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バイオ燃料テーマに 令和3年度講演会を開催 陸内協

バイオ燃料テーマに 令和3年度講演会を開催 陸内協
日本陸用内燃機関協会(木股昌俊会長)は2月17日、令和3年度講演会を陸内協4階会議室及びWebの併用で開催した。今回のテーマは「低炭素社会実現に向けたバイオ燃料の可能性~DeuSELプロジェクト~」。2050年カーボンニュートラルに向けて注目を集めるバイオ燃料の現状などが紹介された。講師には共同で「DeuSELプロジェクト」に取り組んでいるユーグレナ執行役員エネルギーカンパニー長の尾立維博氏といすゞ自動車サステナビリティ推進部企画グループの小林寛氏を招いた。
 DueSELプロジェクトは2014年に次世代ディーゼル燃料の実用化に向け、いすゞ自動車とユーグレナの間で共同研究契約を締結してスタートしたプロジェクト。いすゞ自動車は次世代バイオディーゼル燃料の実証走行・性能試験等を担当し、ユーグレナは、次世代バイオディーゼル燃料の研究開発・製造を担当。ミドリムシを原料とする次世代バイオディーゼル燃料の実用化を目指している。
 ユーグレナでは、2018年10月に実証プラントを竣工させバイオ燃料の製造(実証事業)を開始。2020年3月には次世代バイオディーゼル燃料の供給を、2021年6月にはバイオジェット燃料の供給を開始した。
 同社の次世代バイオディーゼル燃料の特徴は分子構造が市販軽油と同じこと。これまで廃食油などで製造されていたバイオディーゼル燃料は分子構造がFAMEというディーゼル燃料とよく似たものではあったが、100%含有での仕様は実用に適していなかった。一方、同社の次世代バイオディーゼル燃料は、分子構造が市販軽油と同じ炭化水素で、国内軽油規格に合致しており含有率100%で一般車両に使用することができる。
 同社では、製造した次世代バイオディーゼル燃料を「サステオ」のブランド名で供給を行っており、21年11月末時点で路線バスや配送トラック、タグボートで利用されるなど計40社で導入がすすめられている。
 現在、ユーグレナでは、2025年までに商業プラントを建設することとしており、完成すれば年間25万㎘以上の供給が可能となるなどと説明した。

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