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シンジェンタジャパンが小麦・大麦用殺菌剤 ミラビスフロアブル全国販売

シンジェンタジャパン=的場稔社長、東京都中央区=は、2022年2月から、小麦・大麦用殺菌剤「ミラビスフロアブル(農林水産省登録第24451号)」の全国販売を開始する。「食の安全」への意識が高まり、新たに4月から小麦のかび毒であるDON(デオキシニバレノール)の基準値が1.0ppmで施行される。そのDONを産出する赤かび病の防除に貢献するのがミラビスフロアブルだ。
 ミラビスフロアブルは、昨年から北海道地域で「小麦」の赤かび病剤として先行販売し、年末には「大麦」の赤かび病の適用登録を加えた。また、生産者の「コスト最適化と労力軽減」をサポートすべく「ドローン散布(無人航空機散布)」と「少水量散布」の適用も追加。
 ミラビスフロアブルは生産者の負担を減らし、消費者へ安全・安心な食糧を提供できるよう、小麦・大麦の赤かび病防除の新戦力として期待を集めている。
【ミラビスフロアブルの特長】本剤は新規成分アデピディンを含むSDHI系統の殺菌剤。アデピディンはフザリウム属菌・ミクロドキュウム゙ニバーレ菌由来の赤かび病に対して極めて優れた効果を示す。また、高品質な穂の仕上がりが期待できる「美穂効果」を有している。同社では「ミラビスフロアブルは新しさと強さ、そしてスタミナを兼ね備え、小麦・大麦の赤かび病防除においてローテーションの新戦力として貢献します」としている。
【新・優・強のミラビスフロアブル】▽「新しく」=新規系統SDHI▽「優れた」=赤かび病の原因菌に独自の優れた殺菌力▽「強さを」=雨に強く、効果が安定。

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