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みどり法 認定第4弾 クボタ、YAGなど累計23事業体に

農水省は19日、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の第4弾認定を実施し、新たに6件が追加、累計で23事業体となった。
 今回認定を受けたのは、ヤンマーアグリ(YAG)・ヤンマーアグリジャパン、サタケ、やまびこ・やまびこジャパン、クボタ、IHIアグリテック、デリカで、いずれも「みどり投資税制の対象機械の追加」。
 クボタは、データに基づく「可変施肥田植機」や、「食味・収量コンバイン」の普及拡大に取組む。認定は食味・収量センサ付コンバイン「ダイナライトネオ」ER448NSPSDPFW2E―Cなど214型式。
 ヤンマーアグリ・ヤンマーアグリジャパンは、衛星データや過去の生育状況等に基づく施肥マップと連動する「可変施肥田植機」や、「ペースト施肥田植機」の普及拡大に取組む。認定は可変施肥田植機「YR―DAシリーズ」YR6DA(F仕様+KIT装着)など9型式となっている。
 サタケは、有機・無農薬栽培といった付加価値をつけたコメ等の品質を維持・向上させつつ、精品ロスを低減する「色彩選別機」の普及拡大に取組む。認定は色彩選別機「SAXES Knight」SGS―2300Kなど19型式。
 デリカは、様々な機種をラインナップした「堆肥散布機」や、堆肥の積込作業を効率化する「堆肥積込機」等の普及拡大に取組む。認定は堆肥散布機「スーパーマニアスプレッダ」DXY―1525など83型式。
 IHIアグリテックは、「可変施肥ブロードキャスタ」や堆肥の散布作業を効率化する「堆肥散布機」、畦畔や法面の除草作業を効率化するリモコン式の「小型ハンマーナイフモア」の普及拡大に取組む。認定は肥料散布機「GPSナビキャスタ(重量計付)」MGL604Pなど46型式。
 やまびこ・やまびこジャパンは、最大45度の急傾斜地にも対応可能な「ラジコン草刈機」の普及拡大に取組む。認定は、「ラジコン草刈機」RCM530など2型式。

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