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6%増の71万tに R4年産かんしょ収穫量

6%増の71万tに R4年産かんしょ収穫量
農水省は2月7日、令和4年産かんしょの作付面積及び収穫量を公表した。
 全国の作付面積は前年産並みの3万2300‌haとなった。また、10aあたり収量は対前年産比6%上回る2200㎏だった。これは概ね天候に恵まれ、いもの肥大が順調に進んだことや、鹿児島、宮崎でサツマイモ基腐病の被害が抵抗性品種への切り替えや防除対策により減少したことによる。なお、10aあたり平均収量対比は100%。
 この結果、全国の収穫量は同3万8800t(6%)増の71万700tとなった。収穫量を都道府県別でみると、鹿児島が最も多く21万tで全体の30%を占めたほか、茨城が19万4300tで27%、千葉が8万8800tで12%、宮崎が7万7900tで11%などと続く。
 なお、宮崎及び鹿児島のでん粉原料仕向けかんしょについては、作付面積が同39%減の2560‌ha、10aあたり収量が同20%増の2150㎏、収穫量が同28%減の5万5000t。このうち鹿児島は作付面積が同39%減の2490‌ha、10a当たり収量が同20%増の2150㎏、収穫量が同27%減の5万3500tなどとなっている。

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