農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > フジイコーポレーション 除雪機の作業体験 「残雪フェア」3県で実施

フジイコーポレーション 除雪機の作業体験 「残雪フェア」3県で実施

 フジイコーポレーション(藤井大介社長)は、3月4日(木)から残雪を使って除雪機等のデモンストレーションや作業体験を行う「残雪スノーロータリーフェア2022」をスタートした。期間は4月2日(土)まで。会場は昨年の新潟県内5カ所から山形県と長野県を追加した8カ所に増やして実施する。いずれも県内有数の豪雪地であり、除雪機の需要が多い地域だ。大型から小型まで同社の除雪機が実演機として勢揃いし、また、安全な除雪作業のために安全講習会も開催する。

 フジイコーポレーション=新潟県燕市小池285=は、本格的な除雪機商戦が幕開けする12月に「初雪フェア」を行っているが「残雪フェア」は昨年初めて開催して来場者も多く、好評だった。
 昨年の残雪フェアでは、除雪機の能力を間近で実感し、作業操作を再確認する作業体験の場として、多くの来場者で賑わった。
 同社の除雪機「フジイスノーロータリーシリーズ」は、大型から小型まで多彩なラインナップを有しており、ユーザーから高い評価を獲得している。会場では実演機を数多く用意する。中でも雪を軽トラックの荷台に乗せられる「パワーブレードSL1308M」(SLガソリン)や2月に発表した除雪ブレード付草刈機「MF1018X―B」なども試乗可能だ。草刈機と除雪機を兼用した2WAYタイプのブレード付乗用草刈機の注目度が高まりそうだ。
 また、「初雪フェア」では、安全な除雪作業のために、毎回除雪機の安全講習会を実施しているが、「残雪フェア」でも同じく実施する。1日1~2回、各15分、事故事例の紹介を交えながら、事故を減らすための作業安全のポイントや除雪機の安全機構について説明する。開催日と会場は以下の通り。
 ▽3月4日(金)~6日(日)=道の駅漢学の里(新潟県三条市)▽3月11日(金)~12日(土)=シーサイドバレースキー場(同糸魚川市)▽3月15日(火)~16日(水)=道の駅いりひろせ(同魚沼市)▽3月19日(土)~20日(日)=松代ファミリースキー場(同十日町市)▽3月22日(火)~23日(水)=道の駅白い森おぐに(山形県小国町)▽3月25日(金)~26日(土)=キューピットバレイスキー場(新潟県上越市)▽3月29日(火)~30日(水)=農村広場多目的グラウンド(長野県栄村)▽4月1日(金)~2日(土)=だいすきさんが旧三箇小学校(新潟県津南町)。
【除雪ブレード付乗用草刈機MF1018X―Bの仕様諸元】▽性能=刈幅:970㎜、刈高:無段階30~90㎜、刈取能力:70a/h(副変速高速時)、使用傾斜角度:15度未満▽寸法=全長×全幅×全高:2590×1300×890㎜、機体重量:350㎏▽刈取部=形式:フリーナイフ×2/ステー×1、ナイフクラッチ操作:レバー(手動)、刈高調整方式:フリーロック方式(無段)、ナイフクラッチ方式:ベルトテンション方式(ナイフブレーキ連動)▽除雪部=種類:ドーザー、除雪幅:1300㎜、ブレード左右稼働範囲:左右各25度、45度▽走行部=変速段数:HST無段変速、デフロック:付、操向方式:丸ハンドルラック&ピニオン。

関連記事

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価