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ヤンマーアグリ、トラクタ2台を提供 東京都が推進するバイオ燃料活用に

ヤンマーアグリ、トラクタ2台を提供 東京都が推進するバイオ燃料活用に
ヤンマーアグリ(増田長盛社長、以下YAG)は、ゼロエミッション東京の実現に向けて都が進めているバイオ燃料活用の取り組みにトラクターを提供する。東京都は電力のHTT(H:減らす・T:創る・T:蓄める)を推進しており、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的として、さまざまなモビリティにおけるバイオ燃料の活用に取組んでいる。

 今回のトラクター提供は、東京都と㈱ユーグレナが締結した協定に基づいた取り組みに対するもので、YAGは公益財団法人東京都農林水産振興財団へトラクター「YT120」、「YT345J」の2台を提供する。2台のトラクターは、㈱ユーグレナが製造・販売するバイオ燃料「サステオ」を使用し、公益財団法人東京都農林水産振興財団・東京都農林総合研究センターで活用される。
【取組の概要】▽期間=令和4年12月22日から令和5年3月上旬▽納入場所=東京都農林総合研究センター内圃場(東京都立川市富士見町)。
【バイオ燃料「サステオ」について】「サステオ」は、㈱ユーグレナが製造・販売する次世代バイオ燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から抽出した油など、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられている。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が、成長過程の中で光合成によりCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質ゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。

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