酷暑からお米守る 「さいこ」と「愛妻庫」の実力
静岡製機（鈴木直二郎社長）では、農産物低温貯蔵庫『さいこ』ＧＢＸシリーズや白米計量保冷庫『愛妻庫』の受注が好調だ。「近年の多雨と猛暑も好調の一因ではないか」と同社。ＧＢＸは「従来機比40％もの省エネ」のインパクトが大きいが、良食味を維持する「周囲温度35℃であっても2～20℃の温度設定が可能」という高性能も消費者から支持されているようだ。
近年、温暖化による猛暑と増える台風の襲来による多湿は、お米にとって非常に過酷となっている。こんな時に欲しくなるのが、農産物を頼もしく守ってくれる低温貯蔵庫や白米用の保冷庫だ。農産物低温貯蔵庫のパイオニア、静岡製機の２製品を紹介する。
【農産物低温貯蔵庫『さいこ』ＧＢＸシーズ】５・７・10・14・20・21・28・32袋用の８型式。
《特長》①高い環境性能。従来機比最大40％向上した驚異の省エネ効果＝新ボディ（パネル厚10㎜アップの全面60㎜パネル及び新型の高断熱マグネットパッキン採用）と新冷蔵ユニット（ファン回転数制御搭載。モード別に最適な制御）で高い環境性能を実現。
※新設の「玄米節電ｅｃｏモード」はコンプレッサー、各種ファンの運転時間を減らし節電運転。
②設定温度範囲拡張＝周囲温度35℃（多くの他社モデルでは30℃の設定周囲温度）の厳しい環境下でも２～20℃の温度設定が可能とし、更に低湿／高湿の切換えも標準装備。気候変動で夏の高温化が進んでいるが、低温貯蔵庫が設置されているのは、多くが倉庫の中。環境設定温度が30℃では間に合わなくなっており、庫内温度が保てないことも出てきている。それに対応すべく環境設定温度を35℃に引上げた。 ③デザイン＝本体・ユニット共に白で統一し、取っ手のみグリーンとし、清涼感のある配色。操作部は操作パネルに集約し、操作しやすい前面への配置を継承した。
④足元灯・ドア閉め忘れ防止ブザー＝ドアオープンに連動して足元灯が点灯し安全作業をサポートする。また「ドアの閉め忘れ」「半ドア状態」をブザーで知らせる（防犯設定『ドアオープンですぐにブザー』も可能）。
⑤食味モードを新設＝お米の品質保持を最優先する「３℃低温」の「食味モード」の設定で食味の劣化をさらに抑える。種籾の保存にも最適。
⑥高湿モード搭載＝野菜・果物の一時保冷に使える高湿モードを採用⑦業界最長クラスの製品５年保証は継続。
《小売価格（消費税込み）》▽ＧＢＸ５（玄米収容量30㎏５袋、農業用コンテナ収容量３個）＝17万３８００円～▽同32（同32袋、同16個）＝38万５０００円。
《主要諸元》▽付属品＝樹脂スノコ・排水ホース（標準）▽庫内温度制御範囲＝２～20℃▽庫内制御湿度＝低湿50～75％ＲＨ、高湿70～90％ＲＨ▽オプション＝結露防止ヒーター、棚、排水ホース（高湿運転時に必要）。
【白米計量保冷庫『愛妻庫（あいさいこ）』】ＫＳＸ―15（15㎏収納）と同―31（31㎏収納）。
《特長》①精米後もお米の酸化を抑えてお米のおいしさを保つ＝梅雨時や高温多湿の時期は、大切なお米の鮮度が失われてしまう。「愛妻庫」は15℃の庫内でお米を保冷して害虫やカビを寄せ付けず、精米したてのおいしさを保つ。
②省エネ＝電気代も８円／日。庫内が14℃以下になると自動停止する「省エネ運転」。電子冷却方式を採用し、環境にも優しい③コンパクトスリム設計＝幅30㎝。
④便利な機能＝▽投入口蓋ロック式。パッキンとドアロックでしっかり密閉（投入蓋は取り外しも可能）▽投入口が大きく、お米が入れやすい▽電源ランプは異常時には点滅▽取出しドア閉め忘れ防止機能（しっかりロックしないとバネの力で押し戻される）▽冷却装置を埃から守るフィルター付き▽使いやすい回転計量方式（１合・２合のレバーで計量。米受け皿は清潔な抗菌樹脂製。１度に６合まで取り出せる▽移動が簡単なキャスター付き▽無洗米アダプター（付属品×２、無洗米も正確に計量できる）。
《主要諸元》▽本体寸法＝幅３００㎜×奥行５４６㎜×高さ：15㎏収納は６２５㎜、31㎏収納は８９０㎜▽電源＝単相１００Ｖ・50／60㎐▽冷却温度＝約15℃▽冷却方式＝ベルチェ電子冷却素子▽使用環境温度＝０～30℃▽安全装置＝電源ヒューズ。
《小売価格（消費税込み）》ＫＳＸ―15＝５万８３００円、同―31＝６万２７００円。
近年、温暖化による猛暑と増える台風の襲来による多湿は、お米にとって非常に過酷となっている。こんな時に欲しくなるのが、農産物を頼もしく守ってくれる低温貯蔵庫や白米用の保冷庫だ。農産物低温貯蔵庫のパイオニア、静岡製機の２製品を紹介する。
【農産物低温貯蔵庫『さいこ』ＧＢＸシーズ】５・７・10・14・20・21・28・32袋用の８型式。
《特長》①高い環境性能。従来機比最大40％向上した驚異の省エネ効果＝新ボディ（パネル厚10㎜アップの全面60㎜パネル及び新型の高断熱マグネットパッキン採用）と新冷蔵ユニット（ファン回転数制御搭載。モード別に最適な制御）で高い環境性能を実現。
※新設の「玄米節電ｅｃｏモード」はコンプレッサー、各種ファンの運転時間を減らし節電運転。
②設定温度範囲拡張＝周囲温度35℃（多くの他社モデルでは30℃の設定周囲温度）の厳しい環境下でも２～20℃の温度設定が可能とし、更に低湿／高湿の切換えも標準装備。気候変動で夏の高温化が進んでいるが、低温貯蔵庫が設置されているのは、多くが倉庫の中。環境設定温度が30℃では間に合わなくなっており、庫内温度が保てないことも出てきている。それに対応すべく環境設定温度を35℃に引上げた。 ③デザイン＝本体・ユニット共に白で統一し、取っ手のみグリーンとし、清涼感のある配色。操作部は操作パネルに集約し、操作しやすい前面への配置を継承した。
④足元灯・ドア閉め忘れ防止ブザー＝ドアオープンに連動して足元灯が点灯し安全作業をサポートする。また「ドアの閉め忘れ」「半ドア状態」をブザーで知らせる（防犯設定『ドアオープンですぐにブザー』も可能）。
⑤食味モードを新設＝お米の品質保持を最優先する「３℃低温」の「食味モード」の設定で食味の劣化をさらに抑える。種籾の保存にも最適。
⑥高湿モード搭載＝野菜・果物の一時保冷に使える高湿モードを採用⑦業界最長クラスの製品５年保証は継続。
《小売価格（消費税込み）》▽ＧＢＸ５（玄米収容量30㎏５袋、農業用コンテナ収容量３個）＝17万３８００円～▽同32（同32袋、同16個）＝38万５０００円。
《主要諸元》▽付属品＝樹脂スノコ・排水ホース（標準）▽庫内温度制御範囲＝２～20℃▽庫内制御湿度＝低湿50～75％ＲＨ、高湿70～90％ＲＨ▽オプション＝結露防止ヒーター、棚、排水ホース（高湿運転時に必要）。
【白米計量保冷庫『愛妻庫（あいさいこ）』】ＫＳＸ―15（15㎏収納）と同―31（31㎏収納）。
《特長》①精米後もお米の酸化を抑えてお米のおいしさを保つ＝梅雨時や高温多湿の時期は、大切なお米の鮮度が失われてしまう。「愛妻庫」は15℃の庫内でお米を保冷して害虫やカビを寄せ付けず、精米したてのおいしさを保つ。
②省エネ＝電気代も８円／日。庫内が14℃以下になると自動停止する「省エネ運転」。電子冷却方式を採用し、環境にも優しい③コンパクトスリム設計＝幅30㎝。
④便利な機能＝▽投入口蓋ロック式。パッキンとドアロックでしっかり密閉（投入蓋は取り外しも可能）▽投入口が大きく、お米が入れやすい▽電源ランプは異常時には点滅▽取出しドア閉め忘れ防止機能（しっかりロックしないとバネの力で押し戻される）▽冷却装置を埃から守るフィルター付き▽使いやすい回転計量方式（１合・２合のレバーで計量。米受け皿は清潔な抗菌樹脂製。１度に６合まで取り出せる▽移動が簡単なキャスター付き▽無洗米アダプター（付属品×２、無洗米も正確に計量できる）。
《主要諸元》▽本体寸法＝幅３００㎜×奥行５４６㎜×高さ：15㎏収納は６２５㎜、31㎏収納は８９０㎜▽電源＝単相１００Ｖ・50／60㎐▽冷却温度＝約15℃▽冷却方式＝ベルチェ電子冷却素子▽使用環境温度＝０～30℃▽安全装置＝電源ヒューズ。
《小売価格（消費税込み）》ＫＳＸ―15＝５万８３００円、同―31＝６万２７００円。
