作のコスト削減につなげられる。同社によれば超耕速シリーズを複数または3機種全て揃えれば、更なる作業の高速化とコスト削減が実現するとのこと。未だ肥料や農薬といった資材費高騰が続く今、営農改善の切り札にと注目を集めそうだ。
ササキコーポレーション=青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1―259=の超耕速シリーズがなぜ生産コスト削減を実現させるのか。それは作業時間の短縮にこだわったから。代かき機「マックスハローエース」と「アクティブロータリー」はほ場条件によって最高速度毎時5.5㎞という従来作業の倍近いスピードを実現させ、あぜぬり機「カドヌールエース」に至っては最高速度毎時2.0㎞と驚きのスピードでの作業が可能に。耕地面積の増大で同時期に複数の作業を掛け持ちする忙しい生産者から作業回数の削減や作業スピードUPを図れることから関心を集めている。
会場で確認して欲しいのが超耕速シリーズに搭載しているササキ独自のCK爪。一般的な爪に比べて曲がりが大きく幅が広いため作用面積を稼ぐ特長的な形状が高速作業を可能にしている。
この爪を基にマックスハローエースでは、CK爪が 〝カットと叩きで砕土〟することで、大きな稲株を砕くと同時に代かき内部フトコロでの砕土性を格段に向上。更に反転性が優れ稲株・ワラなどスキ込み性も大幅に高めることで高速作業を実現。
この他、第1レベラー内部を深くすることでタイヤ跡を消す十分な土量を確保するなど、高速作業でもプロ農家が納得する仕上がりを実現する〝ササキだけ〟の機能を搭載している。
アクティブロータリーでも優れた砕土性を持つCK爪が作用面積を1.6倍、大きな曲げ角度でラップ量を拡大。爪の能力を最大限に発揮する独自の配列にすることで、馬力ロスの低減だけでなくカバー内部への土の付着や爪の摩耗を大幅に低減。稲株などの残渣物を確実にすき込むほか、重作業にも対応できるフローティングシールの採用といった、高い耐久性を兼ね備えている。
カドヌールエースも優れた砕土性を持つCK爪に加えて土上げ性能アップのために大型爪を搭載。爪が進行方向に回転する〝正転ロータリーカット〟にすることで幅広い土質や石の多いほ場といった悪条件でも作業を止めることなく、高能率で作業を行える構造となっている。
マックハローエースは適応馬力35~135PSで、作業幅は3.3~5.0m。アクティブロータリーは45~75PS、作業幅は190~240㎝。カドヌールエースは30~70PSで、あぜ高さ30・35㎝。適応トラクタ馬力や作業幅などに応じて各機種のモデルを充実させているほか公道走行対応モデルも発売。体感会を各地で開いて、高速作業を可能にする点を披露している。
例えば、一カ月間かかっていた代かき作業が、20日間、または15日間で終われるということになると、その分人件費、作業時間が短縮となり、稲作のコスト削減につなげられる。同社によれば超耕速シリーズを複数または3機種全て揃えれば、更なる作業の高速化とコスト削減が実現するとのこと。未だ肥料や農薬といった資材費高騰が続く今、営農改善の切り札にと注目を集めそうだ。