研究農場落成式開催 大学との共同研究施設 ニチリウ永瀬
ニチリウ永瀬=金尾佳文社長、福岡市博多区博多駅東=は11月10日、同市西区今津でAIを活用したスマート農業の最新研究を行う自社研究農場「welzo研究農場」の落成式を行った。
落成式には、共同研究者である九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学岡安教授や、同市農林水産局長などが参加。施設内の見学や、社員との懇談、セレモニーとしてテープカットの実施、収穫したキュウリの試食会などが行われた。
同農場は、敷地面積約 1000坪の中にビニールハウス5棟を構える。施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで、日々作物の生育状況を評価している。今後は、蓄積したデータをもとに植物の生育にとって最適な環境条件(温度や湿度など)や栄養条件(水や肥料など)を導き出し、最終的にはAIによる一貫した栽培管理を行うことを目指す。同社は現在、九大と共に、「キュウリの自動栽培システム(50t/反)」の開発に着手しており、施設園芸全般の作物を対象にしたスマート農法及び資材の開発を進める考え。また「農場周辺地域の発展に寄与したい」という。
落成式には、共同研究者である九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学岡安教授や、同市農林水産局長などが参加。施設内の見学や、社員との懇談、セレモニーとしてテープカットの実施、収穫したキュウリの試食会などが行われた。
同農場は、敷地面積約 1000坪の中にビニールハウス5棟を構える。施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで、日々作物の生育状況を評価している。今後は、蓄積したデータをもとに植物の生育にとって最適な環境条件(温度や湿度など)や栄養条件(水や肥料など)を導き出し、最終的にはAIによる一貫した栽培管理を行うことを目指す。同社は現在、九大と共に、「キュウリの自動栽培システム(50t/反)」の開発に着手しており、施設園芸全般の作物を対象にしたスマート農法及び資材の開発を進める考え。また「農場周辺地域の発展に寄与したい」という。