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適正な価格形成へ広報活動 

酪農・畜産に関して、適正な価格形成に向け、農水省では、有識者による会議を開き、そこでの議論について、中間とりまとめを行った(本紙既報)。そうしたなか、農水省では適正な価格形成に向けた広報活動として、「フェアプライスプロジェクト」をスタートさせた。
 国際情勢の影響で、食品の原材料や生産資材、エネルギー価格が高騰していることに加え、円安の進行で、様々な食品の生産・流通コストが上昇し、農林水産業・食品産業は深刻な影響を受けている。このため、農林水産業の現状について、今後の日本の食の未来について考え、適正な価格形成による持続可能な食料供給の実現に向けた理解と共感を深めることを狙ってスタートしたのが同プロジェクトだ。
 同プロジェクトでは、特設サイトを開設。あわせて、コンセプトムービーを作成し、公開している。今後は、生産者・食品事業者等の生の声を紹介するとともに、農水省主催の農林水産体験学習イベントの告知・募集など様々なコンテンツの公開を予定している。体験学習イベントは、直近は8月20日、千葉県八千代市の加茂牧場での開催を予定している。

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