農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > くろいし有機農業推進協議会会長 佐藤拓郎氏

くろいし有機農業推進協議会会長 佐藤拓郎氏

くろいし有機農業推進協議会会長 佐藤拓郎氏
3月20日に行われた黒石市のオーガニックビレッジ宣言に、くろいし有機農業推進協議会の会長として佐藤拓郎氏が出席していた。
 佐藤氏は青森県黒石市の米農家の6代目。2017年に父の経営から水稲部門を独立させ㈱アグリーンハートを立ち上げた。大豆は有機に転換しやすく、利益も上げやすいという理由から、大豆30‌ha、トータル40‌haで有機栽培を軸に経営。スマート農業にも先進的に取組んでいる。1981年生まれの41歳。2018年グローバルGAP及び有機JAS認証取得、20年には東京に『たくろん米』や道具類を扱うライフスタイルショップ『DAITADESICAフロム青森』をオープンした。また、地元の様々な役職に就き、まさに地域のリーダー。その傍ら農音楽家・TAKURON(たくろん)としても著名らしい。
 経営理念に掲げるのは『笑顔農業・感謝農業。私たちは、人・動物・植物・微生物・地球が健康に循環する為の上質な農業を実践し、未来の食を守り、子供達に希望と笑顔を与える楽しい農業で、地域を繁栄に導く』。
 短時間、お話ししただけだが、農業の考え方も斬新。有機農業の未来も佐藤氏が語るとキラキラ輝く。髙樋市長の「農業に従事する人の気持ちに変化が表れてきた」という意味が少しだが分かった。

関連記事

農業特化型生成AIの可能性  WAGRIと連携模索 農研機構の中川路氏講演

農業特化型生成AIの可能性  WAGRIと連携模索 農研機構の中川路氏講演

【黒腐菌核病の克服事例】微生物土壌活性剤『納豆菌の力』がネギ農家を救った──茨城県坂東市での成功体験

【黒腐菌核病の克服事例】微生物土壌活性剤『納豆菌の力』がネギ農家を救った──茨城県坂東市での成功体験

【2024年最新版】米価上昇も生産コストが課題に|日本農業法人協会が会員アンケート結果を発表

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美