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燃費作業効率アップ 畦畔とスイング式草刈機 斎藤農機製作所

斎藤農機製作所=齋藤博紀社長、山形県酒田市両羽町332番地=は、畦畔草刈機「05シリーズ」(3型式)とスイング式法面草刈機「02シリーズ」(2型式)をラインナップしている。05シリーズは、高速作業速度の0・78m/sで、あぜの平面・法面を一度にスイスイ刈れ、02シリーズは、最低刈高さ20㎜で、草刈回数を減らし急斜面でも安定した草刈りが行える。

 斎藤農機製作所の畦畔草刈機は、あぜの平面と法面の同時刈りができることから、過酷な草刈り作業を軽減でき、ユーザーから「草刈りが楽になった」「草を刈った後がきれい」といった声が寄せられている。Hondaのエンジンを搭載しており、従来機より燃費性能が向上、騒音も低減する。
 一方、スイング式法面草刈機は、スイング式刈刃機構でさらに高速・高能率に磨きがかかった。〝らくらくスタート〟(蓄力式コイル)を採用し、エンジン始動が簡単になることでメンテナンス性も向上。「作業能率が上がった」といった声が寄せられている。
【05シリーズの特長】▽ホンダエンジン搭載=①従来機(04シリーズ)に比べて、消費燃料が10~15%低減②耳元騒音値で約2~3‌dB低減③従来機に比べてハンドル部の振動を最大20%低減▽作業速度0・78m/sの高速車速を実現=草のボリュームの少ない場所での作業や圃場間の移動時間が短縮でき、作業が早く、スムーズ▽安全性・利便性を考えた前進3速、後進1速を採用▽簡単刈高さ調整=上面刈高さは手元のレバーで、側面の刈高さは、ハンドルで簡単に調整可能▽様々な畦畔形状にフィット=側面刈部が5~53度の範囲で自動的に追従するので様々な形のあぜに対応。
 型式は、機体幅が830㎜と小型で狭いあぜでも楽に作業ができる「SGC605R―FC」(刈幅600㎜)、最大刈幅700㎜で余裕の刈幅の「同705RD―FC」と最大5.8馬力で広いあぜでの草刈作業もパワフルにこなす高出力タイプ「同705RD―C」の3型式。
【02シリーズの特長】▽らくらくスタート(蓄力式リコイル)を採用=従来の約5分の1の力で簡単にエンジン始動。一度にロープを引かなくてもエンジン始動が可能▽最低刈高さ20㎜=低刈ができるので、刈跡がきれいで、シーズン中の草刈回数を減らせる▽メンテナンス性が向上=走行駆動軸にトルクリミッターを搭載。車軸への衝撃を逃がし、各部の破損を防ぐ▽らくらく刃物交換=刈刃取付箇所を従来の4カ所から2カ所に変更し、従来よりも早く簡単に刈刃交換が可能▽スイング式刈刃機構=低刈り時に一体化したエンジンと刈刃部が進行方向に対してスイングする。刈刃部の後ろの空間が広くなるので草の排出がスムーズ。馬力ロスが少なく、高密度の草地でも高能率な草刈りが可能。
 型式は「SGC―S301」(刈幅300㎜)、「SGC―S402A」(刈幅400㎜)、「同―S502A」(同500㎜)、「同―M500」(刈幅500㎜プロ仕様)の4型式。

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