農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

麻場＝麻場正紀社長、長野県長野市北長池１４４３―２＝は、田畑や果樹園などへの粒状・粉状肥料散布に最適な「肥料散布器ＳＡ―25Ｚ１」の普及を進めている。質量2.5㎏で、容量25ℓ（投入量最大20㎏）。負担少ないニギリや、耐ＵＶ素材を使用した背負バンドの採用といった新機能を搭載。労働負荷を改善させることで期待を集めている。
　「ＳＡ―25Ｚ１」は、一つのノズルで二つの撒き方が可能。全面散布用のノズル穴では、石灰などの「拡散散布」が行え、作条散布用のノズル穴では「スジ撒き」が行える。
　税込希望小売価格は１万５９５０円。
【主な特長】①袋が擦れづらく頑丈で倒れづらい安定したフレーム構造。肥料投入時も安心安全で、肥料を上に載せて開封・投入できるから楽②投入口に本体と一体型の「コシアミ」付で、肥料の固まりの投入を防ぐ③アーチ状のニギリのために、手首を下に向けても負担がかかりにくい設計。また、ニギリが太いので力がかけやすくなっている④透明パイプのため、散布量を目視で確認でき、散布量は蝶ネジを捻って調節できる。また、本体接続部はジャバラ形状で肥料が詰まりにくい設計⑤肥料の開封時に便利なカッターが付属。本体にはカッターが収納できるカッターケースが付いている⑥耐ＵＶ素材を背負バンドに使用し、紫外線による劣化を防止。また、バンドはテープアジャスターにより交換が可能で、腰当てマットで腰への負担も和らげる。