クボタ、EIMA’22で技術賞 OPTIMAスマートスプレイヤー
クボタ(北尾裕一社長)が欧州でOPTIMAプロジェクトと共同開発を進める農薬噴霧機「OPTIMAスマート・スプレイヤー」(トラクタでけん引しながらリンゴなどの果樹に精密に農薬を散布するインプルメント)が欧州最大級の農業機械展示会「EIMA2022」の「技術賞(Technical Innovation Award)」を受賞した。
欧州では環境負荷の低減と持続的な成長を目指すGreen Dealが進められており、その重点戦略の一つであるFarm to Fork(農場から食卓まで)では、2030年までに農薬を50%削減する事が目標として掲げられている。
今回受賞した農薬の精密散布用インプルメント「OPTIMAスマート・スプレイヤー」は作物の密度や、病害虫の発生状況を検知する機能を備え、作物の密度や病害虫等の発生状況に合わせて噴霧方向や噴霧量等をリアルタイムに制御することができる。その結果、農薬使用量を最大45%、ドリフトを最大60%削減し、環境負荷を低減できる点が評価された。
※OPTIMAプロジェクトとは、最新の技術を用いて、病害虫防除と環境負荷低減を両立させる最適な防除管理方法を開発するプロジェクト。EUが資金提供している。アテネ農業大学 (ギリシャ) が主導し、超音波センサーの噴霧制御開発をけん引するカタルーニャ工科大学農業機械ユニット(スペイン)を始め、多数のヨーロッパの重要な農業研究センターや学術機関が参加してる。クボタは今年グループ会社化したPulverizadores Fede, S.L.U.(フェデ社、本社:スペイン王国バレンシア市、代表者:Federico Pérez Salvador)の開発チームを中心に参画しており、IT技術や開発のベース機となる噴霧機などを提供している。
欧州では環境負荷の低減と持続的な成長を目指すGreen Dealが進められており、その重点戦略の一つであるFarm to Fork(農場から食卓まで)では、2030年までに農薬を50%削減する事が目標として掲げられている。
今回受賞した農薬の精密散布用インプルメント「OPTIMAスマート・スプレイヤー」は作物の密度や、病害虫の発生状況を検知する機能を備え、作物の密度や病害虫等の発生状況に合わせて噴霧方向や噴霧量等をリアルタイムに制御することができる。その結果、農薬使用量を最大45%、ドリフトを最大60%削減し、環境負荷を低減できる点が評価された。
※OPTIMAプロジェクトとは、最新の技術を用いて、病害虫防除と環境負荷低減を両立させる最適な防除管理方法を開発するプロジェクト。EUが資金提供している。アテネ農業大学 (ギリシャ) が主導し、超音波センサーの噴霧制御開発をけん引するカタルーニャ工科大学農業機械ユニット(スペイン)を始め、多数のヨーロッパの重要な農業研究センターや学術機関が参加してる。クボタは今年グループ会社化したPulverizadores Fede, S.L.U.(フェデ社、本社:スペイン王国バレンシア市、代表者:Federico Pérez Salvador)の開発チームを中心に参画しており、IT技術や開発のベース機となる噴霧機などを提供している。