誤飲など人へは19件 令和3年度農薬事故状況
農水省は1月13日、令和3年度の農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況を公表した。
農水省では、より効果的な再発防止策の指導を通じて事故及び被害を防止することを目的として、厚労省と連携して実態を把握するための調査を毎年実施している。今回の調査では、令和3年4月から令和4年3月までに発生した人に対する中毒事故、農作物・家畜等の被害を対象とし、全都道府県に情報提供を依頼し、取りまとめた。
それによると、人に対する事故は19件。主な原因は、農薬を適正に保管管理しておらず、飲料と間違えての誤飲が6件。土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)を使用した時に、被覆をしなかった又は何らかの理由で漏洩したものが3件。農薬の調製又は散布時にマスクやメガネなどの防護装備が不十分だったものが2件だった。
また、農作物への被害は8件で、農薬の飛散防止対策が不十分だった。
一方、魚類への被害は5件。農薬を水路や河川に流出させたり、因果関係は明確ではないものの、農薬の成分が河川又は斃死魚から検出されたことが主な原因だった。
農水省では、より効果的な再発防止策の指導を通じて事故及び被害を防止することを目的として、厚労省と連携して実態を把握するための調査を毎年実施している。今回の調査では、令和3年4月から令和4年3月までに発生した人に対する中毒事故、農作物・家畜等の被害を対象とし、全都道府県に情報提供を依頼し、取りまとめた。
それによると、人に対する事故は19件。主な原因は、農薬を適正に保管管理しておらず、飲料と間違えての誤飲が6件。土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)を使用した時に、被覆をしなかった又は何らかの理由で漏洩したものが3件。農薬の調製又は散布時にマスクやメガネなどの防護装備が不十分だったものが2件だった。
また、農作物への被害は8件で、農薬の飛散防止対策が不十分だった。
一方、魚類への被害は5件。農薬を水路や河川に流出させたり、因果関係は明確ではないものの、農薬の成分が河川又は斃死魚から検出されたことが主な原因だった。